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猫犬  作者: アホ
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それは地球自身にも意外なことだった。

彼は自転および公転をやめてから少しずつ気持ち悪くなった。

「おぇぇ」

無闇に回転を続けたあとで目が回る感覚を覚えているでしょう?

まさにそんな感覚が地球に訪れていた。

地球の様子がおかしいことは異星人たちにも気づかれていた。

「俺はいったいどうなってしまうのだろう。」

気分の悪さはなかなか回復しなかった。

10日後にある変化があった。

地球はもはや地球ではなくなっていた。

彼は球地という新しい惑星に生まれ変わったのだった。


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