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猫犬  作者: アホ
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遠くから猫のような姿が近づいてくる。

近づくほど猫であるということがはっきりしてくる。

猫は無言で近づく。

誰何する鳴き声もどこかで起こったがそれは無視された。

無言猫の歩みは続く。

それが猫のような犬、猫犬であることは誰にも分からなかったため、不愛想な猫が通り過ぎたという記憶が猫たちに残っただけだった。

温暖化した8月の暑い日の出来事で、細かいことを考える猫はいなかった。

猫犬も自分の正体について特に知って欲しいという気持ちは無かった。



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