表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

始まりより前の始まりから

アザーストーリーとなっていますが、肝心の本編は載せませんし皆さま知らないです笑 

これだけで普通の話として成り立つと思います。

超のんびり更新です、よろしくお願いいたします。

 前日譚ーーーチヅルが日本からサリナス国に飛ばされ、第二王子であるデルトディードと結ばれた。

 その後、双子の兄妹オリヴィアとルーカスが誕生する。

 ルーカスは、国王の資格はなかったがやむ無くファルスの次の国王となり、オリヴィアは子どもはいなかったが結婚し穏やかな生活を送った。

 ーーー彼らがもし、日本にいたのなら。


******************


 デルトディードはとある商社で働いていた。

 入社して5年目。

 そして今年も新入社員が入ってくる。


 しかしデルトディード、愛称はディードの興味は正直彼ら彼女らにはない。

 目下のところ彼の視線は入社2年目、ようやく先輩になろうという折原千鶴(オリハラチヅル)にある。


 チヅルは一見目立たない女性だが、どこか可憐な雰囲気があり、ある一定の男の目を引くタイプの女性だ。

 ディードは見事にそこに引っかかっているが、1年間、何も進展なし。

 もしかしたら、チヅルはディードの存在すら認識していないかもしれない。

 そこそこ大きな会社なので。


 今日も今日とて、ディードはちらちらとチヅルを見やる。

 チヅルは真っ直ぐに新入社員のほうを向いていて、目が合うことはない。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ