3話
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しばらく歩き生徒会室の前まで来たところで、オレはある異変に気づいた。それは、生徒会室から微かに聞こえる女子の声だ。
やな予感しかしなかった。もしかしたら生徒会メンバーにまだ女子がいるのかもしれない。そんな不安が過ぎる。
生徒会室に入ってからだと遅いと思い、桜木に聞いた。
「生徒会メンバーって女子いるのか?」
「いるも何も全員女子だけれど?」
「…ん?今なんて?」
聞き間違えたと思い、オレはもう一度聞いた。というか、聞き間違えだよね?ね?
「生徒会メンバーは全員女子と言ったけれど」
しかし、オレの聞き間違えではなった。
ただでさえ桜木と会話するのに苦戦してるのに生徒会メンバー全員女子とか、無理に決まってんだろ…。
「あ!よ、用事思い出した!悪いけど帰るわ」
オレはそう言って、逃げようとした。
「なぜ逃げるの?氷室くん」
「べ、別に逃げてない」
どうやら、桜木はオレが逃げようとしている様に見えてるからしい。まぁ、実際そうなんだか……
そんなことを考えていると、桜木はため息をつきながらこう言った。
「氷室くんあなた、女子嫌いでしょ?」
「……まぁ、確かに嫌いだけど。ていうかそんなに女子嫌いなオーラ出てましたか?」
「えぇ、充分に出てたわ」
「ど……どの辺が?」
思い当たる点がないといえば嘘になるが、そこまで毛嫌いした覚えはない。
「私との会話が壊滅級に下手な所かしら」
「うぅ…」
結構刺さる言葉を言われた。
オレそんなに会話下手だったのか。
まぁ、ちょっとは自覚あったけど…
「それと…」
「まだあるのか…」
と、小声で言っていると、桜木の口から思いがけない言葉をが出てきた。
「あなたが女たらしじゃない所かしら」
「いや、女たらしじゃないからって嫌いってわけじゃないと思うけどな」
「そう?男子なんて全員女たらしの性欲の塊だと思ってるけど。」
「いやいやいや、男子への偏見酷すぎるだろ!」
桜木は男子をそんな目でみていたのかよ。だから自ら挨拶しないし、会話もしないのか…
桜木が男子と全く喋らない理由が分かった気がした。
「あなたほどではないと思うけれど」
「どうゆう事だ?」
さすがにオレはそこまで酷い偏見は持ってない。
「じゃあ聞くけど、氷室くんは女子の事をどう見てるのかしら?」
「そう言われてもなぁ…」
オレは髪の後ろをかきながら考えた。
そもそも約一年くらい女子と関わって無いからな…
最後に関わっていた中学生の時の記憶を呼び覚ました。
そしてオレは、過去の経験を思い出し、こう言った。
「トラウマ製造機」
「あなた…人のこと言えないわよ?」
大して変わらないらしい。
え?そんなにおかしいのか?桜木の偏見も酷かったが、どうやらオレの偏見も酷いらしい。
「とりあえず生徒会室には来てもらうわよ」
「え?だからこれから用事があ…」
「用事なんてないでしょ?女子がいるから行きたくないだけだと思うけれど違う?」
「あ…えーと…」
オレの嘘はとっくにバレていたらしい。
「行くわよ」
ここからどう言い訳しても逃れられそうにないと思い、仕方なくオレは生徒会室に入ることにした。
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桜木は生徒会室の戸をガラリと開けた。
目の前には、机の上に本や資料のようなものなどが山のように積まれてあった。
奥には少し大きい四角形の机が置いてあり、生徒会の各役職名が乗っている指名票が置かれていた。
そして、次にオレの目に入ったのは、その机に座って仕事をしていた3人の少女たちだった。
その3人の姿は桜木に負けず劣らず、美少女だった。
3人は桜木とオレの存在に気づくと、作業をしながら、こちらを向いた。
「みんな、ちょっと話を聞いてくれるかしら?」
桜木がそう言うと、その3人は完全に手を止め、桜木に耳を傾けた。
「この間言っていた新しい生徒会メンバーを連れてきたわ」
桜木はこちらに目をやり、オレは軽くお辞儀をして「ど…どうも」と小声言った。
「本当に連れてきたのね、華」
3人の内の1人が嫌悪な表情を浮かべながらそう言った。
「何か問題あったかしら?」
「いや…だって男子よ!しかも頭良い男子ならともかく、なんでこんな聞いた事も見たことも無い腑抜けてそうな奴なのよ!」
めちゃくちゃ言ってくれるなーこいつ……
しかし、オレもそこは疑問に思っていた。なぜ桜木は全く取り柄のないオレを生徒会に誘ったのか。まぁ、それを知るために生徒会室に来たんだか……
「そう言うと思ったわ。じゃあまず、私が彼を誘った理由を話すわ」
桜木はそう言って、生徒会長と書いてある指名票の席に座り話し始めた。
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次回はヒロインが主人公の真相に迫って行きます!




