また召喚かよめんどくせーなぁ
目の前には王女らしき人物そして見たことある神殿もしかしてここ・・・・・
[ようこそいらっしゃいました勇者様。やはり数が多いですね。]
ヨッシャーやっぱり戻ってきたー!!
そう言えばあれから何年経ったのかな。
ヘルプ、今何年後
マスターが帰還されてから1万年は経っています。
マジか。まぁ神帝国は残っているみたいだしいいや。
「勇者様方全員で何名居るか確認出来るでしょうか。」
そこでだが僕達はクラスで召喚されたのだ。所謂クラス召喚ってやつだ。
「ちょっと待ってください勇者ってどういうことですか。」
担任の福島だ。
「えーとここは勇者様のいた世界とは違う世界です。そして私達の世界に危機が迫って来たため古来からの方法異世界強化勇者召喚を行うことにしました。申し訳ありませんが私達にはこのような方法しか取ることができませんでした。でもその危機を助けて下されば送還魔法が働いて勇者様方が元の世界に帰ることが出来ます。」
「そ、その危機って何ですかやっぱり魔王かなんかでしょうか。」
これはクラス1のモテ男で運動も勉強も出来る最強の人間高嶺陽太だ。だがラノベオタクなのが玉に瑕だな、なんでこんなに知ってるかって幼馴染なんだよ。このクラスにあと3人いるけどな
「はい、その通りですよ、勇者様。勇者様には人類に危機を及ぼす魔王軍を倒して欲しいのです。」
「ちょっと待ってよ。私達何の力も持って無いのだけど。」
こいつはもう一人の幼馴染蒼井若菜だ。クラス委員をやっている。
「その点は大丈夫です異世界から来た方々には必ずと言っていい程特殊な力が備えられています。何の力を持たないからと言って追い出すことはしませんので安心してください。」
ふむふむ、無能を追い出すテンプレはないのか。じゃあ弱く見せても意味ないか。
「それでは勇者様方ステータスオープンと唱えてください。目の前に何か浮かんで来ると思います。」