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21 3日目 - 午後(4)

クリックありがとうございます(*ゝω・)ノ アリガ㌧♪

久しぶりの昼にお話をアップしたひとりぼっちの桜ですww


では今回は短いですがどうぞご覧くださいませ~♪



 うろたえて今にもテラスから身を乗り出すようにしているマリアンヌ、そしてそれを止めようとしているムンガルたちの眼下。

 観客達の声援に答えるのも忘れて、手に握られた魔道具を不思議そうに眺める男がいた。


 ラムゼス、彼はいぶかしげに口にする。


「不思議だ」


 今日は不思議なぐらい魔道具が手になじむ。

 さっき咄嗟とっさに使ってみたが思ったとおり扱えた。


「こんな感覚は何年ぶりだ?」


 確かにマリアンヌの読み通り、ラムゼスは魔道具が使えなかった。

 正直言うと、マリアンヌの魔道具交換の申し出も、どうやったら試合の結果に関係なく受けれるか真剣に考えたほどに。

 それほどまでに、絶望的なほど”使えなかった”のだ。


 いや、正確に言うとつい”先ほどまで使えなかった”はずだった。


 まるで泥の中で体を動かしているような、ねっとりとした、そんな気持ちの悪い感覚。それもここ数日どんどんと泥は重く纏わりついていった。

 そしてその重量は本戦が始まる午前中にピークに達した。

 最早、魔道具の発動も出来る気がしない。


 そこでラムゼスは1つの決断をした。

 魔道具は諦めていつも使い慣れた剣を使うことにしたのだ。


 もちろん魔道具を使わないだけで持たないわけではない。

 午前中に行われた本戦の試合、いかに八百長やおちょうを行うとはいえ、他3人が魔道具を持っているのに自分だけ持たないなんて出来るわけもなく持つだけ持っていた、そして怪しまれないような戦い方を選んで行った。


 そこまで切羽詰った状況だったのだ。

 しかし、今はどうだろう。


「軽い」


 それはナイフ自体の重さではなく、魔道具を使用した時の重さ、燃費。

 元々ラムゼスはこの魔道具は燃費のよさが気に入っていたが、ここ最近は一度使っただけでも異常なまでに疲れた。

 連続しようなど命がいくつあっても持たない、そう思っていた。

 しかし今なら何十、何百でも連続使用が出来ると核心が持てる。


 何が起こったのかは今のラムゼスには分からない。

 でもこれだけは言える。


「これで万に一も負ける気がしなくなった」


 この謎は、試合が終わった後にでもあいつらに聞けばいい。


 そう心の中で呟くと再びラムゼスは魔道具を強く握ったのであった。



閲覧ありがとうございました))p∀`o)^☆




やりましたよ!

28回でペネロペ3枚ゲットです(^o^)!最小失点ですんだぁ(ノ*゜v゜)ノ

これで放っておいてもイベント終了時にはプラス2枚手に入って4凸確定です♪ガーリッシュナンバー的に言うのであれば、「ガハハ!勝ったな!」って気分です(笑)

そして皆さん遂にコラボの情報が運営から来ましたよ~い!12月01日からです(∩´∀`)∩


コラボする相手は


………


戦場のヴァルキュリアでした( ◢д◣)


うん。スルーしようかな。

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