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08 2日目 - 午前(1)

クリックありがとうございます(*ゝω・)ノ アリガ㌧♪


最近オリンピックと深夜アニメによって寝不足気味のひとりぼっちの桜ですw

いや~今ちょうどテレビでやってますが、卓球とかあんまり興味なかったから見たこと無かったけど、これ凄い競技ですね(◎o◎)!

中国の馬龍選手、強ぇぇぇぇ(笑)水谷選手ガンバ!!



今回は短いので初見さんでも読みやすいと思います。

もし気に入って頂けたなら、よかったでいいので最初から読んでもらえると嬉しいです(^^♪


ではどうぞ~~♫



 その日、カーナは朝から地下にいた。


 足音すら飲み込まれそうな黒く塗りつくされた階段の先

 朝なら太陽の光が恋しくなるのが人間の常だというのにカーナは暗闇の中、静かに手に持つ灯篭をかざしていた。

 ゆらゆらと揺れる炎が自身の赤い髪の毛同様、視線の先を妖しく赤く照らす。


「………」


 まず照らすのは階段を下りて迷宮となっている通路の中腹辺り。

 立ち止まって見上げるカーナ、目を細める。

 出発前にあった蜘蛛の巣、その数4個はその姿を変えず綺麗な網目模様をこちらに向かって見下ろしていた。


 無表情で軽く頷くカーナ

 しかしそこには不自然な事に巣はあれど蜘蛛の姿は無かった。

 当たり前だ、マリアンヌが通るかもしれない場所に蜘蛛など居た日にはマリアンヌがこの屋敷ごと燃やせと指示しかねないからだ。


 つまりこの蜘蛛の巣こそカーナが仕掛けた1つ目の罠。

 もしここを囚人達が通ったのなら蜘蛛の巣が破れている、という算段。

 蜘蛛が居ないのは、わざと出発前、蜘蛛を数匹放って巣を作らせ、任務完了を見届けるや否やお役御免と1匹残らずその手で握り殺したから。


 数はちゃんと放つ前と後で誤差は無かったから大丈夫のはず。

 だからマリアンヌがいつまたここに来ても大丈夫!


 …繁殖してなければね


「よし、ここは大丈夫」


 用無しになった蜘蛛の巣を手で払い除け再び歩く。

 そして終着点である扉の前に着くと、そっと次は膝を折る。

 レンガの冷たい温度が膝から伝わるかたわら、三日月峠に出発前、足元に大量に撒き散らした石灰に灯篭をかざした。


 足先に広がる白い海に波風は1つとて立っていない。

 足跡が無いのをしっかりと確認。


「フフ、念には念を入れておいてよかった」


 そして最後にゆっくりと音を立てないようにドアノブ部分に手をかけて軽く回す。

 手首が90度ほど回った頃にカチッという鍵の閉まっている音を確認。

 ここまで鍵がかかっていたことを心から安堵したのは過去1度も無いなと苦笑した。


「私の言いつけを守って外に出たということは無いようですね」


 旧アンジェラの屋敷

 囚人たちは間違いなくこの部屋を出てはいない。

 そう確信したカーナは地下の迷宮で安堵の息を吐く。


「念のために色々と細工をしておいてよかった。もし、やつらが外に出て何か問題を起こそうものなら、それはそのままマリアンヌ様に火の粉として降りかかってしまう所だった」


 昔、父に教わったサバイバル訓練の知識がこんな所で役立つとは思わなかった。

 まぁ主に敵が逃げ込んだ先に潜伏しているか確認するための知識なのだが

 教わった時はこんな使い方をするための知識だとは考えなかったな…


「だが、もしもあいつらが出ていたのなら」


 その先は安易に誰でも想像できる内容

 カーナはその言葉を呟きながら、かつての鉄臭い牢獄部屋から文明レベルが格段に上がった部屋へと足を踏み入れるのであった。



「皆さんお久しぶりです、ただいま帰りました」



閲覧ありがとうございました(*^_^*)


私は主に就寝前に小説を書くのですが、最近はペンが止まりませんw

ノリと勢い重視の私としてはいい傾向です。ヤッ─ヾ(○´0`)ノ─ッホー

ただ問題が…


ペンが止まらないの…


3日目なんですよね(笑)

私、書きたい所から書くからな~。

3日目はすでに20ページオーバー、一方2日目は…今回の合わせてまだ6ページ


う~~~ん(・´ω`・)ノ ゜

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