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02 1日目 - 午前(1)

クリックありがとうございます♪. ヽ(^◇^*)/

ここ1ヶ月ドコモとAmazonからしかメールが来なかったひとりぼっちの桜ですw

べ、別に、泣いて、、、ない、もん(´;ω;`)ブワッ


前回の章を見直していてふと、毎回のお話が長いなと改めて思いました(+_+)

まぁ思い返してみれば基本的に原稿用紙10ページぐらいが普通でやってきたので流石に無いな、と反省ですw

ていう事で今回の章の目標は、切れる所ではピシッと切るです!とか言いながらまた20ページ越えのお話がきたら許してね(笑)


では、どうぞ~(T_T)/~~~



 今さら語るのもなんだが、われは自分の部屋のレイアウトには相当こだわっている。

 それは部屋自身もわれの一部と考えているからに他ならない、つまり一流で揃える必要があり、中途半端な妥協した物を置くことなど出来ようわけも無いということだ。


 世界各地から集め、こだわり尽くした家具たち

 素人目には内装の全てが黒色に見える中にも、光の当たり具合で色彩を淡い黒や、鮮やかな黒と多種多様に用意している。


 ちなみに既存品で納得できなければ特注で作らせる。

 納得できなければ職人は即、牢獄送り。

 今まで何人の能無し共に、牢屋への片道切符を言い渡したことか…。


 だがその成果は確実に実を結んだ。

 もはやここは我の(われ)の桃源郷と言い換えても差し障り無い空間。

 それは小物1つに至るまで全てを例外なくこだわった。


 われの納得いった物だけがこの場に在中する居住権を得るのだ。

 だがそんな理想郷とも呼べる我が空間に、現在、異物とも呼べる侵略者到来していた。


 さながら地獄の門の左右に置かれても違和感1つまったく無く居座れそうなそいつは、暑苦しそうな声で言った。


「昨夜、我々の帰還は夜遅かったにも関わらず、パレードに集まった人数は圧巻でしたな!このムンガルまだまぶたの裏に映像が焼きついて感動が引きませぬ!」


 でかいオブジェだと思えば部屋とのコントラスト的に

 …いや、やっぱり無いな。


 前から思っていたが、こいつはなぜこんなに無駄にデカイんだ?

 先祖が巨大クマか何かなのか?

 そして先祖の御霊みたまを自分に憑依させている。

 まぁ、何のために?って思うが、そうだとしたら幾分納得は出来る。



 寝起きも間もない時間に部屋に低音ボイスが巨大に響く

 ドアの前で佇むカーナもそっと耳を塞いだ

 感涙を乗せた言葉、マリアンヌは別に嬉しくないと額に軽く手をあてがう。


「そうだな、盛大だったな、門からここまで来るのに4時間だもんな」


 ダイアル城塞の崩壊時に大臣の部下にやれと命令したわれが言うのもなんだが、本当に帰ってきてプルートの外門を越えた瞬間パレードがあるとは思わなかった。


 城下町の両脇にズラーと並ぶ民、民、民

 まるで昼かと見間違えるほどの明り

 騒音の如き五月蝿い声援


 そして何でそんな命令を言ってしまったのか?と、昨夜すぐにでも風呂に入ってご飯を食べて眠りにつきたかったわれは馬車から軽く手を振る傍ら、過去の自分を恨んだ。


「そう言えば、そのことでお前に聞きたいことがあったのだ」


 はい、なんでしょう? と少し身構えるムンガル。

 マリアンヌは昨夜の凱旋パレードを思い出して眉間にシワを寄せる。


「あの時、集まった奴らなのだが、われと目を合わさぬような気がしたのだが…」

「気のせいではありませんか? すぐ側にいた我々に対してそのようなことは無かったですよ。 まぁ、よしんばあったとしても、それはマリアンヌ皇女殿下と目を合わせることが恐れ多かった、ということでは」

「いや、恐れ多い…っていうか、単純に恐れている感じに見えたのだが、、子供の手を振る仕草なんてやらされている感が凄かったぞ」

「マリアンヌ様!それこそ気のせいです! マリアンヌ様は奪われたダイアル城塞をたった数日で奪い返した、プルートの英雄と言っても差し障りありません!恐れる所があろうはずも無い!」


 頼んでいないカーナからの援護射撃。

 何かそう言われるとそんな気がしてくるから不思議なもので、昨夜の凱旋も記憶の補正がかかったように晴れ晴れしたものに思えてきた。


 でもな…なんか腑に落ちないんだよな。

 まぁいいか、この問題がすぐどうこうわれに関わるということでもあるまいし。


「で、用は何だ?」


 ん?という素っ頓狂な顔で返答するムンガル。

 えっ!とマリアンヌの眠気眼ねむけまなこが、丸く、大きく、開かれた。


「お前、何っ!?昨夜の感想を言うためだけにこんな朝早くから来たのか!常識考えろよ! 今、何時だと思っているんだ!?」

「え…と、9時ですな」

「自信満々に言うな!われは昼からしか活動できない身体なのだぞ」

「ハッハッハ!まったくマリアンヌ様はご冗談が上手いですな!」

「いやいや!本当に!」

「ハッハッハ!」

「いやいやいやいや、冗談じゃなくて!」


 ………


「もう、、、用が無いなら帰れ。カーナ、ムンガル将軍がお帰りだぞ」

「はい、喜んで♪ 今すぐドアを開けます、送りの衛兵呼びます」

「ハッハッハ、用ならもちろんありますぞ!」


 じゃあ先に言えよ!


 ムンガルは自身の巨体に隠れていた腰の裏側から錫杖を取り出した。


「これですが、本当に私が持っていてよいのですか?」


 それは10英雄が先の戦いで用いていた魔道具。

 錫杖の先端に取り付けられた大量の丸いリングがシャリンシャリンと涼しげな音を奏でる。

 その音はまるで飼い主を失った動物の鳴き声のようでもあった。

 マリアンヌはそれを鼻であざ笑うと言った。


「と言うと?」

「我々が魔道具を手に入れた際はまず皇帝陛下に謙譲いたします。 そしてその後、皇帝陛下より褒美という形で魔道具を進呈されることがある物、それが魔道具です。 しかし皇族の方、もしくは皇族の方が率いる軍が手に入れた場合は例外です、その所有権は皇帝陛下を通さず直接的にその皇族の方にあります。これは暗黙の了解です、にも関わらずこのムンガルが魔道具を持っていてもいいのでしょうか?」


 下から差し出されるように見上げる魔道具。

 マリアンヌはそれに目をやると、忌々しそうに顔を背けた。


「そんなやつがわれの近くにいたら五月蝿くて眠れぬ」

「五月蝿…い、ですかな? 耳を澄ましてみても結構無音な感じなのですが」

「お前にはこの苦悩は一生分からぬわ」


 マリアンヌは己の苦悩を一切隠そうともせずに額に手を当てがい首を左右に振る。


「お前の部下3人も資質が無かったし、使い道の無いガラクタよ。そういった理由から、どうせお前も使えぬであろうがしばらくはお前が保管しておけ」

「それはぜんぜん構いませんが、なぜ私がこれを使えぬことをご存知で」


 この言い方、こいつ昨日帰ってからここに来るまでで何回か使えるかひっそりと試したな?


「ふふっ」


 そう考えるとこのデカブツも、少しはかわいく見えてくるものよ。


 細い肩で1つ息を吐く。


「相性が悪いのだ、気にするな。 いつか、お前に合う魔道具を見つけてやる。なに、われがその気になればそう時間もかかるまい」


 急な申し出に驚きを隠せないムンガル、どこか複雑そうに言った。


「あ、ありがとうございますマリアンヌ様。 あっ、そう言えば左大臣からの言伝があったのでした」

「そっちのほうが本題だろ。 で?」

「皇帝陛下が午後からマリアンヌ様にお会いしたいそうです」

「皇帝との謁見えっけんは明日の予定ではなかったか?」

「左大臣からの言伝ことづてでは、皇帝陛下が急遽会いたいと言われているそうです。よほど愛娘であるマリアンヌ様に会いたかったのでしょうな」

「どうだかな」


 マリアンヌの冷めた言葉は雄弁に語っていた。


 父である皇帝が自分のことをどう思っているのかを



閲覧ありがとうございました!(^・^)


今回からサブタイトルに1日目とか入っているのですが皆さん気づきましたか?

これが後々、面白くなる花になればと思って私がまいている種ですw

うまく花開けばいいな~(^_^.)

では、また次回お会いしましょう(@^^)/~~~




更新がストップして1ヶ月あまり、皆さんを心配させてしまいましたかね?

まぁ、心配してくれる人がいてくれると嬉しいのですが…


実は私はこの1ヶ月、寝る前にあるPCゲームで文章能力を鍛えていたのですよ!

ええ、全ては皆さんに喜んでもらえる文章を書くためだったのです!

今回からのお話で皆さんにちょっとでもその成果が伝わればと私の努力も報われ……ん?


えっ!?

PCゲームのタイトルですか!?


え~と、それは……何て言うか~ノーコメントって言うか…(¬д¬;)


えっ、言わなきゃダメ!?


………(¬д¬;)



「へんし~ん!パンツになってクンクンペロペロ」です(¬д¬;)


いやっ!違うよ!

皆さんそんな目で私を見ないで! ((“(゜Д゜;)”))


タイトルからは想像できないでしょうが純文学です! ええ!(T0T)

ひとりぼっちの桜は自分自身の教養と文才を高めるために購入を決意したのです! ええ!(T△T)

そして清い目と心で、一心不乱にプレイしましたよ! ええ!(T□T)

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