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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第4章】 初陣!三日月峠の戦い
59/392

28 下ごしらえ

毎度クリックありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ

先ほどパソコン画面を見て衝撃を受け、息が止まるかと思ったひとりぼっちの桜ですww

何を見たかと言うと…それは後書きにて(-_-;)


では、どうぞご覧ください



 こんなに充実しているのは初めてだ

 1つのことをやり遂げるというのはこんなにも心を満たしてくれるのか

 人の断末魔だんまつまが重なると、こんなにも美しい音を奏でて耳障りがいいのか


「今まで経験が無かったがこれは病みつきなる」


 あと何回、この喜びを感じることが出来るのだろうか?

 10?

 それとも20?

 われの年齢と残りの寿命を考えると40回ぐらいか?


 足らない

 全然足らない


 もっとだ、、、

 もっとよこせ


 いや、叶わぬ夢では無いな

 なぜなら…


「人なんてこの世に吐いて捨てるほどいるのだから」



             ×             ×



 視界の大半を占める土煙

 その奥からは火が燃えているのが分かる

 城内にあった油が引火したのだろう

 いかに下が川の水によって水浸しであったとしても、その上にガレキが大量にあることで火の勢いはしばらく収まりそうに無かった


 ――キュルゥゥゥ~~~


 漂い流れてくるにおいに誘われて今日1番のお腹の音が鳴った

 青空の下、マリアンヌは力なく足元に視線を落とす


「あ~腹が減ったな」


 その発言の意味はもちろん単純にお腹が減ったという意味であった

 人とはいえ、肉の香ばしく焼けるにおいは空腹のマリアンヌにとってはヨダレがでるほど甘美なにおい

 鼻孔を刺激して空腹を忘れていた胃が再び鳴き声をあげる


 ――キュルゥゥゥ~~~


 だがそれを聞いていた兵士達はこの発言をどう捉えただろうか?

 とりわけマリアンヌが皇族であることから、今までは目立たぬようにマリアンヌの護衛兼、戦いの経過を報告する大臣直轄ちょっかつの兵士50ほどにとっては、この発言は衝撃的であった


 大量に積みあがったガレキに横たわる無残な敵兵の死体を見ながら言った言葉

 全員思った”マリアンヌは人の肉を食べるたいのか!?”と


 50人ほどの視線を知ってか知らずかマリアンヌは1人の男を指差すと、手の平を下に向けてクイクイと曲げる。

 指された兵士は周りよりも若い青年だった

 驚き目を大きくしながら上擦った声をあげる


「はっ!?はいっ!!」


 兵士は「なぜ50人もいるのに底辺の階級の俺がっ!?」と思いながらも鎧の音をガチャガチャと鳴らせながらやってきた。

 そして戸惑いながらもひざまずいてこうべをたれる


「な、なな、何か?」

「お前たちはもうプルートに帰ってよいぞ」

「い、いえ!そうはいきやせん!」


 いきやせん?

 このたどたどしい言葉遣いに痛々しい焦りかた、どこかで…?


「わ、我らは!あなたさん様を守るために大臣様直属の部隊で、であるからして!いかなる事態かあろうがあなた様から離れるわけには―」


 うぜぇこいつ

 違うやつ呼べばよかった


 マリアンヌはわざとらしくため息をついてもう1人の兵士を呼ぶ

 次にやってきた兵士は落ち着いていた


「マリアンヌ皇女殿下、何か御用ですか?」


 よかったぁ~今度のはまともだ


「お前ら帰れ」

「いえ、そういうわけには」

われを守らなければならないからだろ?そこのど素人に聞いた。 しかしこの現状でどう我に危険が及ぶ?考えても見ろ、ここから這い出てくるのはゾンビぐらいだ」

「しかし…」

「我らも直帰る、さしたる時間の差は無い。お前たちに責は負わさぬ、それにお前たちにはやってもらいたい仕事があるのだ」

「仕事ですか?」

「ダイアル城塞がこうなった以上、もはやここ三日月峠は戦線にはならない、だからそのことを大臣にいち早く報告してもらいたい。 今後、最前線をどうするのかについて、第二のダイアル城塞をどこに置くかを考えさせる。これは時間との勝負だ、アトラス軍に遅れを取るわけにはいかない。だから先に帰れと言っているのだ」

「なるほど…」

「あと一番大切な事」


 分かるだろ?と目で語りかけ、マリアンヌは視界をさえぎる前髪をサッと払うと兵士の耳元で口を開く


われが帰還した際のパレードを計画するように伝えておけ♪」


 急にマリアンヌから出たとぼけたような口ぶりに呼びつけられた兵士の緊張感も少し和らいだ。

 そして少し微笑むと納得するように頭を下げる


「了解しました。それでは我らは一足先にプルートに帰還いたします。皇女殿下もどうかお早いお帰りを」

「ああ」



 去っていく50ほどの一団

 マリアンヌは兵たちと十分な距離が空いたことを確認するとうつむき、嬉しそうに口を変化させた。

 小さく、誰も聞こえぬほどの声で呟く


「準備完了」


 そうこうしている内に煙で充満した前方の視界がひらけていった

 そしてマリアンヌが待ちに待った報告が届いた


「マリアンヌ様、発見しました! まだ生存しています!」


 ガレキの中に送ったプルートの兵の1人がそう声をあげた


「本当か!?」

「はい!」


 正直、言うと期待薄であった。

 この惨劇の中”やつ”の息がまだある可能性なんて0に近いと分かってはいた

 でも、それでも奇跡を信じて火が少し落ち着き始めたら、見張りの50人を返す前にムンガルの部下達を集めてある指示を出した

 それが実を結んだ


「よし!カーナ急いでゆくぞ、ムンガル付いて来い」

「はい!どこまででも!」

「………」


 カーナとは正反対にムンガルは黙って重い腰を持ち上げる

 そしてその顔はどこか思い詰めたような表情であった



閲覧ありがとうございました(^^)


前書きの続きなのですが、私は基本的にこのサイトを利用する際に


【小説家になろう】⇒【トップ画面からログイン】⇒【そこからホーム画面】


っていう順路を辿っているのですが

つい1時間ほど前、トップ画面でふと何気なしに”自分の作品”を検索してみたんです。検索で【魔女と呼ばれた少女】

すると…とんでもないことに気付いたのです(゜◇゜)


なんと!同じタイトルの作品があったのです!!

正直、「ハッ?(ー△ー;)」ってなりました

心臓が止まるかと思ったですよ(>_<)


クリックしてみるとまったく違う内容、ホっとしたのもつかの間、「これ、マズくね?」って私は思いました。


しかもマズイことにあちらのほうが私より2ヶ月ほど早く第1話目をあげてらっしゃったのですよ、つまり何か言われた際、こちらのほうが非常に分が悪い

こちらが先に第1話をあげていたなら特に気にはしなかったのですが…


まぁジャンルがまるで違うのでそんなに気にしなくてもいいのかなと思いながらも、やはり同じタイトルは…(゜A゜;)


タイトルを変えようにも、この名前に多少の愛着もあるし、なにより、いきなりタイトルが変えると見ていただけている皆さんが混乱するかもしれない


パソコン画面の前で途方に暮れていた私

ふとその時、目の前のランキング1位【無職転生 -異世界行ったら本気だす-】を見て妙案を思いついたですよ!


「そうだ!サブタイトルを付ければいいじゃない!」


しかも【ランキングを見る】を押してみたら案外 ~○○○~ みたいのが多いんですよ!

流行ってるのか?


まぁ、それは置いといて、これなら同一タイトルにならないし「違うタイトルです!」って言い逃れ…じゃなかった、言い通せる(゜ー゜;

見ている皆さんもあんまり混乱しなさそうですしね♪♪


完成図としては…


魔女と呼ばれた少女 ~○○○○○~


って感じで○の中に入るイメージです


幸いまだ運営などは何も言ってきてないし、やるならすぐですよ!

そこでいくつか候補を考えてみました、私の感想と共にどうぞ



一度、少女は全てを失った ← (…まぁ、悪くないな)

血塗られた歴史 ← (こんなサブタイトルの作品見たいか?)

成り上がるまで負けてなるものか! ← (無職転生を参考に主人公視点のサブタイ)

少女は死体の山で1人笑う ← (いやいやいや!しっくりくるけど、これはさすがに…)

忠義と裏切りの物語 ← (理由は分からないけど、なんかパッとしないな)

独裁者が主人公でもいいじゃないか! ← (これちょっと面白い)

魔女はこうして生まれた ← (興味が沸くサブタイだね)



とりあえずこの中から選ぼうと思っているのですが、どうしたものか…


次回アップ時に変更しようと思うので、その時までに皆さんどれになるか予想しておいてくださいね~。

では、また(^^)/~~~


PS、どうか次のアップまでに運営などから何も言われませんように(◇*_¨*)φ゜+o

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