14 どちらを追うのかという選択
クリックありがとうございます♪私のお腹の調子を整えるのに必要なもの…それは【エビオス錠と新ビオフェルミンS錠】の同時飲みだったと理解したひとりぼっちの桜ですw
皆さん、遂に私は辿り着きました...( = =) トオイメ。。長かった、、ヨーグルト、ヤクルト、他の整腸剤など、色々と試しました。そして私は辿り着いたのです(^O^)!私のお腹にはエビオス錠とビオフェルミンが良い!ってねw
正直、エビオス錠は1回10錠飲むとかいうちょっとキツイものもありますがwそれでも今までお腹が弱かった自分としてはこの2つの整腸剤を組み合わせて飲んだらとんでもなく効いたのは青天の霹靂でございます('◇')ゞ皆さんも中々、自分のお腹に合うもの無いな~(>_<)って思ってらっしゃるなら諦めずに色々試すことをオススメします。そうすればいつかあなただけの製品に巡り合えるはず!
では今回のお話もどうぞお楽しみくださいませ~♪
背景、マリアンヌ様。
私が近衛騎士に就任してから数時間経過しましたが、
お元気ですか?
我が神であるマリアンヌ様が少しでも笑顔でいて頂けるなら私は嬉しいです。
因みに私はと申しますと、すこぶる体調が悪いです。
主に心の調子が。
早く帰りたいです。
でもどうやら私はまだ帰れないようです。
………。
私が悪いんじゃないんです!
本当なんです!
運命が私を帰そうとしないんです!
あるいは星の巡り合せのせいかもしれません!
何にしても私は悪くないです!
「おい!カーナ!」
「えっ!?あ、はい」
「聞いているのか?集中しろ」
聞いて無いよ、クルウェイさん。
と言うか聞きたく無いよ、クルウェイさんまである。
私は帰りたいんですよ。
「全員、魔道具は持っているな?」
近衛全員が頷く。
ここで「持っていない」と言えば帰れるかな~?無理だよね、と思いながらカーナは渋々頷く。
「これから我々はプロフェン様を救出に向かうが、途中に賊が出てきて自分たちの進行を妨げてきた場合は問答無用で殺していい」
「賊は生け捕りじゃなくていいのか?クルウェイ」
「無用だフミナガ。最優先されるのはプロフェン様の安全だ、賊の事よりもプロフェン様を助ける事を優先させろ。カーナ、君にはプロフェン様の救出を頼む。プロフェン様を発見したら指示を出すので、その魔道具を持って救出しろ」
私の魔道具で救出?
「………」
あ~なるほど。
もしもそのプロフェン?とかいう皇族が賊に捕まっている、または人質に取られていた場合は私の魔道具で一気に距離をつめて助け出せと。
だから私に付いて来いって言ったのか、クルウェイさん。
そりゃ私の魔道具を使えば目の前から急に消えて賊はビックリするだろうし、隙が出来るだろうから助け出せる可能性が高いだろうけど。
心底、面倒くさいな…。
クルウェイさんが【風】の力を使って何とか頑張って助け出したらいいのに。
本気で迷惑だ。
「カーナ」
「あ、はい。分かりました、了解です」
渋々了解するカーナ。
そんな彼女に苛立ちを覚えながらも横に立っていたグロエが報告に走ってきた兵士に必要な情報を聞いた。
「出発する前に一応聞いておきたいのですが、プロフェン様以外の皇族の方々は大丈夫なのでしょうね?皇帝陛下は?」
「はい、そこは今の所は大丈夫です。プロフェン様の屋敷への襲撃の一報を受けてどの皇族の方々の屋敷も警備を強化しましたし、そもそも賊はプロフェン様の住まれている区画を狙うように襲ってきたので。皇帝陛下に関しては現在王城にてクルウェイ様の部下が護衛しております」
キューリが質問を重ねる。
「クルウェイの部下が皇帝陛下を守っているなら陛下は問題ないであろう。クルウェイ、小娘だけ先行させてプロフェン様の元に行かせたらどうであるか?」
「確かにキューリ卿の言う通りあの驚異的なスピードです、カーナ1人ならここに居る誰よりも早くプロフェン様の元に到着出来ますね」
その事についてはもちろんクルウェイは考えていた。
カーナの足の速さなら、そしてその超加速出来る魔道具を使用したなら、その速度は自分たちの比ではないという事を。
だが、
「…カーナ、一応聞いておくのだが、プロフェン様の住んでいる所は分かるか?」
「分かりません」
「プロフェン様の姿形、顔などは?」
「分かりません」
そりゃ、分からないのに分かるとか言われるよりは100倍マシなのだが…。
ここまで自信満々に分からないと答えられると、クルウェイは反論する気も無くなる。
「最後に1つだけ、皇族が住んでいる区画の場所は分かるかい?」
「あ~~~、なんとなくは?」
「そうか、ありがとう」
何がどう「ありがとう」なのかクルウェイ自体もよく分からないがとりあえず礼を言う。
キューリは悪魔の大盾を背負いながら呆れるように息を吐く。
「小娘、この国に住んでいて何で皇族の事をそんなに知らんのだ?」
「フッ愚問ですね、キューリさん。マリアンヌ様は皇族の住んでいる区画ではなく、皇帝と同じく城の一角に部屋作って住んでいるんだから私が知るわけないじゃないですか」
「威張るでないわ!あと皇帝陛下を呼び捨てはやめろ!陛下を付けろ!陛下を!!」
キューリがカーナに激怒する傍ら、時間が無いのは分かっているが数秒だけクルウェイは考える。
皇族の住んでいる区画が分かるなら、そこまでカーナを超スピードで向かわせて、そこに居るであろう兵士たちにプロフェン様の屋敷の場所を聞けばいいのでは?
いや、でもそこから果たしてこのカーナは皇族であるプロフェン様の屋敷に辿り着けるだろうか?
もしかしたらとんでもない明後日の場所に行ってしまうのでは…。
そんな事になったら目も当てられない。
カーナという人間の身体能力に文句は一切無い。
魔道具も同様である。
つまり本当に必要な時に居ないのが一番困る。
「やめておこう。これ以上の面倒事は御免蒙る」
「どうかされましたか、団長?」
「いいや、全員まずは地上に出るぞ。自分が先行する後を付いて来い」
「「了解」」
そしてクルウェイ先導のもと、カーナと近衛たちは迷う事なく入り組んだ地下監獄を入り口まで駆け上がった。
途中、副監獄長が全力で駆け抜ける近衛たちに声を上げる。
「話は聞いております!壁は開けております!そのまま通過してください!」
「ご苦労!監獄長は遅れて来るだろうから自分たちが通過したら壁を閉じろ!」
「了解しました!」
一団は勢いを緩める事無く建物から外へ。
降り注ぐ光が目蓋に突き刺さる。
久々の地上、太陽の光、大きく深呼吸して肺に空気を入れるカーナ。
「ハ~~空気が美味しい。やっぱり人間は日の光の下で活動すべき生き物ですね♪」
「カーナ、お前ってマイペース過ぎないか?今、国の緊急事態で皇族が襲われてんだぞ?」
「マリアンヌ様は城の中に住んでますから安全なので」
「いや、そういう事じゃなくてよ」
正門へ向かおうとする一行。
その最中、傷だらけの兵士が正門から入って来た。
まるで地面を転げまわったように土埃が身体中に付着している。
何があったのか?
そう思わなくはないが、だが今は襲われたプロフェンの方が優先。
クルウェイたちが無視しようとしたその時、
「お知らせします!サボンが南西の門に現れました!そして突破されました!!」
「「っ!?」」
衝撃。
こんな地下牢獄にわざわざ訪れた元凶。
凶悪犯サボンが目と鼻の先、この地下牢獄から最も近い門から今しがた出て行った。
全員の目がサボンが出て行った門の方向へ向く。
「何をしていたのだ?将軍も複数人居ただろうに、犯罪者ごときに正面突破されるなど何たる体たらくか」
「いえ!キューリ卿、現在門の前には兵士は殆ど居ません!将軍達はプロフェン様の救出へ向かいました!」
「って事は、将軍クラスはみんな皇族の住む区画に集まってるわけか」
「おそらくサボンは脱獄後、ここから一番近い門、南西の門の近くに潜んでいたのでしょう。そして運良く兵が減ったので力ずくで門を突破した。本当に運が良い奴ですね」
フミナガが魔道具である鞘に入った刀、それを地面に突き立てて持ち手部分に顎を乗せながらクルウェイの判断を仰ぐ。
「どうするクルウェイ。プロフェン様を助けに行くか、ここから近いサボンを追うか」
「副団長よぉ、そこは半分に別けるのがベストだろ?今、近衛は6人居んだから3、3でいいだろ」
町の方から喧騒が聞こえてくる。
皇族への襲撃とサボンの脱獄、市民達が混乱状態なのだろう。
一方のカーナ、近衛たちの話に聞き耳を立てながらヒヤリと冷や汗が頬を伝う。
「……どうしよう」
もし私がサボンの追跡犯に任命されたらどうしたらいいんだ?
サボンを脱獄させようとしているのはおそらくマリアンヌ様…だと思う。
という事はサボンを私が捕らえるなんてあっていいわけがない。
そんな事をしてしまったら大目玉いいところだ。
…見つけたとしても見てみぬフリ。
うん、これだな。
何も発見できませんでした、と報告しよう。
でももしも私だけじゃなく、ノズルが言った通り近衛騎士のメンバーを3、3とかで別けられたらどうする?
う~~ん。
ハッ!!そうだ!!
その場合は魔道具を使って全速力でサボンを探して、見つけたら匿おう!
これでサボンがマリアンヌ様と全く関係無かったらお笑い種ですが、…まぁ犯罪者1人ぐらい野に放っても問題ないでしょう。
カラスなんて全員凶悪犯だし。
「うん、これだな。完璧すぎる」
道しるべが無い中の推理がこんなに不安で困難だとは。
まるで深い森、樹海で遭難しているようです。
いつもマリアンヌ様はこんな気持ちで推理をされているのですね。
「偉大な神の思考をまた1つ理解してしまいましたね…」
そもそもサボン捕獲班に自分が選ばれないという可能性など微塵も考えていないカーナ。
今日の自分は頭が回るな、と自画自賛し含み笑う。
そんなカーナとは真逆に、冷静に表情1つ変える事無くクルウェイはサボンが出て行った門の方向から視線を外し、逆の方向にある王城、その奥にある皇族が住む区画の方を見る。
「聞くまでも無いよフミナガ、そして半分に別けるという選択はないなノズル。我々は近衛騎士だ、優先すべきは皇帝陛下、次いで皇族の方々だ。皇帝陛下の無事が確認されている以上、全員でプロフェン様の所に行くぞ」
指針は決まった。
近衛騎士たちと、ホッと胸を撫で下ろすカーナは監獄の正面門を抜けていく。
すると正門の前には複数の馬車が止まっていた。
車輪から車体、細微に至るまで豪華な作りの馬車だ。
まさにプルートが誇る近衛騎士が乗るに相応しい馬車であろう。
複数の馬車、その先頭の手綱を握る御者であろう男が大声で言った。
「近衛の皆様!馬車を用意したしました!ささっ!早くお乗りください!」
だがクルウェイはその提案を即座に拒否した。
「今日は人ごみがいつもより多い。しかもこの混乱だ、中心部はもっと人がごった返しているだろう、走ったほうが速い」
そしてカーナたち近衛に身体の向きを変える。
近衛の赤いマントが大きく翻る。
クルウェイと共に最強を勝ち取った黄金のハルバートが太陽光に反射してキラキラと瞬く。
「これから全員でプロフェン様の救出に向かう。先ほども言ったがプロフェン様救出までは立ち向かってくる賊は殺して構わない。また念のため走りながらも各々が互いにフォローし合える間合いは保て。カーナ、プロフェン様を発見し次第、指示を出すから魔道具を使って全力で保護しろ」
「あぁ…はい」
「保護した後は賊は出来る限り殺すな。背後関係を調べたい」
「「了解」」
クルウェイは足に力を込める。
「では行くぞ…GO!」
閲覧ありがとうございました(__)国の一大事である皇族への襲撃、凶悪犯サボンの捕獲。クルウェイは迷いなく皇族の救援を選びましたが、皆さんならどちらを追う事を選びますか?いや~~不幸というものは重なるものですね(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
ではまた次回お会いしましょう♪(^_^)/~
皆さん遅ればせながらの話題ですが、、ニンダイ見た?(・∀・)ニヤニヤ。
凄かったね、ニンテンドースイッチ2…。
あれだけの機能を付けて5万切るとか…。
しかも転売対策として日本だけ日本限定モデルを発売して、多言語版は2万高い。これで日本で買って外国で売るという転売対策にもバッチリ対応(^^)
確かに外国からは色々言われてるみたいだけどw(日本語出来ないと高いって何だよ!)とかw
でも任天堂は日本の企業なんだから、それぐらいの優遇あっていいと思うのさ。その代わり日本語にしか対応してないモデルだしね。
私は見直したよ...( = =)
任天堂、あれこそ日本企業真の姿だよ。
え?ソニー?PS5はもういいのか?……ハッハッハ!ソニーはもう日本企業じゃないよw
そして私はここに宣言します('◇')!
『私、ひとりぼっちの桜はニンテンドースイッチ2を買い………ます!!!!』
まぁ発売すぐってわけじゃないけどwマリオカート同梱版に興味無いしw
個人的にはゼルダの伝説のブレワイとティアキンが同梱されている特別モデルみたいな感じが出たら即購入を計画していますwほら、私ってゼルダ大好きっ子じゃん??
いや~~スイッチ2楽しみだな~~(^^♪皆も買おうね♪あっ、でも、急いで欲しいからって転売屋のクソ野郎共から買っちゃダメだよ(*ノωノ)焦らずに待ってたら任天堂はちゃんと普通の店にも出回るようにしてくれるからね!
って事で、今後は私の事は【任天堂大好きユーザー】と呼んでね♪
ソニー??え?日本を捨てたゴミ企業の事は私分からな~~~い(*^v^*)♪




