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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第10章】 表と裏の2つの部隊(表)

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05 重犯罪者サボン

クリックありがとうございます♪クリスマスですね(^ω^)チキンを買ったよ…美味しかったよ…いっぱい買ったから明日も食べれるね…と思っているひとりぼっちの桜ですw

何で皆「誰と食べたの?」とか聞かないの(T_T)?もう…聞く必要ないですか?…そうですか……聞けよ( ゜Д゜)!!そうだよ!1人だよ!でも誰からも聞かれないと寂しいだろ!!察してよ(# ゜Д゜)!!


って言うか、こういった前書きとかが書きたいが為にクリスマスとかにアップしているわけですが…。

冷静に考えてみると新規の読者が居たとして、その人が更新欄からクリスマスイブの深夜に「死体の山で1人笑う」とか、そんな不穏なタイトルの作品をクリックするのだろうか(?△?)?しない気がする。。。と、すると、この日にちにアップするのはそもそも悪手なのでは…(;´・ω・)


ちょっとこれ以上、この事を考えると涙が止まらなくなって眠れなくなりそうだから切り替えよう(˘ω˘)



さて今回のお話ですが(^^♪ごめんなさい!原稿用紙12ページになっちゃったw

まぁいつもの事だと言われてしまえばそれまでの話なのですが、それでも長すぎちゃったのでゆっくりでもいいので最後まで読んで頂けると嬉しいです(^^)


ではどうぞ今回のお話もお楽しみくださいませ~♪( ^ω^ )



「この国でもっとも重大な罪。皇族への殺人未遂です」


 カーナ以外の全員の眉がピクリと反応する。


 言わずもがな、この国において皇族への危害を加える行為は全て処刑である。

 それが殺人未遂ともなれば、本人は元より親族の三親等まで処刑される。

 皇族が神であるこの国においての最大禁忌であろう。

 クルウェイだけは事件に心当たりがあるのだろう「あ~あれの犯人か」と言っていた。


 案内役の兵士は少し時間を気にする素振りを見せながら、


「歩きながら説明します。どうぞ、こちらへ」


 目指すは大広場から大通りを抜けて王城や貴族街から最も離れた場所へ。


 飾り付けられた何枚ものプルートの旗が陽気にはためく大通りをひた歩く最強の一団。

 真紅のマントは風になびき、自分たちにしか許されない、自分たちの戦闘スタイル・特性を遺憾なく発揮させるために作られた特注の鎧。

 これこそ権威の象徴。

 見渡す限りの人ごみがカーナたち近衛騎士を見るなり急いで道を開ける。

 名の通った騎士、将軍、貴族すらも関係なく道を譲っている。


 それもそうだろう。

 全員が爵位持ちというのを大前提として脇に置いといたとしても。


 人の皮をかぶった怪物たち。

 それが現近衛騎士団である。


 戦況を1人でひっくり返す戦場の化け物たち。

 現皇帝が大陸中から集めた猛者の中の猛者。

 しかも、そこに正体不明の新たな赤い髪をした化け物が加入したのだから皆が畏怖するのも無理もない。


 整備された石畳を歩きながら説明をする案内役の兵士。


「事件が起こったのは今日の午後です…ちょうどカーナ卿の式典が執り行われていた時刻になります」

「なるほど、あの虚無地獄の時間帯ですか。確かにあの時間帯なら人々が考えることを放棄して犯人を脱獄させてしまっても仕方ないですね」

「カーナ卿、何か仰られましたか?」

「いえ!何でも!お話を続けてください!」


 慌てて首をブンブンと振るカーナ、兵士は続ける。


「脱獄犯の名前はサボン。罪状は皇帝陛下の実の弟君であるプロフェン・ディ・ファンデシベル様への殺人未遂および護衛をしていた騎士数十名の殺害、並びにプロフェン様のご子息2名の殺害になります。捕まえた経緯としてはその時ちょうど護衛として随伴ずいはんしていた近衛騎士であるフミナガ卿がプロフェン様だけは守りサボンを捕らえる事に成功しました。そして即その場で処刑の運びになろうとした所、プロフェン様の強いご要望でサボンの背後関係を調べる為にプルートまで護送、監獄への留置が決まりました」


「なるほどフミナガが…」

「フミナガ卿ですか…」

「副団長か…」


「ふぁ~あ。ん?なんだ?」


 やる気が無さそうに歩きながら欠伸あくびをするフミナガにノズル、グロエ、キューリが大声で叫んだ。


「「「なんだ?…じゃーねよ!捕まえたのお前じゃねーか!何で覚えてねーんだよ!!」」」


「プロフェン・ディ・ファンデシベル?……護衛?あ~そう言えば…そうだったな。やったわ、やった。かん口令だか何かで忘れてた」


 ダメだ、コイツ。

 皇族が狙われてそのご子息が亡くなられたんだ、かん口令が敷かれていたから誰にも言わなかったのは納得出来る。

 が、普通、忘れるか?

 どういった状況だったか知らないのでお前のせいとは言わんが、王位継承権が無いとはいえ皇族のご子息が亡くなっているにも関わらず忘れるって。

 コイツ、護衛対象である皇族は守ったし、犯人倒して捕まえたら全てが丸く収まると思ってやがるな。


「にしてもプロフェン様か…」

「どうしたんだ?キューリの旦那?」

「いや、プロフェン様というと、少し、良くない噂もあってな…。なぁグロエ」

「…ええ、まぁそうですね」

「へ~どんな噂だよ?」

「まぁ色々ですよ」

「色々だ」


 あからさまな態度で口を濁す皇神教の2名。

 その表情から後ろ暗い何かが見え隠れしていた。


「なんだよ、その曖昧な答えはよ」


「仕方ないのだ。プロフェン様は基本的にお抱えの騎士以外を近くに置かないという事で有名な方なのだ、確かな情報が降りてこん」

「ええ、遠出をする際の近衛を護衛として使う場合でもフミナガ副団長以外は認めませんからね」


 つまり、それはこの場においてはフミナガ以外からは情報を得られないという意味である。

 でも逆を言えばフミナガは全てを知っているという事実。

 ただし、隊長同様に実力はあるが誰ともつるまない、実力だけが全てという孤高の部隊。その頭を張るフミナガから聞き出せるならだが。


 ノズルがフミナガを見る。

 だが、先手を打つように、


「ふぁ~あ。ノズル、俺から情報を得ようなんて考えんこった。俺は全てがどうでもいい、皇族がどんな事をしていようが仕事をこなすだけだ。聞きたいことがあるなら本人から聞くんだな」


 色々な感情が渦巻きながらも歩くノズル、グロエ、キューリの3名。

 一方、フミナガ同様にあまり興味が無いカーナは案内役の兵士に問う。


「そこに居るボンクラの副団長は置いといて、皇族の護衛なら同行する騎士も相当な手練ですよね?それを数十名倒すなんてその脱走したサボンって何者なんです?」

「農夫です」

「農夫って田畑を耕す?」

「はい」


 ただの農夫が騎士を数十名倒す?


 不可解な発言に歩きながら首を傾げるカーナ。


「最近の農夫って強いんですね」

「そんな事がある訳ないじゃないですか」


 カーナが素朴な問いを口にすると、グロエは呆れるように大きくかぶりを振った。


「戦闘訓練も受けてないズブの素人が最強を誇るプルートの騎士に勝つなどありえません」

「じゃあ…やはりプルートの騎士が弱いんですね」

「何で貴様、今、私の方を見て言ったんだ!言いたい事があるなら言ってもらおうか!!」


「あの…お話を戻させてもらってもよろしいでしょうか?」


「え、あ、どうぞ」

「すまないね。カーナ卿が」

「なんで私!?」


 6人は道の左右にのきを連ねる商店を横切って更に先へ。


「お話を戻させてもらいますが、凶悪犯であるサボンは今日の昼頃までは間違いなく牢に居たそうです。看守が昼食を持っていった際に会話していると言っておりましたので、ですが看守が昼食後に食器を取りに行ったらそこにサボンの姿は無く居なくなっていました。消えたのです、文字通り、脱出不可能な監獄から、まるで煙のように」


 信じられないという口調で、だが淡々と事実を並べていく兵士。

 クルウェイは言った。


「なるほど、だから自分たちは監獄に向かっているのか」

「どういう意味だ?団長」

「ノズル、なぜ自分たちは監獄に向かっているのかおかしいとは思わなかったのか?」

「なんでって…サボンってのが脱獄したからだろ?」

「そうだ、脱獄したなら今から監獄に行ってももう遅いだろ。行くならプルートの外に出る為の各所にある門だ」

「あ~確かにな」

「つまり牢から消えたという事実はあるが本当にあの難攻不落な監獄から出たかは分からない。出たかもしれないし出てないかもしれない、もしかしたらまだ監獄内に隠れている可能性もあると監獄長は考えているんだろう。だから人海戦術が必要な門の方には一般兵士、監獄には自分たちを呼んだ」


 案内役の兵士は申し訳無さそうに視線を地面に落とす。


「はい、クルウェイ団長の仰られるとおりでございます。監獄の何処からも出た形跡が無く、そもそもあそこから出るなんて考えられない。もしかしたらまだ監獄に居て、潜んでいる可能性もあるのではと監獄長も考えております」

「ヒュ~団長、相変わらず頭いいな」

「クルウェイ団長じゃなくてもこの程度分かるでしょ?」

「グロエ、お前と団長はそうかもしれないが、普通はそんなに頭回んねぇんだよ。な、カーナ?」

「…私は分かってました」

「なんで、お前、そんな分かりやすい嘘つくんだ?」


 つまらない嘘を付くカーナと呆れるノズル。

 そんな2人の会話を無視するようにグロエはフミナガから情報を聞きだそうとする。


「フミナガ卿、サボンとはどんな人間なのですか?」

「ふぁ~あ。あんだって?」


 大きなあくびをして、目を擦りながら聞き返すフミナガ。

 キューリはやれやれと首を振る。


「無駄だグロエ。この男は勝負に勝った人間の事など覚えておらんわ。特に農民など眼中にも無いだろうよ」

「酷い言いようだなキューリ。覚えているよ、その男の事は」


 自分の剣を極める事、戦闘以外興味が無い男から出たとは思えないほど意外な言葉だった。

 キューリは疑いの眼差しをフミナガに向ける。


「フミナガ、本当に覚えておるのか?」

「ああ、強かったからな」

「強かった?ただの田舎の農夫が?」

「ああ」

「お前ほどの男がそこまで断言するとは。どんな奴だったのだ?」


 その問いに対してフミナガは「まぁこれなら言ってもいいだろう」と呟き、言葉を続けた。


「端的に言うと、でかいデブだ。身長は軽く2メートル超えてるし、体重は何キロあんだろうな。とにかくデカイ」


 まるで魔物か何を称するように言葉を紡ぐフミナガ。


「でもただのデブじゃない。化け物みたいな力を持ってた」

「化け物みたいな力? 農夫って事はでかい斧とかクワでも振り回してたのか?」


 馬鹿にするように鼻を鳴らし口元を揺るめるノズル。

 元最強の傭兵という立場であった彼にとって農夫とはその程度の存在なのだ、だから農夫に関連する武器になるであろう品を羅列した。

 だが、逆に「いいや」と真剣な顔をして首を振るフミナガ。


「生えている大木たいぼくを地面から引き抜いて振り回して戦っていた」

「嘘だろっ!?」

「大マジだ」


 にわかに信じられない。

 生えている木を地面から引き抜いて戦う?

 当たり前だが木には根が張っている。

 大木ともなればそう簡単には引き抜けるわけが無い。

 のだが…。


「そんなに強かったのか?」


 もう軽口を叩く気が無くなったノズルがもう一度問う。


「いや、強いと言っても近衛である俺たちよりはだいぶ弱い。お前があの場に居たとしても楽勝で勝てただろうさ。だが…もしも、奴がちゃんとした戦闘訓練を受けて、強力な魔道具を手にしたなら近衛に加入できるかもしれないな」

「そりゃ~リアルにヤバイやつだな」


「皆様、もうじき到着します」


 そして話が一段落し、もう少しで監獄に到着という中、キューリがカーナに話しかけてきた。

 まるで話が途切れるのを待っていたように、

 前を向いたままこちらには視線を向けずに、


「そういえばムンガル卿は息災か?」

「ムンガルさん?なぜ…ですか?」


 なぜこの男は脈絡みゃくらくも無く、急にムンガルさんの話をしてくるんだ?

 私からムンガルさんの情報を奪うつもりなのか?


 そんな事を考え、疑いの目を向けるカーナにキューリは言った。


「ムンガル卿は同じ師の元で学んだ我輩の弟弟子きょうだいでしだ。お前で言うクルウェイとの関係と同じ感じだ。奴にも色々あったからな、少し心配になってな。だから聞いた」


 その瞬間、がらにもなく推理を始めるカーナ。


「………」


 ムンガル卿は確か40代、50近くだったはず。

 この男も同じく40代…おそらく50にはまだなってないぐらい。

 ほぼ同じぐらいの年齢。

 ならこの男が言うように兄弟弟子という話、ありえますね。

 なんと言っても、私とクルウェイさんは20ぐらい差があいてますし。


 つまり私の推理によれば、今の質問は兄弟子が弟弟子に気をかけているだけの質問。


 マリアンヌ様にはあまりこちらの陣営の情報を与えるなと言われていますが、兄弟子が弟弟子を気にかけているだけなら、ちょっとぐらい言っても問題ないですね。

 と言うか、この人になら情報漏洩じょうほうろうえいにはならないでしょう。


 そして、この上なく雑で必要の無い推理と推測を終えたカーナは自慢げに鼻を鳴らす。


「ムンガルさんに関しては特に問題ないですよ。マリアンヌ様の地母神ちぼしんのような優しさで全ての罪は帳消しになりましたので、今では自由の身です。私と同じで常にマリアンヌ様の側に居る事を許されていますし、今日もマリアンヌ様と一緒に会場に来ていたはずですよ」

「そうか…ならば良かった。情報感謝する」

「え?」


 カーナは心底驚いたように目を丸くして、キューリを見た。


「なんだ?」

「いえ、あなた達って普通に感謝を言えるんですね」

「我輩を何だと思っておる?」

「いい歳をしているのに礼儀を知らない無法者?」

「小娘!たたっ切るぞ!!」

「出来るものならどうぞ」


 最初はマリアンヌの敵としか認識していなかった近衛騎士たちだったが、話してみると大きくイメージが変わってくる。

 それは今、話していたキューリもそうだが、やたら馴れ馴れしいノズルも。

 少し…若干?好戦的なフミナガも、本来なら嫌いな部類である典型的な貴族であるグロエすらも。


 敵といえども人間。

 そこには人格があり個性がある。

 そんな当たり前の事をカーナは知らなかった。

 考えてこなかった。

 今までは敵対した相手は全てマリアンヌの命の下、殺してきたから。


 しかし、近衛というプルートの最強戦力はカーナとの戦いに生き残った。


 この出会いが、

 この会話が、

 カーナにとって如何なる変化をもたらすのか、それは誰にも分からない。

 だが少なくともカーナにとっては近衛5名とは命を賭けて戦った間柄あいだがらであり、実力面において初めてカラスのように足手まといという存在ではなく対等に話が出来る人間たちだった。

 対等な目線で話せる人間たち。


 だからカーナは一瞬、考えてしまった。


”これだけの実力者たちだ、この人達とだったら協力出来るのでは?そして、この人たちが私と共にマリアンヌ様を守る盾となれば…”


「いや、違う」


 でも、だからこそ、


 懐柔されてはいけない。


 この心地よい空気に流されてはならない。


 こいつらが裏切ったらどうする!?


 マリアンヌ以上にカーナが自身がその心の変化を許さなかった。

 それは彼女にとって唯一の友人であったアンジェラを殺したあの時、いや、あの時よりもっと前から決めていたのだから。


「………」


 思い出の奥底で聞こえるのは雨音と小さく震える手。


 殆ど参列者がいない寂しい墓地にて埋もれていく棺桶かんおけ

 もっと色々な事を教わりたかった。

 埋めないで。

 私は泣いていた。

 隣に立つ私よりも小さい少女は涙1つ見せずに凛としている。

 本来なら来る必要も無い人。

 本来なら父に対して、私に対して罵詈雑言を口にする権利がある人。

 言うならば一番の被害者なのかもしれない。

 にも関わらず、私の手を握ってくれている。

 私よりも何倍も辛いはずなのに。


”父親の最期にお前が泣いていてどうする?最後まで任務を全うした父を誇れ。誰がなんと言おうがお前の父は立派だった”


 部下の人たちからは『無能だ』『どう責任を取るんだ!?』『死んだ程度で取り返せないミスだ!』と言って去っていった。


 幼かった私でもその意味が分かるほどの失態。

 だから1番の被害者であるこの人からこんな言葉を貰えるなんて思わなかった。

 嘘でもそんな言葉をかけて貰えるなんて思わなかった。

 全てが救われた気がした。

 たったそれだけの言葉ではあったけど、その時、確かに私の心は救われたんだ。

 そして埋もれていく父に対して誓ったんだ。


”お父様、私は尽くすべき主を見つけました”


 この人の為に生きて死のうと。


「………決めたんだ」


 キューリとの話し終えたカーナは音にならない声で呟いた。


「くだらない、くだらない、仲間なんて甘え、弱さの象徴だ。そんな物に頼っていては本当に守りたいものが守れない。全て捨てろカーナ・マキシマム、頼れるのは自分だけ、マリアンヌ様の敵は如何なる者であろうが殺す。友であれ、仲間であれ、部下であれ殺す。それでいい、それだけでいい。マリアンヌ様の命令が下されたその時は…」


 個人の感情よりも主の命令を優先させる。

 命令があれば全ての感情を切り捨てて任務を遂行する。

 アンジェを殺した時と同じ。

 簡単だ。

 感情は任務遂行を阻害する無駄の塊であり捨てるべき物。

 それが父親から教わった本物の騎士の姿だから。。


「どうかしたのか?カーナ」

「いえ、ノズルさん。何でもないですよ」

「そっか?なんか思い詰めているように見えたから腹でも下したのかと思ったよ」


 カーナは薄っすらと笑みを浮かべて言った。


「…寄らなくて結構です」

「トイレあっちだけど寄るか?何なら団長に言ってやろうか?」

「だから違うって言ってるでしょ!?その話題続けるなら殺しますよ!?」


 そして、そんなカーナの決意と心温まるハートフルな会話を終えた近衛たちは到着した。

 目的地であるプルートの奈落の大監獄。

 プリズン・アビスに。



閲覧ありがとうございました(^O^)人に歴史ありでしたね。今回は私はこれ以上語らないよ(T_T)作者と言えどもこれ以上語るのは野暮ってもんたい(T△T)ノ

また次回お会いしましょう~♪








クリぼっちの皆~(^□^♪ひとりぼっちの桜サンタからのクリスマスプレゼントの時間だよ~(^△^♪

今回のプレゼントは最近私が見つけた…え?「私は恋人が居るんだが…」ですって?……そんなクソ野郎は即ブラウザーバックしてください(-_-)貴様たちにひとりぼっちの桜サンタからのプレゼントは無い!慈悲は無い!!




……|д゜)チラッ


……よし、恋人の居るクソ野郎共は去ったようだ。


……皆、安心してくれ悪は去った(TnT)



って事で気を取り直してプレゼントの時間だよ~(^〇^♪

皆様には最近、私が見つけた超~~~とっておきの漫画を教えて進ぜよう!(^^)!


『オタクに優しいギャルはいない!?』


って漫画なんだけど………これはええで(-"-)

主人公のオタク君と学園でも1.2を争うぐらい可愛いギャル2人とのラブコメなんだけど、普通は絶対に交わらないと思うじゃん?

でもさ、オタク君の真面目で真摯な姿勢が2人を変えていくんだよ。そして恋に発展していくんだよ。。

先に言っておくけどこの物語には悪い人なんて1人も出てこないんだ、私の物語と違ってw幸せな世界なんだよ(>_<)心が洗われていくんだよ(>_<)


作者先生にお願いしたいのは、絶対に3人に幸せにしてあげて欲しいだなwギャルのどちらか1人でも身を引くとかそいういうのはダメなんだ(つ_<)この3人だけは法律で一夫多妻制をオッケーにして欲しいまである(笑)


ちょっと熱く語り過ぎたか…w

何にしても騙されたと思って買ってみ!

現在8巻まで出てるんだけど、全巻神巻でめっちゃいいからw


個人的にオススメは4巻の学園祭なんだけどねwあの2つの控室のシーンがいいんだよね。打ち上げの控室も良いけど、後夜祭の花火の控室も…いい(>b<)


じゃあ皆、クリスマスっていうクソみたいなイベントが有るけど強く生きていこうな( `ー´)ノ

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― 新着の感想 ―
サボンって何者? 本当に農夫なのかな?やっぱり裏に黒幕がいるのかな?大木を地面から引き抜いて振り回して戦っていたって何で大木にしたの?って色々と ?ってことが多いので次の話が気になります!! 監獄から…
どうやら目が疲れている様だ…。一瞬、サボンがザーボンさんに見えてしまったよ笑。 フミナガは、近衛なのにカーナ並みに癖が強すぎや笑。これが、近衛の副団長とか大丈夫なのか笑。 カーナの内心の自分語りか…
感想一覧
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