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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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190 7日目⑭ 一夜で滅んだ村③

クリックありがとうございます♪ファイナルファンタジーシリーズで一番好きなナンバリングはFF10のひとりぼっちの桜ですw

まぁめちゃくちゃ有名だから今更私がオススメする必要も無いんだけど、もしもプレイしたことが無い人がおられたら絶対にやった方がいいですよ(^O^)も~感動する場面の連続だし、戦闘、ストーリー、敵味方含めた全てのキャラクター良い所しかない最高の神ゲーですから(*´▽`*)ゴールデンウイーク中にやるゲームが無い人には特にオススメですぞ♪


……え?何々?


『FF10って続編のFF10-2もありましたよね?それも神ゲーなんですか?やった方がいいんですか?』


ですって?


……皆さん、なに馬鹿な事を言っているんですか(=_=)FF10に続編なんてありませんよ(T_T)

ええ、ありません。

よしんば皆さんがそのタイトルを見つけたとしてもそれは偽物なので決して手を出してはいけない。分かりましたね?FF10-2なんて無いんです(´-ω-`)




さて今回のお話ですが、皆さんに人間の本当に怖い所は、一騎当千出来る戦闘力でもなく、人を魅了できる魔法でもなく、人間が持つ純粋な悪意だと伝われば嬉しいと思って書きました( ..)φ

魔法なんて使えない、戦闘力もなく、魔道具すら持とうとしないマリアンヌ。そんな彼女が人を追い詰めて行く過程、人の心を操る言動・行動、存分に楽しんでもらえれば幸いですw


では今回のお話もどうぞお楽しみくださいませ~♪文字数は5千文字ほどですw



 再び時間は巻き戻り1時間後、現在。


 …………。


 ……。


 自分は屋敷を襲え何て言っていない、だからナント村にマリアンヌの財宝なんてあるわけない。

 そう口にしたシジモルーナの目の前に急に現れた財宝。

 しかもそれが全てナント村から発見されたという事実に驚愕する。


「そんな…まさか…なんで?」


 そして縛り吊るされた場所から見下ろし、必死に考えた。


 なんで有るはずのない屋敷から奪った財宝がこのナント村にあるんだ?

 屋敷から奪われた財宝の9割以上がオート村にあるはず。

 誰かがオート村から持って来た?

 誰が?

 なんで…?


 一方のマリアンヌ。

 黙ったまま目を細め、シジモルーナの表情を事細かく観察している。


「………」


 なんでコイツ何も言わないんだ?

 まさか…

 気付いてない?


 いやいやいや!

 これだけヒントがあるのに!?


「………」


 先ほど見せたシジモルーナの驚いた表情は1秒以内だった、演技である可能性は低い。

 視線はわれかららしてずっと財宝を見ている、考え事をしている。

 あごが少し上がっている、困惑の感情が増加している。

 目に見えて冷や汗の量のどんどん増えている、焦りの増長。


「う~ん」


 総合的に考えると、つまりは…。


 本当に分からないのか?


 嘘だろ?

 この程度の問題を解くのになんでこんなにかかるんだ?

 オート村に有った窃盗品が全てこのナント村にあるんだぞ。

 そして自分だけが縛り吊るされている、オート村の人間達は吊るされていない。

 ここから導き出される答えなんて1つしかないだろ?


「なんて残念な答えだ…」


 こいつ、ゴーツがいないとここまで酷いのか…。

 これが指示ばかりをきいて生きてきた人間の末路。

 愚かな。


 マリアンヌは死体の山の上にて大きな溜め息を吐いた。


「ハァ~~」


 これは答えが出ないかもな。

 われの主義ではないが仕方あるまい。。

 手取り足取り推理を手伝うなんてまるで介護だ。


「いや~最初、村人たちを皆殺しにしている時は見つからなかったんだけどね、それからちょっとして…1時間ぐらいかな~?そしたら急にナント村で財宝が見つかったんだよ」

「急に見つかった?最初は見つからなかったのに……ハッ!」


 そこでシジモルーナは気付いた。

 オート村の奴らが奪った財宝をこのナント村に置いたという事実に。

 つまりそれは、自分が縛り付けられて寝ている間にオート村の人間達がナント村を…いいや、俺シジモルーナを切り捨てたという事に。


「くそぉっぉぉ」


 フツフツとシジモルーナの中に沸いてくる怒り。

 俺の指示も聞かず、自分達が勝手に屋敷を襲撃したのに、それがバレて身が危なくなったらナント村を、俺を売った。

 オート村の奴らのせいでこんな事になっちまったのに。


 シジモルーナは唯一動く首をオート村の村長で、反乱軍副リーダーでもあるボアに向けた。


「許さなねぇからな」

「ん?なにか言った?」


 マリアンヌの問いにシジモルーナは声を荒げた。


「反乱軍のメンバーはナント村の奴らだけじゃない!」

「ん~? ほぅ、他にも反乱軍のメンバーがいるのか?」

「いる!というか、あんたも知ってるだろ!そこにいるオート村の奴らだ!」


 大きな声であった。

 その瞬間、オート村の住人250名の心臓が跳ね上がった事は言うまでもない。


「「「っ!?」」」


 そして彼ら彼女ら、子供から老人に至るまで、漁師の村の住人達は叫んだ。


「知らない!オラたちは反乱軍なんて入ってない!」

「嘘付くな!!」

「違うべ!!」

「デタラメな事を言うな!!」


 浴びせられる罵詈雑言。

 シジモルーナも負けずと声を張り上げた。


「ふざけんな!この裏切り者!!ナント村の奴らが死んだのはお前達のせいだ!!」


 いいね~、こういう感じ。

 村人同士で罪の擦り付け合い。

 互いが互いを敵と認識して憎しみ合う。

 ああ~なんと美しい光景。


 もっと争い合えゴミ共♪

 下々の者はそうやってわれを喜ばせろ。

 それが義務であり責務だ。

 こちらとしては見ていて楽しいよ。

 しかも頼みのシスターも自分の孤児院の子供が人質にとられている状態では何も言ってこないし。


 言い争いを楽しむマリアンヌは存分に死の玉座にて言い争いを楽しむと、次に大きく村人達に悩みを吐いた。


「ふ~む。われもこの地に来る前に屋敷襲撃の規模を考えたらナント村とオート村が組んでいるのかと思っていたのだが、ふと思い返してみると…2度ほどこのナント村の奥にあるお前達反乱軍が集まっている場所に行ったが、1度としてオート村の人間達は見たことが無い。つまり状況証拠的にはオート村の人間達は反乱軍にはちゃんと所属していないのではないかと思っていてね」

「それは偶然居なくて!」

「しかも今回、奪われた我が財の全てはナント村にあった。本当にオート村の人間達も反乱軍に所属しているなら少しぐらいは分け前を貰っても差し障りあるまい。だからオート村の人間は違うと思ったのだが…」


 そこでチラッとオート村の人間達をわざとらしく見るマリアンヌ。

 月夜に映ったマリアンヌの疑惑に満ちた視線を受けたオート村の人間達。

 彼らは大声で言った。


「お姫様の推理どおり、オラたちは反乱軍なんかじゃねぇ!!」

「んだ!んだ!」

「オラたちはなんも悪い事なんてしてねぇよ!!」

「漁師として細々と暮らしているだけだべ!!」

「そいつが言ってるのは嘘ばっかりだ! なっ!シスターもそう思うべ!?」

「そうだよな!シスター!?」


 急に聞かれたシスター・ミラは戸惑う。


「え…あの…」


 マリアンヌはニヤケる口元を必死に隠しながらシスターのいる方向に顔を向ける。


「皆が皆がこう言うのだ、ではミラ修道士に問おうではないか」

「私に?」

「ああ、君なら長くこの地にいるし、先ほどのわれへ臆さない態度も見事だった、だから君の信じる神に嘘偽りなく答えるように。 オート村の住人達は反乱軍か?否か?教えてくれ…君の言う事を信じよう」


 オート村の屈強な体格の漁師たちの後ろで怯える子供たち、その目。

 子供たちを守ろうとしている親や老人たち。


「………っ」


 集まっているオート村250人たちの心の声が聞こえてくる。

 視線をマリアンヌの座っている椅子の真下に移すと、苦悶の表情にて死に絶えたナント村の住人達が嫌でも入ってくる。


 もし、ここでオート村の人間が反乱軍としてシジモルーナと行動を共にしていたと口にしてしまったら、この何も知らない残酷なお姫様は間違いなくオート村の人たちナント村の人たち同様の処罰を下すだろう。

 つまり全員の虐殺は逃れられない。


 神よ…私はどうしたら…。


 言葉が出てこないシスター。

 マリアンヌは含み笑う。


「フフ」


 今、君の中の天秤はシジモルーナという弟のような存在と、オート村に住まう人々総勢250人の間で揺れ動いている。


”果たしてどちらを生かすべきなのか?”


 どちらかを生かせば、どちらかは死ぬ。

 この状況を時間をかけて作ったのはわれだ。

 逃れられない選択肢を用意した。

 だから残酷でも君は選ばないといけない。

 

 でもね、本来ならその選択肢で迷う事は無いんだよ。

 だってわれなら絶対に揺れる事は無かっただろう。

 なぜなら『大切な物』と『多数あるが要らない物』。

 この両者は天秤にかけるまでもない。

 われなら迷わず”大切な物”を選ぶ。


 でも君は違うよね?


 物ではなく人と考える。

 だからこそ悩む。

 そしてわれはそれが見たかった。

 その表情が見たかったのだ。

 お前は今までは、ひたすらにお前の信じる神とやらの教えの通りに思考して行動すればよかった。

 だが今は違う。


 どちらかを生かすのは、

 どちらかを殺すのは、


 君だ。


 どうだ?

 人の命を自由に出来る喜びは。

 楽しいだろ?

 愉快だろ?


 悩め。

 悩め。

 その思考こそが人間を人間たりしめるのだ。

 そしておもちゃらしく苦しめ。


 われはお前が大嫌いだからな。


「シスター」


 それはとても優しい声だった。


「っ…」

「そろそろ教えてくれまいか? オート村の人間達はナント村の人間達と同様に反乱軍なのか?」


 シスター・ミラの目に映るのはオート村の子供たち。


 ひどく怯えている。

 私たちトゥール村の人たち同様、強制的に連れて来られたのだろう。


「オート村の人たちは…」


 でもシジモルーナは昔から知っている、弟のような存在で。

 目の前で処刑なんてとても耐えられない。


「反乱軍じゃ…」


 でもだからって子供たちや、こんなに多くの人たちを見捨てる事なんて。


 出来ない。

 無垢な命が失われてはいけない。


 シジモルーナ…


 ごめんなさい。


「反乱軍じゃ…ないわ」


 それは絞り出したような声だった…。

 そして、その一言にシジモルーナの心がポキッと折れた。

 絶望に染まるシジモルーナの顔。


 一方オート村の人間達はホッと胸を撫で下ろす。

 と、同時に自分達を道連れにしようとした”敵”に対して声を荒げた。


「そ、そらみろ!!」

「オラたちは無関係だ!!」

「こ、この大嘘つきめ!!」


 250名からの罵声。

 そしてオート村の人々はなぜか自分達の足元に大量に転がっていた大小様々な石、足元に転がっていたそれらを見つけた。

 そして手に取った。

 投げられる石。

 それは無慈悲にシジモルーナの身体に当たった。


 マリアンヌにバレたら殺されてしまうという自衛意識、自分達に敵意を向けているシジモルーナへの怒り、それらの感情が石を投げるという行動への罪悪感を薄らげさせた。

 そして、そこからは老若男女、次々とオート村の住人達は石をシジモルーナに投げた。


 罵声と共に…。


「お前のせいでナント村の人たちが死んだんだ!!」

「責任取れ!!」

「悪魔!!」


 ミラ修道士はそれを歯を食いしばって見ているだけ。

 何も出来ない。

 呟かれる言葉は、


「こんな、あんまりよ」


 オート村の人たちはぶっきらぼうな所はあったけど、それでも…こんな非道なことをする人たちじゃなかった。

 自分達の代わりに縛られて吊るされたシジモルーナに石を投げるなんて。。

 なんでこんな事が出来るというの?

 石を投げている彼らの血走った目は、まるで”誰かに心を操られているみたい”な感じにすら見える。


「フフ」


 一方、そのシスターの疑問に全て答える事が出来る。

 いいや、この状況を全て作った張本人。

 マリアンヌは折れた包帯まみれの手で口元を隠す。

 事前にこの事態を予期していたのに耐えられない。


「…ク、フフ、、」


 まずい…。

 笑ってしまう。

 ダメ。

 今、笑っちゃダメ。

 ああ、でも楽しいな~。


 この構図がずっと見たかったんだ。


 醜い醜い仲間割れ。


 少し前まではみんな一緒に領主という敵に対して一丸となって戦っていたのに、少し突っついただけで今ではこんな壊滅状態。


 さして信念も無い集団。

 1つに纏まって悪に対している時はいいが、恐怖や不安が伝播でんぱし疑心暗鬼や争いが起こっている今なら、領主無き今なら、互いの敵をすり替えれる。


 ああ~人の心とは何と簡単に操れるものなのだろうか~♪



閲覧ありがとうございました(`・ω・´)ゞ人を追い詰めていく過程楽しんで頂けましたか?

ではまた次回お会いしましょう♪('◇')ゞ





皆さ~ん(>_<)ちょっと話聞いてよ~。今日、めっちゃ納得できない事があったの。

まず前提として今日、私はリフォームの仕事をしていてね、室内で父親と一緒に色々やってたの( `ー´)ノ。

で、ふと横を見るといつもの大工さんの中に見知らぬ若い人が…。

この仕事をやっていると大工さんとかをよく見るんだけど、どんなに若くても40代で私と同年代の人なんてまず居ないのね(大変だし、危ない仕事だからねw)でもその若者は私よりも若い20代前半ぐらい。たぶん大学卒業してすぐぐらいの年齢だと思う。

そんでね、その人が休憩時間が偶然大工さんたちと被った時に話しかけてきたの。(*'▽')(T_T)


「お疲れ様っす(^^♪」

「え?あ~お疲れ様です(T_T)」

「〇〇の従業員さんですか?」

「いや、息子ですね」

「あ~そうなんですか(^O^)なんか社長さんにため口で話してたからそうかな~とも思ったんですけどw」

「まぁ父と顔、似てないんでね(´-ω-`)基本的にみんなビックリするんでw」

「僕、最近この仕事始めたんですけど、分かんない事ばっかりなんで色々教えてくださいね」

「いやいや、職業が違うから俺に聞かれても分からへんよ(笑)俺は大工のだの字も知らんから」

「ハハハハハ(^_^)」


という感じの雑談。

基本的に休憩中が他の人たちと被っても、年が離れているせいか誰も私に話しかけてこないからちょっとビックリしたんだけど…、まぁ感じの良い人でしたね。

それで休憩中、私がガラケーとかそういう話で盛り上がって結構喋ってたんだけど…。

1つだけ納得できない事が。。


「へ~じゃあスマホにはしないんですか?」

「しないね~(T△T)したら負けだと思ってる」

「ハハハ(^^♪負けるって何にですか?」

「時代(T△T)」

「ハハハ(^^♪面白いっすね♪ 因みに〇〇さんってアイドルとか誰が好きなんですか?」


私はこの質問を聞かれた瞬間、ピタリと動きを止めましたね。

だって私の目には昔からアイドルなんて”全員同じ顔をしているかわいい人たち”ぐらいにしか思っていなかったから…。

大工の若者は「僕は〇〇の〇〇が好きなんですよ←(ごめんなさい、何を言っていたか覚えていない(>_<)確か…なんとかさかとか言ってたようなw)」って言ってて、次は私が答える感じになってて、私は「アイドルじゃないけど…」と前置きをして言いました。


「俺はエラ・フレイヤかな」


と。

そしたらね。


「え?エラ、エラなに?」


って言ったの!(。◕ˇдˇ◕。)/

信じらんないだろ!?

エラ・フレイヤ知らないって!!

私はビックリして言いました。


「えっ、もしかしてエラ・フレイヤ知らないの!?」

「ごめんなさいなさい、ちょっと知らないです」

「世界一の美人だよ?これ以上の顔は世界に居ないんだよ。YouTubeもやってるよ」

「すいません(+_+)」


まったく!最近の若いもんは!ちょっと話が合うかと思って楽しかったのにエラ・フレイヤを知らないなんて、常識を知らないにもほどがある!

やはり私は休憩時間は離れた所で1人で過ごす(# ゜m゜)ンゴ


因みに皆はもちろんエラ・フレイヤ知ってるよね?

世界一の美人だよ。リメイク版のバイオハザードR4のアシュリーの顔のモデルでYouTubeもやってるよ。片言の日本語も超~~~かわいいよ(*ノωノ)ポッ。


…なぜ、みんな、急にスマホでエラ・フレイヤを検索するのかな?かな?(ΦωΦ)


もちろん、皆は知ってるよね?

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― 新着の感想 ―
[一言] これ、何て『トロッコ問題』(笑)。 >ああ~人の心とは何と簡単に操れるものなのだろうか~♪── ──これ、マスコミやインフルエンサーとかが思ってそうだよねww。
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