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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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172 6日目⑤ 内通者の正体と…

クリックありがとうございます♪今期のオススメ深夜アニメ1位は「異世界おじさん」のひとりぼっちの桜ですw 

正直「リコリスリコイル」「オーバーロード4期」か悩んだんだけど、改めて見直した結果、異世界でしたw私の好みにドンピシャだった(笑)

因みに物語としては17年前にトラックにひかれて、異世界に17年過ごした主人公が現世に帰ってきて、甥のアパートでユーチューバーになるという訳の分からない物語なんだけどwマジでおもしろいから皆さん見てみてね(*^_^*)♪



やってやりましたよ(;一△一)原稿用紙17ページの力作が完成しました(>_<)個人的には力作だと思います!ええ(。◕ˇдˇ◕。)/まぁあくまで個人的にはですがwそんなこんなで私は今原稿用紙17ページの備蓄があるわけです(*´▽`*)!わーい


って事で今回は5ページをアップしようと思います。きりが良かったのでwそれに…ある事について驚いて頂けるかな?と思ったのでw

では今回は内通者の正体と〇〇が分かるお話。どうぞお楽しみくださいませ~♪



 真っ暗な暗闇から歪んだ笑い声が木霊する。


「内通者君、見ぃ~~~つけた♪」


 まるでそれは死神の声であった。

 恐怖に青ざめる内通者に近づいてくるマリアンヌ。


「やっと見つけた。われの求めた可愛い~可愛い~ネズミ君」


 内通者はいくつもの言い訳を用意したが、この状況ではすべてが無駄。

 言い逃れできない状況。

 なんと言っても現行犯だ。

 言い逃れできるわけがない。


 そして月明かりの下に出てきたマリアンヌは、夢にまで見た内通者の顔を見ると、ニッコリと頬を緩ませた。


「ふ~~ん、内通者は君だったんだね」


 いつものボロボロの作業服。

 ボサボサの髪に無精ヒゲ。

 月明かりの下でカーナによって動きを制限されている彼こそ、


「庭士ゴーツ・コイル」


「………」


 何事にも興味がなく無関心を貫き通す男。

 嫌々、偶然に領主と敵国アトラスの橋渡しをする事になった不幸な男。

 虚弱な体質に死んだ魚のような目をした彼。


 だが今、目の前でカーナに掴まれている彼は、無関心とは程遠い、敵意に彩られたギラついた瞳をしてた。


「その瞳を見ているだけで君が反乱軍に綿密な計画をほどこし、裏で操っていた事に確信が持てるよ」


 今まで内通者候補として会ってきたゴーツ・コイルという人物とはまるで別人。

 これが演技力の高さのなせる技か。


「だが君が内通者だとすると、あの時や、あの時は?」


 マリアンヌは考える。

 内通者探しに時間を費やした日々を…。


 これまで他3人もそうだが、何回もゴーツは内通者ではないと判断してきた。

 その判断が間違いだったと今尚言い切ることが出来ない。

 だが実際ゴーツが内通者だった。

 つまりこれはゴーツが何かしらの方法を用いて今まで自分達の目を誤魔化していた事になる。


「う~~ん、いったいどういうトリックを使ったのか。。ふ~む」

「あの…マリアンヌ様?」


 深い深い思考の迷宮に入っていくマリアンヌ。

 しかし、カーナの言葉でハッと思考を停止させた。


「あ~すまないね。つい、面白い事があると考えにふけってしまう。われの悪い癖だ。犯人という名の答えが分かったのだ後からゆっくりと逆算しながら考えればいい、今は内通者君との出会いに心から感謝するときだね」

「………」

「しかしながら捕まえてみると何と言えばいいか…喜び?感動?感慨深さ?いや、どれも違うな。。寂しさ、そう!もうこれで君との頭脳戦が終わってしまうと思うと一抹の寂しさを感じるのだよ」

「………」


 マリアンヌがいかなる言葉を言おうが返答は一切無い。

 黙り続けているゴーツ。


 何かこの場から逃げる方法をを考えているのか、

 あるいは助かるための言い訳を考えているのか、

 それとも全てを諦めているのか、


 マリアンヌの観察眼を持ってしても表情から読み取る事は出来なかった。

 だから切り替えるように微笑む。


「よし、では楽しい会話を始めようではないか♪…と思うが。その前に、カーナ」

「はい」


 黙ったまま一切抵抗しようとしていないゴーツ。

 案の定、その手に持つ純金製の王印はカーナによってサッとかすめ取られた。

 それを見てマリアンヌは実にいやらしく笑う。


「おや?抵抗はしないのか?王印取られちゃったぞぉ? それがあれば、われと交渉出来るし、この場から逃げおおせるかもしれないのに」

「この場で抵抗しても無駄ってもんでしょうよ。違いますかい?」


 今までマリアンヌの前に容疑者ゴーツ・コイルとして現れた時は、心から興味なさ気な声でその声質を覚える事すら困難であったが、今聞いた声は一生覚えてしまうようなねばつくような卑屈な声であった。


「ふ~ん。やっと喋ってくれたのは嬉しいが、その目、その声、その慎重さ。それが君の本性なんだね」


 分かってはいたよ。

 事前に内通者がそういう性格である事は。


”自己保身が非常に強く、慎重で秘密主義”


 この国に来る前に推理した内通者の性格。

 その性格を思い返すと、今この男の行動や言動はしっくり来る。

 この場において自身が生き残るために一番良い行動は抵抗しない事。

 慎重で臆病な内通者ならではの行動、この行動自体が彼が内通者である何よりの証拠であろう。


 だからとてもしっくり来る。

 来るけど。


 つまらん。


「でもそうなると、もっと君の驚いた顔を見たくなってくるな」


 スーとカラスの1人に視線を向けるマリアンヌ。


「本当はもっと後に紹介する予定だったのだが…まっ、いっか♪ カイル~例のアレを連れておいで」


 その呼び声でマリアンヌの後ろを付いてきていたカラス達。

 その中から1人の野太い声が返ってきた。


「あ?もうかよ?予定と違いすぎないか?」

「いいの~いいの。予定というのは流れ流れて常に変化してゆくものなのだから、臨機応変に行こうではないか」

「カイル早くしなさい!!マリアンヌ様の言う通りにしないと殺しますよ!!」

「あ~~分かってるよ。ボス」


 最近ストレスが溜まっているであろう2メートルを超える大男カイルがダルそうな足取りで闇の中、屋敷に戻る。

 そして数分も経たずして1人の人物を連れて来た。


「連れて来たぞ」

「っ!?」


 その瞬間、うつむいていたゴーツの瞳が大きく見開いた。

 自然に開かれる口。


「え!?」


 ゴーツは驚愕し、ここの土地に来てから貫き通していた無関心という個性。

 それを彼は忘れたように叫んだ。


「そ、そんな!!」


 だが、それも致し方ない。


「な、なぜ!!」


 なぜなら、ゴーツの目に映った人物。

 その人物こそ誘拐され死んだと思われていた。


 この国の諸悪の根源。


 領主、ヤン・メイザール、その人であったのだから。


「なぜ!!あんたが生きてる!!」



閲覧ありがとうございましたヽ(^o^)丿 いかがでしたか?内通者の名前、そして生きていた領主。皆様が驚いて頂けたなら嬉しいのですがw因みに領主が生きていた…という情報を知ってから、少し前の領主が居なくなった辺りのお話を読むと更に面白くなったりしますよ(^^♪

ではまた次回お会いしましょう♪(^_^)/~バイバイ


PS.次回はいつアップしようかな~?ここからお話は更に面白くなっていきますよ♪(※個人的な意見で効果効能を保証するものではありませんw)何と言ってもこの私、ひとりぼっちの桜はあと12ページの戦闘能力を隠し持っているからね…この意味分かるかな?ホホホホホ……ホ~ッホッホッホッホ!( ゜∀゜)←フリーザ様風w





ガチャってしまった…。ひとりぼっちの桜は欲望に打ち勝てなかったのです(>x<)

だってさ~~だってさ~~。野球マスクの実装なんてズルだろw(;´Д`)こんな強キャラ引くしかないやんwって感じで嫌々?引いたのですが…


なんと!運よく40連でPSR野球マスクをゲットしてしまいましたw石消費はたったの900(∩´∀`)∩わーい。すぐにレベル50にしてフル覚醒にしてやりましたよ♪

どうやら、私のガチャ運、、今キテますよww

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― 新着の感想 ―
[一言] 内通者の読みは外れたけど、実はヤンが生きている、という読みは当たっていたw。やはり、マリアンヌ様による盛大なドッキリだったかww。 あと、この回で漸くゴーツが内通者だと判明したけど、大分前…
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