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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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144 3日目① 向かう先は決まっている

クリックありがとうございます♪( ^ω^ )ゲームを買った時に付いてくるゲームの説明書、それがどんどん電子書籍化していっている現状を憂いているひとりぼっちの桜ですw

今、この小説を読んでいる皆さんには言いづらいんだけど…実は私、電子書籍が嫌いなんですよ(つ_<)なんて言うか、電子書籍って文字が頭に入ってこないんですよね(^-^;書くのは全然苦にならないから良いんだけど、小説みたいな物語を電子書籍で読むのはちょっと…(笑) だから電子説明書だとまったく頭に入ってこない。つまり新作ゲームを買っても操作方法はほとんど分からないままプレイスタート♪みたいな感じwもう暗闇の中でプレイしている感じで、マジで別途お金を払うんで厚い…厚い…辞書のような説明書欲しいな~~~。



さて、今回のお話ですが、今回は前回とは真逆で短め(2千文字ほど)なのでサクッと読んで頂けると思います(*´ω`)その分、情景描写をアップする少し前に強化したのは内緒ですw

では今回のお話もどうぞお楽しみくださいませ~♪



 3日目 - 朝


「マリアンヌ様、マリアンヌ様」


 夢の向こう側から呼びかけてくるような声。

 マリアンヌの寝息だけが木霊こだまする室内にてカーナはゆっくりと布団越しにマリアンヌの肩を揺らした。


「マリアンヌ様」

「ん~~~~?」

「お休みのところ申し訳ありません。急ぎ報告しておきたい事が出来ました」

「ん、、今何時ぃ?」

「9時です、朝早くから申し訳ございません」

「9時って…人間の起きる時間じゃないだろぉ~。で、なに?」

「昨夜未明にランたちから手紙が届きました」

「ん~~。そう、そうか。読め」

「はい」


 布団に入ったままその報告を聞くマリアンヌ。

 読まれる報告文。開いた窓から夏の日差しと風が、さらさらとしたカーテン生地越しに部屋を通過する。

 そしてカーナが話し終えるとマリアンヌは尚布団から出る事無く不適に笑った。


「そうか、それはよいニュースだ。一気に目が覚めたよ、3日目でようやく事が大きく動きそうだな。カーナ、よくこの時間にわれを起こした、褒めて遣わすぞ」

「はい、これ以上起こす時間を遅らせれば”時間に間に合わない”と思いましたので、心を鬼にして起こしました」

「…え、そこまでの決意が必要なの?」

「はい」


 自身の寝起きの悪さを知らない当の本人マリアンヌは「大袈裟な」と鼻で笑いながら、布団の中で背筋をぐーと伸ばす。


「ではわれも心を鬼にして布団の誘惑から出ようかな」

「という事は今日の行き先は…」

「ああ、今日の行き先はナント、反乱軍どもの巣窟で決まりだ。会いに行こうか、反乱軍のリーダーに」



            ×            ×



 昨日、館の外に出かけた時間よりも少し早い時刻。

 場所は館玄関前。


 今日からカイルが居なくなった事で平均身長が幾分か低くなったカラスの1団。

 そいつらを馬車に乗るように乱暴に指示を出しているカーナ。

 それを終えると言った。


「マリアンヌ様、準備整いました。いつでも出発できます、そして今なら十分間に合うかと」

「うむ」


 昼前、すでに早めの昼食を食べ終えたマリアンヌは馬車の前、正確に言うと馬の前に立っていた。

 ボーーと。


「どうかされましたか?馬をずっと見られて」

「いや、別に」


 気のせいか、馬車を引っ張る馬達はわれを見ると少し怯えているように見える。


「昔から動物にはあまり好かれないんだよな」


 などと、マリアンヌ呟いていると、マリアンヌたちを見送るためにやって来た健康的な褐色の肌に髪をお団子にしている有能メイド、コロナが深くお辞儀をしてきた。


「マリアンヌ様、行ってらっしゃいませ」

「ん?ああ、うむ、ではなコロナ」

「因みにマリアンヌ様」


 コロナは付け加える。


「私は朝6時から玄関先に居りましたが、今日は軍師フイレルン、兵士長ソウス2名以外が既に午前中にこの屋敷を出て行きました、順番としては昨日と同じ朝一で料理長ボラン、次に庭士ゴーツでした。そして先ほどその両名が帰ってきた事を確認しております。現在マリアンヌ様がおっしゃられた4名は屋敷に居ります」

「そうか。その2名の用事はおそらく昨日と同じだろうな」

「はい、おそらくそうだと思います。あの…本当に今日は話しかけなくてもよかったのですか?少しでも話しかけて何かしら有益な情報を得てマリアンヌ様にお伝えする事が…」

「それは悪手だ」


 最後まで聞く事無く、コロナの言葉遮るマリアンヌ。

 そして、それをすることでのリスクとリターンが釣り合わないと首を横にした。


「その2人にしろ、その2人でないにしても何度も話しかけては怪しまれる。おそらくお前の行動は監視されているだろう、と言うか玄関先にずっと居る時点で既に多少の疑惑を持たれている可能性は否定できんが、それが確信に変わられるのだけは避けたい。という事でお前は今後も見ることに徹しろ」


 マリアンヌが何を言っているのか?

 誰から自分は監視されているのか?

 監視しているのは自分ではないのか?


 カーナよりも事の詳細を教わっていないコロナには疑問ばかりが頭の中を巡ってはいたが、それを表情に出す事無くただ主を見送る。


「はい、了解いたしました。それでは改めてマリアンヌ様、行ってらっしゃいませ」

「ああ」


 そしてマリアンヌは馬車に乗り込んでいった。

 館を出て行く馬車。

 コロナはその馬車が見えなくなるまで深くお辞儀をするのであった。



閲覧ありがとうございました(*ノωノ)ペコリ。

因みに今回アップする前にピカって閃いて追加した情景描写は『開いた窓から夏の日差しと風が、さらさらとしたカーテン生地越しに部屋を通過する』でした。…なんか、かっこよくない??w

ではまた次回お会いしましょう♪(´∀`*)ノシ バイバイ





あかん(>_<)


もうあかん(>_<)


最近のガチャ運が酷すぎる(>_<)


ピックアップのキャラがまったく引けないのは当たり前として、バナー確定ですら一番いらないキャラばかり当たる…(ノД`)・゜・。一応、人権キャラである【PSRキング・アーサー】は手に入れたからギリギリのギリは爆死じゃないけど…まぁほぼ爆死だよね。。

これはもうちょっと間、引かない方が良いってガチャの神様が言っているんだと思う。


つまり!私が今後取るべき行動とは、年末か年始に来るであろう【キリル・フォスター】この化け物キャラを当てる為に出来る限り石をためる方向にシフトチェンジしなければいけないという神からの福音(T_T)


よし!そうと決まれば石を貯めますよ~♪現在の石数は1200ほど…年末までに3000は超えたい。絶対に貯めたるでぇぇ( `ー´)ノ!!ガチャは基本スルーじゃい!

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[良い点] 「これ以上起こす時間を遅らせれば”時間に間に合わない”と思いましたので、心を鬼にして起こしました」 「では我も心を鬼にして布団の誘惑から出ようかな」ーー ーー何かこのやり取りで、この二人…
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