133 2日目⑧ 漁師の村・オート④
クリックありがとうございます♪大学時代、ゼミにて小中高の卒業アルバムをどうしてる?みたいな話になった時、女の子たちは「ちゃんと部屋に置いてる(^_^)♪」男の子たちは「どこに置いたか忘れたわ~(^ω^)」っていう感じになって、女の子たちが「男の子ってそういう所あるよね~」って先生を含め、話が盛り上がっている最中、
「小中高、全部卒業アルバムは燃やしたので無いです」
って答えて、場を凍り付かせたひとりぼっちの桜ですw
未だに分かりません(T_T)なぜあの時場が凍り付いたのか?
私はね…いらないから燃やしただけなんだよ(T_T)皆だっていらない物は捨てるでしょ?私と一緒じゃない♪だからなんでなのか、未だに私には分かりません。
私からすれば「どうせ全員の顔忘れちゃってるし(てかクラス全員なんてそもそも覚えられないしw)、顔を忘れると思い出も消えていくし」だから私にとっては卒業アルバムなんてただの知らん人間がいっぱい写った重い本だよwそりゃ捨てるよwゴミだもん!
ね?だから私はおかしくないよね(・・?みんなも燃やしてるよね(゜-゜)??
さて、今回のお話ですが急遽書き足した形になるので原稿用紙4ページになります♪いつもに比べて少々少ないですが、楽しんで頂ければ嬉しいです(*^^*)
ではどうぞお楽しみくださいませ~♪
「いや~それにしても喜んでもらえてよかったね」
次の村に向かう傍ら、馬車の中でクスクスと笑うマリアンヌ。
笑いが止まらない。
それだけ村人達の驚いた顔が面白かったのだろう。
「村人たちのあの表情を見たか? これは丹精込めて生首を運んだ甲斐があったというものよ」
「流石はマリアンヌ様!あの山賊の首を持ち帰られた、山賊を滅ぼしたのはこの為だったんですね!」
揺れる馬車の中、向かいに座るカーナが絶賛し、手を叩き、マリアンヌを褒め称える。
「フフフ、そう褒めるな。我が何の意図もなくわざわざ山賊退治などするわけないだろうが」
「流石はマリアンヌ様!お考えが深いです!」
「フッフッフ♪言っておくがこれだけじゃないぞ。わざわざ我が山賊を倒した理由は」
「えっ!まだあるんですか!?」
「ああ、いずれ分かるさ。その時にでも残りの賞賛の言葉は取っておけ、今全て使い切ってしまってはお前の語彙力が枯渇してしまうからな」
本当に上機嫌のマリアンヌ。
ここに来て1番かもしれない。
そんなマリアンヌにカーナは何かを思い出したかのように不安げな表情を見せると、その不安を口にする。
「あの…マリアンヌ様」
「ん?なに?」
「1つ思い出した事があるんですが」
「うん」
「あの反乱軍№2の男、あれマリアンヌ様に対する不敬罪とかであの時に殺したほうがよいのではないでしょうか?ちょっとでも反乱軍の戦力を削っておいたほうが…」
ピタリと止まるマリアンヌの笑い声。
そして時を置かずやれやれという感じで頭を振る。
「お前はバカなのか?今そんな事をしたら、暴動が激化してもう止められなくなってしまうではないか」
「でもマリアンヌ様も、もうこの地は紛争が激化していると…」
「まぁそうなんだけど、、ようは立ち位置の問題だ」
「立ち位置ですか?」
「最初、我らの立ち位置は村人からすると領主側の人間、敵だ」
「はい」
「だが現状において、奴らの中で我の立ち位置は変化しているはず。たぶんこう思っているんじゃないかな?…味方か敵かで言うと、味方かもしれない。だ」
「それは…山賊の首を渡したからですよね?」
その通り!と、マリアンヌは鼻を鳴らす。
「お前にしては冴えているね。だがそこまで分かっているなら、なぜ副リーダーなるあの男を殺して我自ら敵の立ち位置に立たねばならぬのだ」
「あ~、なるほど!じゃあマリアンヌ様は反乱軍側に味方するんですね!流石は民衆の味方!正義の女神たるマリアンヌ様ですね!」
「は?」
「え?」
変な沈黙。
マリアンヌは咳払いと共に話題を変える。
「ゴホン。ところでカーナ、さっきの村のボアという村長の男。お前はアレをどう見る?」
突然変わる話題。
戸惑いながらもカーナは考える。
「あ~アイツですか。。え、そうですね…」
そして少し考えた後言った。
「実に殴りやすそうなサンドバックですね」
そんな爽やかな顔で自信満々に言われてもさ。
どんなの感想だよ。
「やっぱりお前に聞いたのはミスだったか」
「え、何かすいません」
「こういう時はウィノに話を聞きたいが…後ろの馬車だしな」
でも、まっ、いっか。
奴の考察が我に届くとは到底思えない。
「我の考えではオートの村長ボア。彼は漁師というだけあって腕ッぷしもありそうだし、生首を渡す前、最大の敵である我を見ても自制的な行動を取れる冷静さ…臆病さ?もある。部下への発言力を見るに人望もあるんだろう…。言葉の節々から垣間見える仲間思い、親から継いだ形とはいえあの歳で村の長だというのも最低限理解できる」
優しさというあやふやなもので人望を得るタイプ。
ラクそうな人生で羨ましい限りだよ。
「だがそんな彼だが、重大な欠点がある」
「欠点ですか?」
「弱点と言い換えてもいい。彼は自分の頭に自信が無い。それも、ものすご~く無い」
「頭が自信が無い…頭が悪いとかではなくてですか?」
マリアンヌの言い口はカーナが聞いても奇妙な言い回しだった。
だから首を傾げるカーナ。
「え~と、そういえばマリアンヌ様に質問はあるかって聞かれた時になんにも答えられなかったやつですか?」
「まぁ概ね正解かな」
及第点にも満たない答えだけどね。
「ボアという男、何が原因か分からんぬが、自身の頭の悪さを自覚して考える事自体を放棄している節がある。しかもそれを他の村人たちも知っていて助けるような素振りも見せていた、つまり彼は思考の放棄を常日頃からしていることになる。分からな~い、どうしよ~?お前に任せた♪みたいな感じだな」
思考の放棄。
庭士のゴーツと似ているな。
いや、あれは全ての物事に関心なし。
無関心の極地だから別格かもしれんが。
それでも庭士などと違い、村長という職に就いている人間が思考の放棄とはね。
「なるほど、流石はマリアンヌ様。私と違って思慮深い、そこまであの平凡そうな男の事を見てらっしゃったんですね」
「ああいうのが長をやる場合は周りがある程度支えないとダメだろうね」
「何かマリアンヌ様のお話を聞いていると、ボアという人間はダメダメに聞こえますね」
「ああ、ダメダメだな。そして事前に聞いていた情報以上に素晴らしい人材だよ」
「え??」
さてさて、あの賊の生首。
あれによって運命の天秤はどのように傾くかな?
我の思い通りにいくか。
それとも未だ健在の内通者の思惑に一枚噛んでしまうのか。
「カーナ、お前はランたちの手紙を読んで分かっていると思うけど、次に赴くナントこそ反乱軍のアジトがある村だ。村に着いたらカラス全員に気を引き締めるように言っておけ」
「はい、もちろんです。どんな人間であろうとマリアンヌ様に指1本触れさせるような事はありません、どうぞごゆっくり心行くまで村を探索してください」
閲覧ありがとうございました( ^△^) _U~~
ではまた次回お会いしましょう♪(*>∀<)ノ))
皆様、8月26日パワプロの日が近こうございます。
無課金な私、現在の石は3100個、十分パワプロの日は対応できる。しかし、、皆さんも知っての通りサクスペの運営はゴミです(><)悲しいかな、ゴミ運営なのです(つ△<)!
現在5周年ですが正直過去を振り返った時、パワプロの日のガチャで「神ガチャや!!」って思ったのは…1回ぐらいですwあとは全部罠ガチャよw
だから私がしないといけないのはガチャを見極めること。罠ガチャの周囲に散りばめられた神ガチャ…に近いガチャを見極めて引くことです! ええ!やってやりますよ!こちとら無課金で5周年まで乗り切ったんですからね( ゜Д゜)!
因みに狙っているキャラとしてはサクスペオリジナルキャラの【ジャスミン・太刀川】と【エアギター・志藤 玲美】ですね、これらのキャラが当てやすい場合、、私は行きまっせ(*'▽')




