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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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119 1日目㉑ リックスの報告

クリックありがとうございます♪(*^-^*)この3週間で原稿用紙30ページのストックを用意したひとりぼっちの桜ですw

皆さん、やりましたよ(^○^)!最近はストック20ページぐらいしか用意できず、一瞬で溶けてしまっていましたが、今回は30ページです(。◕ˇдˇ◕。)/30ページあれば結構持つはず…たぶんw

いや、私の性格を考慮すればアップする前の確認作業で更に書き足すから、おそらくもっとページ数は増えるはず!つまりストック無限ですねw



さて今回のお話ですが、3ページほどになります。私の小説にしては少し短いので明日も連続アップを予定しております(。-_-。)そして3ページの理由に関してましては…まぁ最後まで読んでもらえば分かりますよw


では今回はカラス最後の1人、過去、大量の人間を笑いながら殺し回りプルート兵に捕まった男。快楽殺人鬼【リックス・フィンラード】の監視報告、皆さんどうぞお楽しみくださいませ~♪



 銀髪の美少女、その顔の眉間にシワが刻まれていく。


「うぅ~むぅぅ」


 悩ましい視線の先に映るのは報告を終えた3人のカラスたち。


 彼ら、彼女らの監視報告は完璧であった。

 実に完璧に監視業務をこなした。

 だがその報告が完璧であればあるほど、マリアンヌを更なる謎の迷宮に迷い込ませるのであった。


 マリアンヌはボソリと呟く。


「まるで迷いの森だな」


 しかも報告を聞いた結果、霧がかっているというオプションまで追加される始末。

 方向感覚が狂って難易度が上がっていく錯覚を覚える。


「チッ! 視界が塞がれている感じ、いらないオプションを追加しおって。う~~~、あっ」


 そんなイライラな表情のマリアンヌがハッと思い出したのは、あのお調子者のカラスであった。

 彼は無駄口…もとい口数多くベランダに出る前、自信満々に言っていた、


『俺の報告は痺れますぜ』


 …と。


 あのチャラくて軽いモヒカン男。

 アレを希望と呼ぶには少し心許無こころもとない存在だが。。

 それでも無いよりはマシ。

 道しるべが一切無い迷宮を進むのはえらく疲れるのだ。


 幾分か表情が緩むマリアンヌ。


「この場に居ないからすっかり存在を忘れていたが、われには痺れる報告とやらが待っていたんだった。カーナ、メインディッシュの時間だ。あのモヒカンのトサカ男を呼べ。いや~楽しみだね」

「はい、マリアンヌ様。すぐに呼びつけます♪」


 カーナは『マリアンヌ様の期待値の高さを考えれば、お前の命もあと数分だぞ』という死の宣告を胸に抱きながら大きく息を吸い込んだ。


「スーー」


 声が向かう先は、ベランダに続く大きく開いた窓。

 夏の夕日に照らされてはためくカーテン。


「おい!モヒカン野郎!2秒以内に来なさい!!1秒でも遅れれば殺します!!は~い!1秒!…2」


 するとカーテンを突破するような勢いで丸くなりながら室内に飛び込んでくる人影。

 まるで剛速球のような勢い。

 そして崩れる球体、その人影は紛れもなく彼。

 冷や汗、動悸の高鳴りが治まらない彼。


 バッと顔を上げる。


「ボス!マジで頭おかしいんじゃねぇの!?」

「チッ、間に合いましたか」

「今、舌打ちした!?」

「してませんよ…チッ」

「今、またしたよね!?」


「カーナ、リックス、仲良くじゃれ合うのはやめろ。時間の無駄だ」


「「じゃれあってませんよ!!」」


「息ピッタリね」

「ノアール!茶化さないで下さい!」

「そうだ!こんな戦闘狂と仲が良いとかゾッとするわ!」

「ハァ!?誰が戦闘狂」


「うるさい」


 ピタッと止まる、室内の空気感。

 マリアンヌの機嫌が少し機嫌が悪くなった事がその原因だろう。


「あ~~イライラするな~~。……チッ、いけないな、切り替えないと、うん。 さぁリックスよ、痺れる報告とやらを聞こうか。一応聞いておくけど、本当にわれが痺れるほどの報告なのか?」

「まぁ大抵は痺れるかな?って感じっすね」

「ふ~ん、そう。じゃあ言ってみて」

「その前に、俺が呼ばれたって事は前3人の監視報告は終わったんすよね?」

「ああ、終わったぞ」

「内通者見つかりました?」

「まだだけど」

「でしょうね」


 どこか確信めいた発言。

 マリアンヌは懐疑的に問う。


「でしょうね…だと? おい、もしかしてお前の報告とは」

「いや~たいした報告じゃないんですけどね」


 大した事が無いなら、さっきのマリアンヌ様の非礼として殺してやりますよ。と、言わんばかりのカーナの視線の前で飄々(ひょうひょう)とリックスはこう言い放った。


「内通者を見つけやした。反乱軍と通じているのは軍師フイレルンですよ♪」



閲覧ありがとうございました(人''▽`)ありがとう☆

ね?最後の感じ、私が好きそうな終わり方だったでしょw?前書きでも申しましたが、次回アップは明日になる予定なので(寝てなかったらw)よかったら次回も読んでもらえると嬉しいです(^人^)

ではまた次回お会いしましょう♪ヴァィヴァィ(b´v゜*)ノ




実は皆に黙っていたことがあるの(__)

今年の4月に花見に行ったのです。おや?「なぜそれを言わなかったの??」って顔をされていますね(T_T)いや…だって特に何も無かったのだものw


これもコロナの影響なのでしょうけど、以前までは私が1人で花見やバーベキュー、カラオケをしていたら世間の人たちは私に奇異な目を向けていました( 一一)そして私はそれをここに書いてきました。

しかし、現在では私が1人で何をしようが「あ~このご時世やから1人で〇〇してるんやな~('_')」程度ですよwこれをここで報告しても仕方ないじゃんw


私は時代が私に追いついたことを喜べばいいのか、それとも皆さんにネタを提供できなくなった事を悲しめばいいのか……どっちだろうねw

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― 新着の感想 ―
[良い点] カーナさん、鬼畜過ぎるwww。 もう、リックスの事を殺したくて仕方ない感じだねw。 たぶん、ホリーもカーナと同じく死ねば良いのにって思ってそうwww。 [一言] >>丸くなりながら室内に飛…
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