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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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108 1日目⑩ ゴーツへの尋問

クリックありがとうございます(^O^) 大学生の時、友達たちと昼食でお好み焼き屋さんに行ったのですが、その時「すませーん(*'▽')ご飯下さい!」と大声で言ったら周囲に『え(´・・`)?』て顔をされたひとりぼっちの桜ですw

いや!だっているでしょ!?白米!? お好み焼きだよ?白米なしでどやって食べるんですか?

皆、不思議そうな顔してたけど、こっちからしたら白米なしでお好み焼きを食べようなんて、カレー屋さんで白米無しのカレーだけをすするのと一緒だと言いたいですよ(。◕ˇдˇ◕。)/


因みにその時にお店の人は


「え?ご飯ですか?」

「はい(-_-)出来ればお味噌汁も」

「え~と、有ったかな?ちょっと見てきますね」


そして1分後ぐらいして店長さんは炊飯器を持ってきました。。


「今、家のやつが炊けたみたいです!これでもいいですか?」

「もちろん(-_-メ)大盛でお願いします。お味噌汁は?」

「昨日の晩の残りがありました!」

「ありがとう。それでお願いします」


そして、お好み焼きを食べながら私1人がご飯をむしゃむしゃ(ΦωΦ)ムシャムシャ。

そんな時、友達の1人が言いました。


「美味しそうに食ってるけど、お好み焼きにご飯は合わないと思うんだけどな…」

「合うよ。めっちゃ合うよ。何なら神の組み合わせや(ΦωΦ)ムシャムシャ」

「お好み焼きとご飯を一緒に食べるなら、たこ焼きとご飯の方がまだ合うと思うんだけど…○○はたこ焼きとご飯も一緒に食うの?」


私は箸を置いて言いました。


「関西人バカにすんなよ(;゜Д゜)!たこ焼きで飯食えるわけないやろ!」

「いや、でも味似てるし」

「似てへんし(;゜Д゜)!たこ焼き丼とか聞いたこと無いやろ!?つまりは合わないって事や!」

「お好み焼き丼もこの世に存在しないけどな」

「お好み焼きは定食としてこの世に存在しているので問題ないですぅ~(*ノωノ)」


いや~これが地域間における価値観の相違ってやつなんですねw

まったく、お好み焼きにご飯が合わないなんていう人種がいるなんてビックリですよ♪

皆もお好み焼きはご飯だよね??




さて今回のお話ですが…。

ゴーツ尋問編を書き終わってページ数を見たらえらいことになってましたw え?「2週間以上空いたから20ページぐらいですか?」ですって?( ^ω^ )ハッハッハ!甘いですぞw甘すぎですw

さっき確認したら原稿用紙32ページありましたw

って事で、4つぐらいに分けれそうですね♪ストック万歳です(#^^#)


では今回は最後の容疑者ゴーツ・コイルのお話もどうぞお楽しみくださいませ~♪



 食堂から立ち去って20分ほど。


 屋敷内をさ迷い歩くマリアンヌたち。

 既にマリアンヌの足取りも重くなっていた。


「カ~ナ~。ゴーツ、全然見つからないな」

「もしかしたら外でしょうか?」

「外って…あ、庭か」


 顔を横へ。

 すると廊下の小窓から差して来る強い日光が顔に当たった。


「うっ、まぶし」


 と、同時にここ数日のうだる様な暑さの思い出、悪夢がマリアンヌの脳裏に浮かぶ。

 足が自然と小窓の先に見える庭から遠ざかる。


「う~む、外か…嫌だな~暑そうだし」

「今日は風もあって涼しいので大丈夫ですよ。よろしかったら私が探してきましょうか?」


 そう思うんだったら、その案をもうちょっと早く提示できなかったの?

 こちとらもう結構な距離歩いた後だよ。


「はぁ~ぁ。うん、そうだな。足も痛くなってきたし、その方がいいな」

「はい。ではマリアンヌ様は少しこの辺りでお待ちくださいませ、私が速攻で庭を探してひっ捕まえてまいり……あれ?」


 カーナが目を細める。


 屋敷の入り口付近。

 田舎の屋敷に場違いなステンドグラスの光の下。

 そいつは居た。


 相変わらずの無精ヒゲにボサボサの髪、ボロボロの作業着。

 こんな姿の人間を見間違えるはずは無い。


「あっ、いました!」


「…………」


 半開きの口。

 宙に向いて焦点が合っていない視線。

 そいつはまるで魂が抜け落ちたかのように突っ立っていた。


「居ました! マリアンヌ様、居ましたよ!」

「そんな嬉しそうに大声で言わなくてもわれの目にも見えておるわ」


 カーナが指した方向を見れば、1階入り口近くに立つゴーツの姿が見えた。

 マリアンヌはゆっくりとヒールの音を奏でながら近づいていく。

 そして最後の容疑者に向けて笑顔で挨拶をする。


「やぁゴーツ君、昨日ぶりだね。ちゃんと言われたとおり風呂に入ったのかな~?」


 これで答えがNOだったら、尋問は即刻中止。

 速攻で風呂に入らせる。

 そしてそれからゆっくりと話を聞こう。


 と、思ったマリアンヌだったが。。


「………」


「ん?あれ…ゴーツ?」


 マリアンヌが挨拶しているのにゴーツは視線すら向ける事無く上を向いたまま。

 本当に魂が抜け出ているようであった。


「ゴーツ・コイル!マリアンヌ様が挨拶をしているのに何ですか!その態度は!?」


 カーナの一喝で現世に呼び戻されたかのように身体をビクン!と硬直させるゴーツ。

 まるで雷に打たれたような反応。


「ヒァ!?」


 ヒァ?


「マ、マリアンヌ皇女殿下!?」

「やぁ」


 マリアンヌが包帯を巻かれた手を上げて軽く挨拶すると、凄いスピードでひざまずくゴーツ。


「す、すいません!マリアンヌ様に言われたとおり昨夜と今朝風呂に入ったのですが、朝風呂なんてしたことが無くて、入ったら朝からまるでこの身が昇天されていくような感覚でして」

「お前は泥の妖精か何かなのかな?」


 っていうかさ…。


「風呂に入ったのは大いに結構な事だが、、君、また汚れてない?」

「それは今朝、朝早くから庭の剪定やらをしておりましたので」


 いや、まぁお前の職務を考慮すればそうかもしれないけど。

 せっかくお風呂入ったんだから、今日ぐらい庭仕事は手を抜けばいいのに。


「まぁでも昨日よりはマシか」


 風呂に入ったことで幾分ニオイが緩和されたゴーツ。

 まともに会話できる事に小さな喜びながらマリアンヌは問う。


「で、今日の仕事とやらは終わったのか?」

「ゴホッ。ええ、つい先ほど庭の剪定、造花の手入れ終わりました」

「いつも昼ぐらいには終わるのか?」

「だいたいは…そうですね」

「ふ~ん、なるほどなるほど」


 ふと、周りを見渡すマリアンヌ。

 さっきまでゴーツを探すのでいっぱいだったので気付かなかったが、屋敷内を見ると、玄関の両端・階段・窓際に至るまで、それは綺麗な花達が植木鉢の上で咲き誇っていた。


「それにしても赤青黄色と色とりどり本当に見事なものだね、しかもこれが全て偽物とは、、」


 戦には何の役にも立たないが、、

 だがしかし、この精巧な造り、造花、素晴らしい技術だ。

 トイレットペーパーといい、敵国であるアトラスの技術に驚かされるとは少ししゃくだがな。


「よかったら1つ差し上げましょうか?ゴホッ」

「いや、いいよ」


 造形物として造花は一定の評価に値するが、美しさという意味ではわれの足元にも及ばん品。

 つまりは所詮は作られた美の限界。

 われが所有する最低条件を満たしていない物など興味など無い。


「残念だが、花を愛でる趣味は無い」

「ああ、そうですか。ゴホッ、そういえば昨日頂いたは喘息ぜんそくの薬ありがとうございました。ゴホッ。ご覧の通り少しラクになりました」

「確かに昨日に比べたらだいぶ改善されているようだな」

「あの…つきましてはお願いが」

「なに?」


 ゴーツは視線を床に。

 少しばつが悪そうに。


「今回頂いた薬、すごく効いたのでまた頂けたら…と思いまして」


 あ~そんな事か。

 こちらとしてもずっと酷い咳をされていたら質問どころじゃないので、そちらから言ってくれて助かるといったものよ。


「よいぞ、後からコロナ…は、分かるか?昨日薬を貰ったメイドの所に行くといい」

「ありがとうございます。ゴホッ」

「いや、良く効いたようでよかったよ」


 明らかに昨日よりもせきの頻度が減ったゴーツを見て、コロナというメイドの医療技術の高さを再認識したマリアンヌ。


 と、同時に1つの疑問が生まれた。


 今はまだマシとは言え、昨日はもっと酷かった咳。

 音量、頻度、その全てが酷かった。

 そして、このせきは闇に隠れ常に人の目を気にしていないといけない内通者という性分を考えればこの上ない弱点となるだろう。

 いや、もう欠点と言い換えてもいい。

 つまりコイツはそもそも内通者とは考えづらいんだよな。


 しかしさ~、

 咳なんてその気になったら根性で止められるのは…?


「薬のお礼と言ってはなんだが、いくつか君に質問をしたいのだがいいかね?」

「私にですか?」

「ああ、今牢に入っている領主が色々行なった事などを聞きたいんだよね。この愚かな紛争を終結するためには必要だから」

「そりゃもちろん構いませんが、ゴホッ。なぜ私のような者に?昨夜お話したとおり、私は庭士として作業しているだけで、誰とも関わりを持っていません。それに残念ながら私は領主様にそこまで信頼されておりません、ですので領主様の行った事もあまり存じてもいない。ゴホッ。有益な情報を皇女殿下にお渡しできるとは…思いませんが」


 庭士ゴーツ・コイル。

 不潔なその外見も相まって館内でも嫌われている。


 だがら


 さて、この質問にどう答えたものか?


 こいつは先ほどまで喋っていた頭の緩いソウスとは違う。

 普通、皇女がわざわざ自分に話を聞きに来たなら、その理由を考えるだろう。

 内通者なら特に。


 だから考えないといけない。


 話を聞くもっともらしい理由。

 でも時間をかけて考えるのはNG。

 こいつが内通者ならわれが時間をかけて理由をあれやこれや考えていると、これから喋ることを虚偽と捉えられる可能性が高い。


 ゆえに話しながら考えるしかない。

 こいつが納得し共感して自ら語りだすような、そのような答えを。


「君なら……庭士として色んな人間を客観的に見ていると思ったんだよ」

「客観的ですか?」

「人は親しい関係になればなるほど情が生まれる、情は主観を生み、主観は情報を歪める。われが欲しているのは正確な情報、正確でない情報を元にこの紛争を解決する策など組めぬであろう?その点、君ならばその心配はあるまい。庭士として誰かと親しくなるわけでもなく、7年間いつも客観的に館の者たち、起こった出来事を見ていたはずだ。だから他の誰でもなく君に話を聞きたいんだよ」


 少しの沈黙。

 ああ!と大きく頷いた。


「ああ!なるほど。よく分かりました」


 我ながら即興でこのレベルの嘘をつける自分の才能が怖い怖い。


「理解してくれたようでなによりだよ。では早速質問なのだが…最近、女の子が暴動で死んだだろ。あの暴動の件を聞きたいんだけど、いいかな?」


 ニッコリと微笑みながらそう問いかけるマリアンヌ。

 まるで日常会話のような気軽さで。

 当然知ってるよね?という罠を張り巡らせて。

 その目は嘘を見逃さないと言わんばかりに黒々と輝く。


「………」


 現状、分かっている暴動の件を知っている人間はたちは主に3種類だ。


 ①領主

 ②兵士長ソウス

 ③ソウスの部下たち


 だけだ。


 つまり、


 君が女の子の事を”知っている”と答えたらどこでそれ見ていたか、と問えばいい。

 見ていた場所に不自然があればそれはわれに嘘を言ったということ。

 嘘を付いた理由。

 それは内通者だからの可能性がある。


 そして、


 全く知らないと答えたら、それもおかしい。

 時間を考慮すれば君は庭か屋敷の廊下いたはず。

 暴動を見てないと主張するには無理がある。

 嘘を付いたら…もちろんその理由が重要で、

 お前が内通者の可能性がある。


 他3人を先に尋問して、疑わしき点はほぼ無かった。

 昨夜と違って領主という雑音がいないにも関わらず疑わしき点が見つからない。

 われが見逃すことなどありえない。


 つまり何が言いたいかと言うとね、、


 われは今4人の中で一番、

 お前を疑っているんだよ。


「…………」


 さぁ~どう出る?


「女の子って何ですか??」



閲覧ありがとうございました(。-_-。)次回は早めにアップしますよ♪まぁ早すぎるとストック無くなっちゃうのでアレですがw

ではまた次回お会いしましょう( ´Д`)ノ~バイバイ





回復術士のやり直し、毎週最高ですね…。

私はもうこのアニメの虜ですよw今週も最高でしたよね(*''▽'')特に広場で皆の見ている前で…(´゜∀゜`)グヘヘ。その時、私の指は自然とAmazonの予約ボタンをポチしてたよ。。抱き枕カバー。。(´゜∀゜`)グヘヘ

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― 新着の感想 ―
[一言] ゴーツが、朝からある意味賢者タイムに入ってるww。アカンw。イメージが最悪だww。止めとくれ~www。 女の子の事は知らんとな。まぁ普通なら怪しいけど、その時にたまたま喘息発作でも起こって…
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