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魔女と呼ばれた少女 -少女は死体の山で1人笑う-  作者: ひとりぼっちの桜
【第7章】 一夜で滅んだ村

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71 明け方の企み(1)

クリックありがとうございます(^^)/化物語の劇場版、傷物語をレンタルで3つ全部借りて、羽川翼の事が大好きになったひとりぼっちの桜ですw

私はね…今まで千石撫子派だったんだけど、劇場版3つ見たら羽川翼派になっちゃいましたよ(笑)だって可愛すぎなんですよw皆さんもぜひ見てみてください♪そして私と一緒の事を思っちゃってください。

『なんで阿良々木は羽川翼ではなく戦場ヶ原ひたぎを選んだんだ?(・・?』ってねw


さて今回のお話ですが5ページ予定が気が付いたら原稿用紙12ページ(>_<)このままでもいいかな~?とも思ったのですが、切ったほうが美しい感じになったので切りましたwでも結果4ページと8ページという歪な形になっちゃいましたw

では今回のお話は短いですがどうぞお楽しみくださいませ~♪



 それはマリアンヌが眠りについて3時間ほどが経過した明け方の事だった。


 木の匂いが充満するロッジのような室内。

 朝焼けのほんのりとした橙色の灯りが窓の外から入ってくる。

 周りを見渡せば生活観のある品物多数。

 だがもちろん家主はいない。


 いや、家主どころか住んでいた人間は誰1人としていなかった。

 いるのは、そう。。


 ゆったりとした時間を楽しむように酒の入ったグラスを傾ける女。


 ただ1人。


 カラスに在籍するその女の名はノアール。


「ん~ん~ん~♪」


 ノアールは何処からか掻っ攫った高級なチーズを口に含みつつ。


「うん、美味しい」


 いつもは付けている仮面やローブを脱ぎ捨てたノアール。

 彼女は黒い肌だった。

 褐色かっしょくがいい、というよりもこの地方には中々見られない黒い肌。

 そして加えて言うのであれば、女性とは思えないガタイの良さ、筋肉量、タラコのような厚い唇、肩辺りまで伸びた似合わない三つ編み。


 個性の塊のような彼女。 


 彼女はリラックスした状態で部屋の上部に掛けられている時計を見た。

 時計の針は午前6時を指し示していた。


「もう6時かよ。確かあの女は昼12時集合って言ってたわね」


 もうそろそろ寝ないと。

 まだまだ飲み足りないというのに…。

 しかし、


「あの女に刃向かうと命が危ない。仕方ない、寝ようかしら」


 あの女が誰を意味しているのか、それを語る事無く、渋々寝る事にしたノアール。

 グラスに残った高級酒を一気に飲み干そうとした時であった。

 戸がドンドン!と音を立てたのは。


「嫌な予感がする」


 時間、叩き方。

 直感でそう感じたノアール。

 居留守いるすをつかおうか思案している中、戸を叩く音は更に強くなる。


「おい!!ノアール!俺だ!俺様だ!!」

「ペリモン…」


 限りなく出たくない。

 なぜ寝付く前にあんな下種げすの顔を拝まねばならないんだ。


「開けろ!大切な話があるんだ!居るのは分かってんだぞ!」

「…クソ」


 嫌々、そして渋々扉を開けるとそいつはわざと靴音を立てるように堂々とやってきた。


「居るならもっと早く出て来いよ」

「………」


 入って来たのはカラスの中でも1、2を争うデカイ図体、中年太りした腹に無精ひげ。

 眠る前に見たくない汚らしい男、ペリモン。


 彼は勝手に栓の開いたワインを手にする。

 そして勝手に口へ。


「おう、いい酒飲んでんじゃねぇか!確かこういう嗜好品しこうひんはカーナが後ろの馬車に入れろって言ってたのによ。くすねたのか、お前もやるな。どれ、俺様も一口…ん?って中身もうねぇじゃねえか!」

「…何の用?」


 どっしりと木製の椅子に座るペリモン。

 机を挟んで対面した状態。

 まず彼は開口一番こう切り出した。


「お前と雑談でもしようかと思ってな。グヘヘ」


 どういうこと?

 こいつが私と雑談?

 

 その言い方に違和感を感じざるおえない。

 そしてめんどくささも感じざるおえない。


「時間も時間よ。雑談はまた今度にして、先に本題に入ってくれる?まさか本当に雑談をしに来たわけでもないんでしょ?あなた達、男連中はまだお楽しみ中じゃなかったのかしら?」

「もう粗方あらかたいい女は抱き終わった」

「そっ。それは良かったわね」


 言葉以上に興味を示さないノアール。

 視線は窓の外、明るくなっていく夏の空。


「ああ、たまらなかったぜ。泣き叫ぶ女どもの服を無理矢理引っぺがし、なまめかしい尻が次から次へと」

「その感想は必要ないわ。眠いし本題に入ってくれない?」

「俺様に協力しろノアール」

「………ん?」


 予期していなかったとはいえ、一瞬頭がフリーズするノアール。

 彼女は考える。


 協力?

 年がら年中、女の子の尻を追いかける事しか考えていない脳筋、コイツから聞くと何て不吉な言葉だろう。


 関わりたくない。

 というか、関わるべきではない。


「バッドタイミング。困ったわね、もう寝る時間よ。長い話になりそうだし、その話はまた今度にして」

「そこを何とか!!今でないとダメなんだ!」

「…なんで?」

「1人生かしたい女が出来ちまったんだ」

「へ?」

「だからよ、、」


 ペリモンは椅子から立ち上がる。

 そして机に手をついてググッと身を乗り出した。


『俺様と一緒にマリアンヌとカーナを騙そうぜ』



閲覧ありがとうございました<m(__)m>

次回ですが、明日アップしようと思っているので、よかったら皆見てね~♪もしもアップされなかったら「あ~アイツ寝てるな(-_-)zzz」って思ってねwまぁ明日休みだし、たぶん大丈夫だとは思いますけどねw

ではまた次回お会いしましょう( ´Д`)ノ~バイバイ



1ヶ月ほど前、ホライゾンゼロをやってたら急にエラーが起こって1時間ほど頑張ったデータが消え、ブチ切れて心の奥底に封印したのですが、その傷も癒えてきてまた復活してやり始めたのです。

すると……やっぱり面白いな!オープンワールド最高!って思いました(*‘∀‘)このままラストまで走っていく予定ですよ♬もちろん細かなセーブをしながらですがねw

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