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俺の異世界伝説  作者: 晃
7/15

六話

「イヤァァーーー行かないでよ~~!」

「もう行って仕舞われるんですね・・・」

あの二人に明日城を出ると言ったらこういう状況になった。

「ううぅぅ・・・こうなったら付いて「勇者様まだ訓練がおわっていません。」ううぅ。」

お前一応勇者だろうが。ここに残らんかったらどうするつもりだ?

「・・・いい加減、離せ。腰が痛くなってくる・・・」

「いやだ~~~一緒について行く~~!」

・・・子供か?こいつは?

「ヒカリ様、別に永遠の別れでは無いので、また会えますって。」

「ううぅ」

「・・・そうだな、お前が魔王を倒したら、勇者じゃ無くなって会えるだろうな。」

「ずっと一緒に居たいの!」

この世界でたった一人の知り合いだからって寂しがりすぎるだろう・・・

「ヒカリ様、ちょっと来て下さい。」

「ん?なに?・・・・・!?」

「よし、魔王を倒しに行こう!!」

いや、今のお前だったら勝てないんじゃね?

「まだ訓練が終わっていません。」

「じゃ、早く訓練を終わらせよう。行くよ~!」

「かしこまりました。」

そう言って訓練所の方向へ走って行った。なに耳打ちしたんだろ?

「行って仕舞われましたね。」

「そうだな。」

「ショウ様。」

「ん?」

「死なないで下さいね。」

「当たり前だ。俺はもう寝る。お休み。」

「お休みなさいませ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








ギィ・・・パタン

朝、あいつらが起きる前にギルドに来た。

そしたら、護衛の依頼を誘って来た女の人が居た。

「あ、あの人。あの人。」

その横の人に話しかけて居る。メンバーの人なんだろう。

「おはようございます。」

「あ、おはよう。護衛についてくれる?」

「はい。足を引っ張るかも知れませんがよろしくお願いします。」

「それじゃ、自己紹介。私の名前はフィリー、ランクはDDよ。この横にいるのが・・・」

「アラン、ランクはDDだ。」

「私はリサ、ランクDよ。」

「俺の名前はレイアン、EEです。」

「よろしくね。護衛の依頼何だけど、ここから西のリステンに行くの。」

リステンか、確か商人の町だっけ?

「報酬は銀貨二枚だから頑張ってね。」

「了解しました。」

「分かったわ。」

「他にも、二人居るからね。では行きましょうか。」











「女がこんな依頼受けてんじゃね~よ。」

「そうだな。ブハハハハ。」

「なにがよー、私はあなた達と同じランクよー。」

「私にしては、上ね。」

結論から言うと後の二人はとてもうざい奴だった。

「しかも、そこの全身鎧のボーヤはまだEEランクだろ?こんなとこいていいのか?」

「はい、依頼を受けましたので。」

「ブハハハハ、ガキはお母ちゃんのオッパイでも吸っててな。ブハハハハ。」

根本的だね~。

「なによ、喧嘩売ってるわけ?」

「ブハハハハ、俺達と戦おうってのか?別に俺たちは良いぜ?」

「もうそろそろ出発する。行くぞ。」

「了解だ。」

「まだ話しが終って「依頼が最優先だ。喧嘩なら終ってからにしろ。」・・・分かったわよ・・・」

あの女の(リサ)はしぶしぶ従ったみたいだ。

こうして俺は、こうしてシュトベルトから離れて行った。






「・・・あいつらめ~終ったらただじゃ済まさないわ。・・」

「ちゃんと見張って下さいよ。」

「うるさい。EEランクの人は黙ってて!」

怒ってるね~。今横にいるのはリサさんだ。馬車の右側の護衛担当だ。

前後左右に人が居て、魔物のがこないように見張って居る。

「前に一角うさぎが三匹、グリーンゴブリンが五匹確認した。」

「では、リサとレイアンはここに残って護衛を、他は討伐に行くわよ。」

「「「了解(しました)」」」

「・・・了解・・・」

弱いと思われて護衛を、任されたのだろう。っと、リサさんは思っているのだろう。ここに残された理由は、俺が魔法が使えるからだ。

「・・・・私は強いのに・・・」

ぶつぶつ文句を言っている。・・・あれはホワイトウルフか?数は五匹ぐらいだな。これぐらいなら一人でも大丈夫だが、

「リサさん、ホワイトウルフが来ました。数は五匹ぐらいです。」

「分かったわ、五匹ぐらい私一人で大丈夫だから、行ってくるわ。」

「いえ、俺も行かせてもらいます。」

「一人で十分って言ってるでしょ!!」

「いえ、こちらも依頼ですので、やらなくてはならないんですよ。」

「・・・・じゃ、足引っ張るんじゃ無いよ!」

そう言って走って行ったので、俺も疾切を唱えながら向かって行く。

「「キャン」」

これで二匹殺した「「「ガルゥ」」」残りの三匹が、リサさんに飛びかかった。

「ふっ」

一匹を足で蹴り飛ばし、

「はっ」

もう一匹を殴り飛ばした。

「ーーー全てを吹き飛ばせちは風」

もう一体は俺が吹き飛ばし、疾切っで切り裂く。

「・・・ありがとう(ボソ」

聞こえているが、聞こえなかった事にしておいてあげよう。

これで全員倒した。剥ぎ取らず馬車に戻る。そしたら、他の人も帰って来て居た。

「他にも魔物が居た?」

「はい、ホワイトウルフが五匹です。もう倒しましたが。」

「そう。ありがとうね。」

「依頼ですので。」

「先に進みましょうか。」

そういって馬車を進める。

この先の不幸も知らずに・・・・

読んでくださりありがとうございました。

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