二話
「・・・・・」
ガチャ
俺は起きてすぐ外に出た。まー外って言っても城の中だが・・・
今は図書室みたいなところを探している。・・・メイドさんに聞いた方がいいかな?
そのまま聞かずに探して居ると、
「あ、おはようございます。」とシュトラウスさんにあった。
「・・おはよう。」
「どうしたんですか?」
「・・・本がおいてあるところって何処にある?」
「あ、こちらです。」
と、本がずらーっとならんであるところにきた。
「ありがとう」
「いえ、どういたしまして。」
お礼を言ってから魔法について書かれて居る本を探そうとするが・・・・・
「・・・」
「?どうしたんですか?」
「いや、ただこちらの世界の文字が読めないだけだ。」
「あ、読みましょうか?」
「・・・教えてくれると助かる。」
「分かりました。では、ちょとまっていてください。」
そう言って、本が並んでいるところへ入って行った。簡単な本を探しているのだろう。
その間に本を取って、どんな文字か、何種類あるのかを大まかに見ていく。
大まかに見て居るとシュトラウスさんが帰って来た見たいだ。・・・本が多く前が見えてないんじゃ無いだろうか?足がふらついて居る。重いのだろう。ああ見てて危なそうだ。仕方無い、持つしか無いだろう。
そう思いシュトラウスさんの所へ行くと
「っ‼」
ふらついているシュトラウスさんが、本棚に当たり幾つか本が落ちてくる。
「危ない!?」
そう言ってこけかけているシュトラウスさんの手を引っ張いながら本が落ちてこない所へ行く。・・・無意識に行動していたが、俺は身体能力が低い訳じゃ無いが、高くも無いのであんなに早く動けないないのだが。・・・召喚で身体能力があがっるってのは本当らしい。
あいつ(光)はどうなるんだろう?もとから身体能力がめちゃくちゃ高いからな・・・多分あいつなら召喚されなくても助けれただろう。
「あ、ありがとうございます!」
少し顔が赤くなりながらお礼を言ってくる。
「・・別にいいよ。それより教えてくれないか?」
「あ、はい!」
そんなに気合入れんでもいいのに・・ま、いっか。
その後文字を教えてもらった。ここの文字は平仮名を違う文字に置き換えているだけらしく簡単に覚えれた。
そのあと昼食を食べた後(文字を教えてもらっている時に朝食を食べた。)これから皇帝陛下にあいに行くらしい。何で昨日合わなかったんだろうか?仕事の事情か?
「大様に会いに行くんだって。緊張するね~。」
いや、お前緊張してないだろう。
「大丈夫ですよ、お父様は、いい王様なので。」
「そっか、レイナのお父さんだったね。だったら良い人か。」
「はい、・・・・・
いつの間に二人は仲良くなっただろう?いや、なかが悪くは無かったけど。
そう思いっているともう行く時間になった。(こっちの世界も24時間制なのですぐに分かった。)
「では、もうそろそろ行きましょうか。」
「そうだね~。」
「・・・」
「では、こちらです。」
そう言って大きな扉の前にきた。
ヒロインの出し方が・・・
読んでくださりありがとうございました。