【一緒ルート音声作品版】封印の選択
ナレーション(低く)
「洞窟の奥は、まだ深い。触手の残滓が霧となって消え、その先に、さらに濃い闇が口を開けている」
(足音)
あなた
「……まだ続くな」
白巫女(落ち着いた声で長く)
「はい、主様……この空気の重さ、先ほどよりも濃くなっています。戦いの余韻もまだ残っていますが……それでも、進めます」
(洞窟の壁に触れる気配)
ナレーション
「壁面に、古い祠の痕跡。崩れた注連縄、砕けた石像、削れた祝詞の刻印」
あなた
「封印の場か」
白巫女
「はい……かつてここで、何かを封じていた場所。ですが……」
(少し声を落とす)
「穢れは、さらに奥に続いています」
(足元で淡く光る音)
ナレーション
「足元の紋様が、淡く光を帯びる」
(低い共鳴音)
白巫女(膝をつきながら長く)
「主様……この封印、まだ生きています。完全には崩れていない……わずかに力が残り、私たちの気配に反応しています」
(法玉に触れる音)
白巫女
「ですが、この先……さらに強い穢れが流れ込んでいます。この封印が押さえているものも……決して弱くはないはずです」
あなた
「選べということか」
(洞窟の奥から低い唸り)
白巫女(顔を上げて、静かに長く)
「はい……この封印はいずれ解かれるでしょう。ですが、それが“今”である必要はありません」
(少し間)
白巫女
「封印を締め直すのは難しい……ですが、ここに留まるか、この先へ進むか、それとも一度退くか……主様のご判断に委ねます」
(洞窟がわずかに揺れる)
ナレーション
「足元の封印陣が、わずかに強く光る」
白巫女(静かに)
「未知の強敵である可能性が高い……ですが」
(少し柔らかく)
「主様となら、どの道でも進めます」
(立ち上がる足音)
ナレーション
「白巫女は立ち上がり、三歩後ろへ戻る」
(呼吸が近い距離)
白巫女(低く、長く)
「……主様の決断を。私は、その背を支えます」
(洞窟の奥から強い気配)
ナレーション
「洞窟は、二人の選択を待っている」
【選択肢】
▶ 封印の魔物を倒す
▶ 奥へ進む
▶ 村へ戻る




