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一緒にイク、入る男女〜洞窟に入る、
「妖魔洞窟 ― 入口」
(山の風)
(遠くで鳥の声)
(洞窟から流れる低い風音)
草薙(低く)
「……ここだな。山肌が裂けたみたいに口を開けている。光が全部吸い込まれてるyいうな……奥は完全に闇だな」
(洞窟から湿った空気)
白巫女(落ち着いた声)
「主様……中から、呼ぶような気を感じます。湿った魔気が流れています……まるで、こちらを待っているような」
(短い沈黙)
草薙
「前は俺が押さえる。まずは様子を見る。中の気配が動けばすぐ分かる」
白巫女
「……御意。ですが必要とあらば、すぐに前へ出ます。主様の背後で力を整えております」
(洞窟の奥で小さな石が転がる)
草薙(警戒)
「……聞こえたか」
白巫女(低く)
「はい。石が擦れる音……奥で何かが動いています」
(洞窟の空気が震える)
白巫女
「魔の気配……確かです。この洞窟には、穢れの源が潜んでいます」
草薙
「……いいだろう。ここから先は戦いだ」
(静かな呼吸)
白巫女(深く息を整えながら)
「はい……この地を取り戻すための戦いです。主様の背をお守りし、祈りの力で穢れを断ちます」
(洞窟の奥から冷たい風)
草薙(低く告げる)
「……行くぞ」
白巫女(静かな決意)
「御意。主様の背を追い、共に参ります」




