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僕とジュリア



涙枯れて消えた

僕はまだ

乾いたハンカチをぶらさげて立ち尽くしてる



赤い目で僕をみて

また泣き出した

弱くて脆くて壊れそうなきみが



笑う日はくるのかなって

涙忘れられるのかなって

僕らにくる明日は

今日よりずっといいものなのかなって

思うんだ。



涙枯れた

きみの指が僕の指に絡まったら

あるいてあるいていこっか


風のない道が

僕を揺すった

このままきみとあるいていってもいいのかなって

いまさらひとりで生きていけるなんていえないよ

わかってるって

大丈夫だよって

わたしもだよって言って、



右手に左手

分け合って魔法

一緒に行けたらいいって

くるしいほど絡まって


覚悟と愛

飲み干して魔法

言いそびれたことばは

もういらないや。



今がしあわせなら

涙はいらない

くずれていくきみが

好きで、好きで、

眠る前にちょっとだけこぼれた涙。




.

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