表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神の詩  作者: テスト
3/7

統合管理室

薄田コウジは疲れ気味に道を歩いていた。最近の不具合は彼にとって大きなストレスとなっていた。店舗ごとのトラブル対応、部品の交換、そして繁忙期の業務。それら全てが彼を疲弊させていた。


コウジが今回呼び出された店舗のゲートもまた、先日と同じ現象だった。防犯カメラの映像には何も映ってないが、センサーだけ反応するとう。


彼の仕事は現場に行き、隠し機能の診断モードを実行し結果の確認・保存後、主要モジュールを

新品のモジュールと交換すること。

しかしコウジ自身も理解できない事態が起きていた。診断結果はすべて正常。

持ち帰ったモジュールも技術部門による精密な検査を行うがすべて正常な値を示していた。

それにモジュールを新品に交換した直後でも同現象が発生したこともあった。


「またこのエリアか…」コウジは独り言をつぶやく。


不具合は、ある特定地域だけに集中的に発生していたのだった。

彼の頭には疑問が渦巻いていた。


そんな中、統合管理室の奥から一人の女性が姿を現す。それは会社の技術フェローである早坂カエデだった。


彼女の目はキラリと輝き、顔には得意げな笑みを浮かべ「見つけた」と、確信に満ちていた声を出した。


コウジはカエデを見つめて「何を見つけたんですか?」


カエデは微笑みながら「極秘事項に触れるからひみつとだけいっておくわ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ