丸い水
水の不思議。
望む時があれば、忌み嫌われる時もある。
世界にとって必要不可欠なもの。
受け取り方?
どうせなら、前向きに考えたい。
今日、私を濡らした冷たい雨は、
明日咲く花に潤いを与える。
私にも、潤いを与えると信じている。
とうの雨は自然の成り行き。
私が水を望むものに変える力がある。
私自身が私を変える力がある。
水は透明、色は瞬時に変化する。すぐに元には戻ることはない。
一度染まった色を戻すことは、大変な努力が必要だ。
新しい水を汲めばよいと、人は言うけれど、
染まった水を元に戻したいから
悪あがき。
きっと、応援してくれる人はいないだろう。
無駄なことはわかっているが、やりとげることが
できたら、一人自己満足。
雨が屋根を叩いている。形を変えて流れている。
私を濡らした冷たい雨は、そんなこと気にせずに
ただ流れている。