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THIRD FANTASY  作者: ZEN
4/4

新 学 期

勢いよく外に出た少年だが、途端に歩きだした

『急いで出て来たけど、間に合うな』


道中、幼さが残る同じ制服を着た人達が、少年の目に入る


約10分程で学校に到着


生徒用玄関の前に貼りだされた貼紙を見る

『えーと、俺はどこだ?4組だな』


鞄から出したスリッパタイプの上履きにはきかえ、先程の貼紙に名前と一緒に書いてあった同じ番号の靴箱に入れ、4組の教室を目指す


教室を見つけると、ドアはあいた状態で、緊張気味に入っていった


机には名札が貼ってあったので、難なく座れた


キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴りると

『おはよう』

挨拶をしながら、入って来た若い男性


『今から体育館に移動するから、出席番号順に』とチョークを取り


    ② ①

    ④ ③

    ⑥ ⑤

    ⑧ ⑦


『の、ように並んでくれ

この並び方が基本になるから、覚えといてくれ』


みんなゾロゾロと廊下にでる


体育館につき、綺麗に並べなられたパイプイスに座る


『皆さん、静かにして下さい

では、これより入学式を始めます』


今日はクラウン総合中学校の入学式である


白髪のカッパが、いや校長が檀上に上がり長ったらしい挨拶をはじめた


30分以上話し込んでいる



なんだかんだで、入学式も終わり各教室に戻っていく


キンコンカンコーン


さっきとはテンポが違うチャイムがなり、先程来た若い男性と女性が入ってきた


『よし、みんな席についてるな♪

では今から出席をとるので、呼ばれた順に返事をして、軽く自己紹介してくれ

ってその前に、俺の自己紹介がまだだったな

えー、今日から

お前らの担任になる

[ユウイチ タバヤシ(田林 祐一]だ』


ニカッと笑う田林

『23歳・独身

今年成りたてのルーキーだ

よろしく頼むな』


締めは、右手でVサイン+満面の笑みである


全員が

「あれで新人か? スッゲー不安」

そんな事、思っていることなど、知るよしもない


『私の名前は

[ルーセ ヤマニシ(山西 ルーセ)]と言います

このクラスの副担任です

よろしくね』


『じゃあ始めるぞー』

自己紹介も合わせて名前を呼ばれる


次々に呼ばれていき、入学式の日から寝坊した少年が呼ばれた


『16番、マエダ』


『はい

[タカオ マエダ(前田 崇雄)]って言います

よろしくです』


クラン総合中学校

1年4組

♂:11名 ♀:10名

合計:21名


自己紹介が終わると


キンコンカンコーン

   キンコンカンコーン


タイミングよく、チャイムが終わり、今日は次の授業で終わりだ



5分後

キンコンカンコーン

   キンコンカンコーン


チャイムが鳴ると同時にやってくる、担任・田林


『えー今から始めるけど、明日の説明などが終わり次第帰れるぞー』


生徒全員、笑顔になる


『明日も3時限だが、学校の説明や、君たちの実力を見せて貰うからな

今日はしっかり寝ろよー』



委員長決めや教科書などを配ったりと、あっという間に時がすぎる



『今日は以上だ

寄り道せずに、帰って寝ろよ』



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