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44 ダンジョン決戦2

 高速でブラックコングデビルに近付き剣を横薙いだが、ジャンプで躱され脚で踏みつぶそうとしてきた。横に何とか避け剣を振るうが、軽快なステップで後ろに躱され壁際までいった。


 何をするんだ?そう思った瞬間。


 壁を蹴り、こちらに猛スピードで拳を振るう。

 速い!横に避け腹に攻撃を仕掛けるがまたもや素早いスピードで躱され、後ろに下がり踊るように頭の上で手を叩いている。

 速いそれに強い、拳を躱した地面を見るそこには小さなクレーターがあった。

 この攻撃を喰らうのは不味いな。少し冷や汗を流しそう考える。

 しかし、再びブラックコングデビルが拳を使いこちらを殴ってきた。

 くそっ、考える暇もない覚悟を決めその拳に剣技、連撃斬を放つた。


 拳と6つの斬撃がぶつかり合い衝撃を生んだ。

 何とか剣を押し込もうとするが、拳の威力に負け吹き飛ばされた。

 即座に風魔法を体に纏い落下の衝撃を弱める。

 

 やばかった。風魔法を纏っていなければ背骨が折れていただろう。俺は立ち上がり剣を横に構え、剣王技、飛剣斬を放つ。白い斬撃がブラックコングデビルの胸辺りをめがけて飛んでいく。当たる!と思った瞬間、拳を飛ぶ剣撃に向け恐ろしいスピードで繰り出した!

 その拳は剣撃にぶつかり一瞬で吹き飛ばした。

 それは爆風となり、周りに強い風を引き起こす。

 

 あれも効かないのか、拳で飛剣斬を破るとはどれだけの腕力なんだ。

 あの拳は鉄の高度を誇ると思ったほうがいいな。


 剣に風魔法を付与、足に力を入れブラックコングデビルに向かう。

 ブラックコングデビルも俺の動きを見、拳を握りこちらに向かってくる。

 俺は拳を躱し腕に力を入れ剣技、剣光を放つ。直ぐに後ろに避けようとしたが、その剣は腹を少し切り裂いた。


 少しブラックコングデビルは驚いたが、直ぐに自分の巨体をこちらに押し付けてきた。

 まずい!土魔法で壁を作る。しかしそんなことはお構いなしに潰してきた。

 くそ風魔法、エアボール!

 潰される前に至近距離でエアボールを放つ、エアボールは衝撃波を生みだし俺を吹き飛ばした。

 

 地面を何度も転がり剣を離しそうになるが何とか耐える。

 やばかった。あそこで、エアボールを打たなければ確実に押しつぶされていた。

 あいつはどうなった?

 

 横たわりながら、あちらを見る。

 そこには無様にお尻を天井に突き出し地面に頭を埋めている姿があった。

 しかし直ぐに起き上がりその場で手を叩いている。


 ほとんどダメージなしか・・・そろそろ本当にやばいな。

 立ち上がり最大限リラックスし深く呼吸をする。

 そして、一息入れながら目の前の敵に集中し、足に力を入れ地面を蹴る。

 地面がへっこむほど勢いでブラックコングデビルに近付き剣を上から下に振るう。

 薄皮を僅かに切った。直ぐにもう一撃入れるが横に躱され、かかと落としをこちらにしてきた。

 後ろに下がらず前に進み懐に入る。そして、足の股の間をすり抜け後ろをとり風魔法を纏い貫通力と切れ味を上げ背中を切り裂いた。

 

 『ウホォオオオーー』


 悲鳴を上げ振り返り拳を振るってくる。そこに火魔法で火の壁を作り横に避ける。

 ブラックコングデビルは拳を引こうとするが、重心が前にありそのまま壁に突っ込み全身が炎に包まれたそして、地面に倒れ火を消そうとうつ伏せにのた打ち回っている。

 

 今だ。


 剣技、連撃斬を繰り出した。

  

 え!


 今まで地面で苦しんでいたブラックコングデビルが立ち上がり、連撃斬に合わせ拳を繰り出した。

 

 こいつ今まで苦しんだフリを?


 剣と拳がぶつかり合いお互い押し合う。

 くっ!こいつの力厄介すぎる。

 拳に押され、剣が震える。

 しかし負けずと押し返す。

 互いに譲らず衝撃を生みだしながら押し込もうとする。

 その時!ブラックコングデビルが拳を引いた!

 しまった!

 剣を押し込みすぎ前に倒れこんだ。

 直ぐに体勢を立て直そうとするがもう遅い、ブラックコングデビルの巨大な脚が俺を蹴りあげた。


 「ぐっははーーー」


 あまりの勢いに空中に投げだされ、地面に嫌な音を立てながら降下した。

 全身の骨が砕け口から血を吐きだす。 

 意識が・・・まずい!ブラックコングデビルは徐に近付いてくる。

 俺は超回復がレベル2になったことで1日2回までならどんな傷でも治せるようになった。

 それを使い体を治す。


 危なかった。いや、まだ危険なことには変わりない。

 超回復はもう使えない、次致命傷を負ったら終わりだ。

 しかし、なんだかコツは掴んできたような気がする。

 立ち上がり再びブラックコングデビルに向かう。

 

 剣王技、飛剣斬!


 ブラックコングデビルはまたかと拳を振るう。

 しかし!その拳は飛剣斬を押しきれず、逆に少し押し返された。


 『ウホ!?』

 

 さっきまで完全に相殺してきた攻撃を弾き返せなかったことに驚き、何が起こったと言わんばかりの表情をしタクシの方を見る。


 そこには、さっきよりも強者の雰囲気を纏いこちらに近付いてくる姿が見えた。

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