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28 6階層

 タクシ様が火の壁で蜂を分断し、私は2匹を担当することになりました。


 2匹の蜂が周りを高速で飛び回り、こちらに牙や針で攻撃してきます。鬱陶しいです!

 短剣で攻撃をいなし、バックトラストで攻撃を避けカウンターを合わせ羽を切り裂きます。

 羽を失くした蜂は地面に勢いよく突っ込み、動けなくなりました。

 

 止めです!


 動けなくなった蜂に攻撃をしようとした瞬間、もう一匹の蜂が私の後ろに回り込み背中に針を刺そうとしてきます。すぐさま後ろを向き新たな短剣技、アクセルダガーで首を跳ねました。


 アクセルダガーは短剣を加速させる技で、そのスピードは普段短剣を振る3倍の速度があります。

 しかしこの技は腕に少し負担があります。使うと時は少し考えて使わないといけない技です。


 私は地面の蜂に近づき首を跳ねました。


 --------------------


 俺はエマの戦闘が終わり、近づき声を掛ける。


 「エマ、さっきのは新たな技か?」

 「はい、アクセルダガーという技で短剣を加速させる技です」


 なるほど、俺の剣光と同じような技かそれなら腕の負担は大きいだろう。


 「多用はできそうか?」

 「さっきので腕が少し痛くなりましたが、2~3回なら大丈夫だと思います」


 剣光よりは負担が少ないか、それでも使いどころを選ぶか。


 「そうか、あまり無理はするなよ」

 「はい!気を着けます」


 蜂は無茶苦茶になっていたので、リムに吸収してもらい先を進んだ。


 エマが5階層のモンスターを簡単に倒せるようになったので、どんどん先に進んでいった。

 その間蜂の巣を刺激し、大群に追い回されたが全て倒していった。

 

 着いたな。

 6階層の入り口に着いた。

 ここもらせん状の階段になっている。

 この先に行く前にまず食事にしよう。


 空間収納から巨大なハチの巣の一部を出す。

 この巣は蜂を全て倒した際、いただいた代物だ。

 本体の巣も収納してあるが、全長15メートル程の大きさがあったので、この先たくさん食べられるだろう。


 俺は土魔法で鍋を作り、そこにオークの腹にある脂肪(油)その鍋に入れる。

 そして、オークの肉をすり潰し団子状に丸め、木の上になっていたナッツのような物を混ぜ合わせる。

 そして土魔法で暖炉のような四角い物を作り、その上に鍋が半分ぐらいハマる場所をあけ、そこに鍋を置き、下の暖炉に木をくべ鍋を温める。いい具合に油が跳ねてきたら、肉の団子を入れる。


 『ご主人!それなに!』


 エマと遊んでいたリムがこちらに来てそう言った。


 「これは、オークの肉を潰して木の実を混ぜて揚げたものだよ」

 『おいしいの!』

 「ああ、上手いぞ」

 『リム食べる!』


 リムが嬉しそうにその場で跳ねている。

 これはたくさん作らないとな。

 俺はさらにオークの肉を潰し木の実と混ぜ合わせ団子をたくさん作る。


 「できたぞー」


 俺はリムとエマに声を掛ける。


 できた団子はデカイ木のボールに入れ、その皿を取り囲むように座る。


 「さて、食べるか、いただきます」

 「いただきます」

 『いただきます!』


 俺はまず1つ手に取り口に運ぶ、これは!ナッツのようなサクサクした食感にオークの柔らかい肉がコラボしてまるで高級から揚げのような味がする。上手い!エマとリムも気に入ってくれたようでパクパク食べている。


 俺はさらにさっきの蜂蜜を小さなボールの皿に入れ、そこに団子をつけて食べた。

 その味は蜂蜜の絶妙な甘さと肉汁が混じり合い、高級レストランにも負けない味をかもしだした。


 「あの、タクシ様、私にも蜂蜜くださいませんか?」

 『リムも欲しい!』


 俺の反応を見た2人が羨ましそうな顔をしながら訴えかけてくる。


 「大丈夫だ2人の分もちゃんと用意してある」


 空間収納から2つのボールを出し、そこに蜂蜜を入れ2人に渡す。

 2人は早速団子を蜂蜜をつけると再びパクパク食べ始めた。

 これは早く食べないと無くなるな。

 俺も無くならないうちに食べ始めた。


 ふう、しんどいもう食べられない。

 地面に横たわり、お腹を押さえながらそう思う。

 リムとエマも俺の横で同じように寝転がっている。

 しばらく休憩するか、モンスターも出てきそうにないし。


 そのまま30分ほど休み、後片付けをした後、階段を下り始めた。


 階段の下に行くと、4~5階層と同じく温度が上昇し始めた。

 下まで行くとそこには、森が広がっていた。

 ここまで来ると予想はしていたがやはりすごい、もしここにいきなり連れてこられたらダンジョンの中とは思わないだろうな。


 この階層の地図を見ると、4~5階層と同じく真っ直ぐ進むだけのようだ。

 しかし、ここまで来るとモンスターのレベルはランク3以上は確実、ここからは俺も積極的に戦闘に参加しよう。


 ん!気配感知に早速引っ掛かるモンスターがいた。

 森の奥から足音が近づいてくる。森から現れたモンスターはオーク、しかもただのオークじゃない。7匹いるオークの先頭にいるオークは鎧を身に纏い、槍を持っている。



名前:オークジェネラル

種族:オーク

状態:普通

ステータス レベル38 ランク4

HP:526

MP:130

攻撃力:478

防御力:463

魔力:123

敏捷:398

器用:389

運:15

≪スキル≫

槍術8 回避6 腕力強化5 脚力強化4 身体能力強化3 生命力強化2 気配感知2



 オークジェネラルかゴブリンジェネラルと同じぐらいの強さだな。

 前はぎりぎり勝ったが今回はどうかな。


 「私も戦います」

 

 エマが短剣を抜きそう言う。

 ここは1人で戦いたいが、駄目だと言っても戦うだろう。

 

 「分かった、後ろのオーク達を頼む、あいつらもランク3のオーク、気をつけろ」

 「はい」

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