24 モールとエマ
皆さん学校お仕事、お疲れ様です。4月は忙しい時期かと思います。
自分も明日から忙しくなります(泣き)
ですので、投稿が不安定になる可能性がありますが、できる限りは投稿したいと思います。
モールは地面から勢いよく這い出てきます。
私は空中に飛んで回避しようとしますが、空中まで勢いよく飛んでき、攻撃をしてきます。
私はそれを辛うじて避け、攻撃に移りますが直ぐに地面に潜られ、逃げられます。
このままでは防戦一方です。
私の速さでは追いつけない、それなら相手の足を止めるだけです!
全神経を集中させ、モールが攻撃してくる場所を判断する。
集中のスキルを手に入れてから、獣人特有の感覚に、さらに磨きがかかった。それをフルに活かし攻撃を予知する。
そこです。
空中にジャンプし、モールが出てきたところに、光魔法を放つ。
光魔法はその名の通り光を出す魔法です。しかし、モールは地面に住んでいるモンスター、それなら光が苦手なはずです。
光魔法はモールの目の前で閃光のごとき光を放つ。
いまです!
「さっ」
短剣でモールの腹を切り裂いた。
『ウギャアアア』
モールは地面に落ち、悲鳴をあげ叫んでいます。
私はその隙に再び攻撃を仕掛けます。
しかしモールは血を流しながらも、こちらに攻撃をしてきました。
しまった!
モールの爪がさっきより少しだけ伸びており、胸をかすめた。
私は少し怯んでしまい、その隙に再び地面に潜られました。
まさか爪が伸びるとは、必要におおじて調整していたと言う訳ですか。
私は胸に付いた傷の痛みを我慢し、神経を地面に集中します。
モールはおそらく土魔法を使い、地面に干渉して私の体重を感じ取り、居場所を把握しているのでしょう。それならば、戦う手段はあります。
モールがこちらに攻撃するのが分かった瞬間、先程食べたオークの骨のもとまで向かい、骨を片手で掴み、出てきたモールに投げます。
投げた骨はモールの顔面に直撃し、地面に転がります。
すぐさまモールのもとまで向かい、攻撃を仕掛けます。
しかし、モールは体勢を立て直し、爪をわき腹に薙いできます。
それをバックトラストでかわし、短剣を腹に突き刺す。
『キギャアァ』
突き刺されたモールにさらに攻撃を仕掛けようとした瞬間、周りの地面が盛り上がり、鋭い槍状の形になり、こちらに襲いかかってきた。
短剣をモールの体から抜き、横に飛び、かわす。
しぶといです!
モールは再び地面に潜りました。
そして、攻撃を仕掛けるために地面から飛べ出てきましたが、動きは今までと比べ遅く、容易に避けることができました。
私はその隙に、新しく考えた神聖魔法の使い方を実行しました。
「はあ」
モールに短剣を突き立て、今度こそ動けないように、深く突き刺します。
『グキャーー』
最後の悲鳴を上げ、静かに目を閉じて行きました。
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「タクシ様!倒せました」
「よくやったな、エマ、それにしても、最後スピードがいきなり上がったが、あれは何んだったんだ?」
「あれは、神聖魔法を足に一瞬だけ流し、スピードを上げました」
「神聖魔法を使って大丈夫なのか?」
「はい、どうやら短剣に神聖魔法を流すより、体に流した方が疲労が少なくて済むようです」
「そうか、それは良かった。それより胸の傷をリムに治療してもらおう」
「タクシ様、この位大丈夫です」
「だめだ!女の子に傷を残すわけにはいかない、俺の言うことを聞くんだ!」
「タクシ様!私のことをそんなに思ってくださるとは、分かりました。私の体はタクシ様の物です。いかようにもしてください!」
いや、ただ傷の治療をしようとしてるだけなんだけど・・・
その後、リムに治療してもらい、しばらく休むことにした。
「あの、タクシ様」
エマが隣に来て喋りかけてきた。
「どうしたんだ?」
「あの、そのですね、頭を撫でてくださいませんか?」
え!何故?最近何かこんなことが多いような気がするけど、しかし、これは主人の威厳を保てる機会、やるしかない。
「分かった。エマ、頭をかせ!」
「はい!」
エマはそう言い、俺の膝に頭を乗せてきた。
あれ、頭ってこう撫でるんだったけ?俺がそう考えているとエマが潤んだ瞳でこちらを見上げてくる。
「タクシ様、私の頭はお嫌いですか」
「いえ、大好きです!」
「そうですか!」
エマは満面の笑みでこちらを見てくる。膝の下から潤んだ瞳をするのはずるい!
俺はエマの頭を撫でる。
「あっ!」
「どうした!」
「いえ、耳がよくて、その、もっと撫でてください!」
「分かった」
俺はそのあとエマの頭を撫でまわした。
耳はふわふわの肌触り、まるで、高級ブランドのタオルのようだ。うん、これはいい、すごくいい。
「あっ、タクシ様、耳の奥は!だめ、いや、そんなとこまでーーーーーあっ」
計画通りです!奥手なタクシ様をその気にさせるには、既成事実を積み重ねていきます!
そう、私達の将来のために!
ブックマークが20になりました。本当にありがとうございます!




