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18 エラスと準備

 エラスの街に着くと、エルジナと同じく検問を受けお金を払った。違うことといえば滞在期間が10日から20日になったところだけだ。


 ここエラスは商業都市でもあり、ダンジョンが近くにあることから商業も盛んで、エルジナと同じく東西南北にそれぞれ門がある。

 

 俺達はまず宿を探し、ダンジョンに近い西の門付近の、希望の癒し亭という宿をとった。

 希望の癒し亭は宿と簡易的なシャワーだけだった。

 どうやら、食事は外で取る必要があるようだ。しかし、今日はもう遅い、空間収納に入っている食事で済ませるか。


 俺達は食事を取り、明日に向け睡眠をとった。




 「おはようございます。タクシ様」

 「んっ、おはよう、エマ。相変わらず早いな」

 「はい、ダンジョンが楽しみで!」

 「そうか?じゃ、早く行くか?」

 「はい!」


 宿から出て西の門に向かう。

 

 「おい、兄ちゃん!」


 西の門付近で、30代ぐらいの男性から声が掛った。


 「もしかして、ダンジョンに行くのか?それならここでいろいろ買っていけ、そうだなこの地図を買って行かないか?」

 「地図?」

 「ああ、1階層から6階層までの地図を売っている」

 「6階層までしかないんですか?」

 「なんだ知らないのか兄ちゃん、さては初心者だな?それなら、6階層までの地図を買ってくれたら、ダンジョンの事を教えてやるぞ?」

 「いくらですか?」

 「そうだな、3万ラルでどうだ?」


 3万ラルか。

 今の手持ちが約38万ラル。

 希望の癒し亭が1日3500ラル、20日滞在するとして7万ラル。

 さらに食費などの諸経費が1日約6000ラル、これが20日で約12万ラル。

 足すことの19万ラル、そして地図で3万ラル、合計で21万ラル。

 うん、足りることには足りるが、正直手持ちが心もとない、まあ、ダンジョンでモンスターを狩ればいいか。


 「分かりました。6階層までの地図をください」

 「まいどあり!」


 「それでダンジョンの何が知りたい?」

 「とりあえず基本的なことは全て」

 「そうだな、ダンジョン内にはエリクリスタルという鉱物が無数にあり、それがダンジョンを常に照らしている。そして地下迷宮になっており、1階層下るごとにモンスターが強くなっていきランクも徐々に上がっていく。最下層にはボスがいて、それを倒すと奥の扉が開き財宝が手に入る。それで今攻略されている階層が6階層だ。これがダンジョンの基本的な説明だ。あと、注意することは、獲物を横取りしないこと、もしピンチになって近くの探索者に助けを求める場合は、手持ちのお金を全部渡すこと。後、ダンジョンで誰かの装備品が見つかった場合は自分のものにできる。但し、警備に報告すること。説明は以上だ他に質問はあるか?」


 「モンスターのランクはどういう内訳ですか?」

 

 そういえば、ランクについて詳しく知らなかった。

 ここで知っておくのもいいか。


 「おっと、それは別料金だ。そうだな、このモンスターが入る革袋を買ってくれれば教えてやるぞ?」


 はぁ、無駄な出費だな。

 まあ、人目がある時は空間収納できない場合があるから、その時にちょうどいいか。


 「いくらですか?」

 「そうだな、3000ラルでどうだ!」

 「分かりました」

 「まいどあり!」


 その後モンスターランクの内訳とついでに冒険者とスキルのランクを聞き、西の門から出てダンジョンに向かう。

 まず、モンスターのランクの内訳はこうだ。


 ランク1 小さな民家が滅ぶレベル

 ランク2 民家が滅ぶレベル

 ランク3 小さな村が滅ぶレベル

 ランク4 村が滅ぶレベル

 ランク5 小さな街が滅ぶレベル

 ランク6 街が滅ぶレベル

 ランク7 大きな街が滅ぶレベル

 ランク8 国が滅ぶレベル

 ランク9 大陸が滅ぶレベル

 ランク10 世界が滅ぶレベル


 今現在確認されているのはランク8までのようだ。

 まあ、ランク8でも各国が率先して協力するレベルだ。

 それ以上となると、人類は終わりだろう。


 冒険者ランクはこうだ。

 

 Fランク 初心者レベル

 Eランク 駆け出しレベル

 Dランク 一人前レベル

 Cランク 中堅レベル

 Bランク ベテランレベル

 Aランク 超ベテランレベル

 Sランク 準英雄レベル

 SSランク 英雄レベル

 SSSランク 人外レベル


 というか、英雄レベルがSSランクなら、勇者のエマはもっと行くんじゃないか?

 やばい、主人としての威厳がどんどんなくなっていてる。


 次にスキルはこうだ。


 1レベル~3レベル 初級者

 4レベル~6レベル 中級者

 7レベル~8レベル 上級者

 9レベル~10レベル 達人


 スキルはレベル10になると進化するスキルもあるらしい。例えばこれだ。



名前:ヤナギ・タクシ 

年齢:16歳 

種族:人間

状態:普通

ステータス レベル40→45

HP:520→570

MP:398→432

攻撃力:402→456

防御力:365→412

魔力:356→385

敏捷:371→429

器用:320→356

運:25→28

≪スキル≫

戦闘系スキル

剣術9→10→New剣王1 身体能力強化4→5 回避6 New腕力強化1 New脚力強化1


魔法系スキル

火魔法6 風魔法2→3 水魔法3→4 土魔法3→4


感知系スキル

気配感知3→4 危険感知3→4


補助スキル

鑑定3→4 超回復2 New生命力強化1


日常スキル

熟睡3 料理1


特殊スキル

空間収納 スキル整理 成長促進大 取得経験値5倍 スキル成長大 従魔 契約無効 New経験値共有


≪ユニークスキル≫

絶対適応能力 反物質



 剣術スキルが剣王になった。これがスキルの進化というものだろう。

 但し、剣術スキルを持つ者が全員スキルの進化ができる訳ではなく、進化は才能によるところが大きいようだ。


 「んっ!」

 「どうかしましたか?」


 エマが聞いてくる


 「いや、何でもない」


 今、何処からか見られたような感じがしたが気のせいか?

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