表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/64

09 ゴブリンジェネラル

 ゴブリン達を倒し、後は、黒いゴブリンだけになった。

 黒色のゴブリンが椅子から立ち上がり剣を抜く。

 そして、こちらをにらんだ瞬間、俺の右腕は吹き飛んだ。

 後ろを見ると黒いゴブリンがいた。

 今の一瞬に俺の横を通り過ぎたのか!

 俺は痛みをこらえながら、超回復を使い右腕を再生する。超回復はレベル2になったので1日どんな傷も2回までなら治せるようになった。


 


名前:ゴブリンジェネラル

種族:ゴブリン

状態:普通

ステータス レベル38 ランク4

HP:502

MP:102

攻撃力:462

防御力:412

魔力:106

敏捷:439

器用:367

運:13

≪スキル≫

剣術8 回避6 腕力強化5 脚力強化3 身体能力強化3 生命力強化2 



 化物、鑑定はその一言だった。


 さっきの攻撃は剣技、剣光だったのか、どうりで剣筋すら見えなかったはずだ。

 俺は気配感知と危険感知を使い、次の攻撃に備える。

 ゴブリンジェネラルは次の攻撃モーションに入り、こちらに向かってくる。俺はそれを何とか捉え攻撃をかわす、そして剣光を使い相手に攻撃をする。それを見たゴブリンジェネラルも剣光を使い攻撃をしてくる。


 「キーン」


 剣と剣とがぶつかり合い、周りに衝撃波が起こる。

 くっ、手がしびれる。俺はその剣を受け止めることができず少し吹き飛んでしまう。

 俺は、その後ろに吹き飛ぶ時間を利用して、火魔法を唱える。

 

 「ファイヤーランス」


 火の槍がゴブリンジェネラルに襲いかかる。ゴブリンジェネラルの剣は下に振り下ろされ、重心が下を向いている。これはよけられない、そう思った瞬間ゴブリンジェネラルは再び剣光を使い火の槍を切り伏せる。


 防がれたか、しかし剣光を連続で使わせた。あれは肉体にかなり負担がかかる。あの化け物といえど何度も使えば疲れるはずだ。


 俺は吹き飛んだ体を立て直し、再び魔法を唱える。


 「ファイヤーアロー」


 火魔法は俺の魔法の中で一番レベルが高い、その中でもファイヤーアローは、攻撃範囲が広く速度も速い、これをこの距離で全て防ぐには、あいつの身体能力でも無理だろう。そう、剣光でも使わない限りは。

 

 火の矢がゴブリンジェネラルに襲いかかる。思った通り全ては防ぎきれず剣光を使った。


 ゴブリンジェネラルは、これで剣光を3回連続で使った。今ので相当疲れたはずだ。この隙に倒す。

 俺はゴブリンジェネラルに剣を叩きつける。ゴブリンジェネラルも剣を振るうが、案の定さっきのような剣圧は感じず、吹き飛ばされることもなかった。


 俺は剣技、双撃を使いゴブリンジェネラルに攻撃する。双撃は防がれたが、ゴブリンジェネラルの体勢が大きく崩れた。そこを狙い剣光を使い腹を切りつける。


 ゴブリンジェネラルは剣光を受ける瞬間に後ろに飛んだが。完全にはかわしきれず、腹を切られ、傷が開き血が噴き出す。


 ゴブリンジェネラルは倒れはしなかったものの、かなりのダメージを負った。


 ゴブリンジェネラルは咆哮を上げ、こちらに剣を振るってくる。

 それを俺は受け止め、双撃を放ちまくる。

 ゴブリンジェネラルは何とか防ぐが、徐々に体に傷が増えていく。

 ゴブリンジェネラルは勝てないと悟ったのか、剣光を放ってくるが。俺はそれを予想しており、後ろに避ける、そして一気に間合いを詰め剣光を繰り出しとどめを刺した。



 なんとか勝てた。しかし、今の攻撃で剣がぼろぼろだ。こいつの剣をもらっていくか。俺はゴブリンジェネラルの剣を手に取り鑑定をする。


(鋼の剣+2 レア度4)


 いい剣だな。

 ついでに今使っていた俺の剣はこれだ。


(鉄の剣 レア度1)


 弱い、まあ、それどでもこの1か月よく頑張ってくれた方か、俺は自分の剣を収納し鋼の剣を腰に差す。


 『ご主人、大丈夫!』

 リムがこちらに向かってやってくる。

 「おう、大丈夫だ。リムも護衛ありがとう、それで少女は起きたか?」

 『ん、ん、全然起きない!』

 「そうか、じゃあ今日はここで野営をして、少女が起きるまで待とう」

 『わかった!』


 俺は、土魔法で四角い家を作り、隅に草を敷き詰めそこに少女を寝かせる。


 俺が夕食の準備をしていると。少女が目を覚ました。


 「ここはどこですか!」

 少女は今だ混乱しているのか。少し怯えている。

 「落ち着くんだ」

 俺は優しく声をかける。

 「あなたは?」

 「俺は、柳 拓志、とりあえずこれを食べろ」

 俺は土魔法で鍋を作り、そこにウサギの肉と草を煮たスープを木のボールに入れ彼女に渡す。

 「これは?」

 「スープだ。毒は入っていないから安心してくれ」

 俺は先にスープを飲んで見せる。

 少女はそれを見て、ゆっくり口元にスープを運ぶ。

 「ん!」

 少女は一口飲むと、そこから一気にスープを飲んだ。

 「おかわりいるか?」

 俺がそう聞くと、彼女は遠慮がちに言う。

 「お願いします」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ