偽りの自分
お久しぶりです。
結局短編小説を書いてしまいました。
このお話は友人の話を参考に私のことも少し入れながら書いた小説です(友人には許可を取っています。)
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私は最低な女だ、、、
彼氏には嘘を付き、友達も嘘を付き
嘘を本当のようにしてこれまでずっと生き続けて来た。
小さいときから嘘をつくのが好きで悪さをして親に叱られるたんびに『嘘は泥棒の元』と言い聞かせられていた。
言葉の通りだと思う。
私は小4のときお店から万引きをした。確か、100円ぐらいのものだったと思う。今となってはどうして必要なのか考えてしまうものだ。たぶんそこからだ私の考えがおかしくなったのは……
その万引きをきっかけにいろんなものを盗んでいた、お菓子や本。小6の頃には親の財布からお金を平気でとってゲームのカセットを買っていたほどに、、、
ある時、古本屋で3冊ほどカバンに入れて店を出ようとした時だった
ピィーーーーーーーー
店中で聞きなれない音が鳴り始めた。
すぐに店の人がきてこう言った。
『鞄の中を見せてください。』
私は驚いた、なんで?、どこかでみられてた?頭の中は『?』でいっぱいだった。私の返事を待たずに鞄は取り上げられ万引きしようとしていたことがバレてしまった。
ただ救いだったのは店の人が甘かったこと。店の人は携帯で顔写真をとって「2度とくるな、ガキが」と言って親にも警察にも連絡せずに帰してくれた。
そこから2ヶ月ほどは万引きは一切しなくなった。でも、スーパーでまたやってしまいそこから高1までやめることはなかった。
親の財布から取ったお金でゲーム機を買った。ずっと欲しかった3DSだ。しかし、買ってから半年後親にバレて没取された。
しかし、万引きの件もあり一度やったら止められない性格が出たのだろう。2つ目のゲーム機を買った。まあ、それもあっさりバレてしまい、また没取。こんなところでめげるわけがいかなかった。次は祖父母の財布からお金を取りまた買った。
それはかなり長くバレなかったが結局バレてしまい、またまた没取。
このことを何度繰り返したのだろう。 ある時、親は取り上げてもどうせまた出てくるそう思ったのか没取するのをやめ、晴れて堂々とゲームをすることができるようになった。これがちょうど中1の夏から中学卒業時期のこと。
万引きや無断でゲーム機を買っていた私でも中2で初恋をして彼氏ができた。彼氏には嘘をつかないと決めていた。決心は最後の最後で破られてしまう。マンガや本を読んでそれが現実だと思い込んでいたのだろう。ふられる際に前付き合ってた彼氏は死んだだの、付き合ってから好きになったなどと現実ではありえないこと言って気を引こうとした。いま、思い返すととんでもなくアホだと思う。それを言って相手はよりを戻してくれるわけでもないのに、、、
中3そして高1でも彼のことを追いかけ回してよく怒らなかったものだ。
過去にこんなことがありながらもう少しで高2でなる。先週までクラスメイトには海外に行って帰ってきた幼馴染と付き合ってたことになってる。ツイッターでは風邪ひいて彼氏が看病してくれたとおかゆの写真付きで載せたりと真っ赤な嘘まで書いた。
ほんとどこまで嘘をつけば気がすむのだろう、自分でもこの文章を書いてて思う。
でも、正直言って疲れた。
嘘をつくことも、本当のことを喋れる友達がいないのも。
寂しくて、誰かに構って欲しくて 嘘を付き、結局誰も私のそばにはいない。
頼れる友達がほしい。
素直に今までの過去を話せる人を見つけたい。
だから誰にもでも素直に話せるように
この文章を書く。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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