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太陽系大運動会  作者: 山田助兵衛
7/7

最終競技『リレー』

目指せ文○省非推奨サイエンスフィクション。

冥王星「さあ、いよいよ残すところは最後の花形競技!『リレー』です!」

エリス「最後はまともな競技で来ましたか」

冥「まあまあそう言わずに。━━ってあれ?(ルナ)ちゃんとカロンじゃない。どうしたの?」

月「運営委員長(たいよう)からの伝言で~す。脱落(リタイヤ)した星が多いのでお二方にアンカーとして参加して欲しいとのことです」

冥「え~、ただ走るのメンドイな……」

カロン「なお、勝利に貢献したアンカーには副賞として準惑星から惑星への昇格を……」

冥「お先に!」

エ「あ!ズルい!待ちなさ~~い!」

カ「認めなくもないような気がしないでもない……って、聞いてないね」

月「え~ではここからはわたくし(ルナ)ちゃんとカロンくんの衛星コンビでお送りいたします!」

カ「それじゃ巻きでいきますか。まずは水星と火星が揃って飛び出しました。いい勝負ですが水星がややリード」

月「やっぱり水と火じゃ火属性が不利だよね~」

カ「いつからゲームの話になったんですか?」

月「もう、カロンくんは真面目(クール)だね~。でもそこがイイ!」

カ「(無視(シカト))それでも離されずにほぼ同時に天王星、海王星へバトンが渡されました。これもいい勝負か?」

月「むう、つまんない」

カ「仕事(かいせつ)しなさい。━━そして勝負はついにアンカー対決へ。おっと?両者猛ダッシュ!」

エ「ちょっと!あなた一応はずっと惑星扱いだったんでしょ!?ここは譲りなさいよ!」

冥「そっちこそ最初から準惑星って認定されたんだからおとなしくそれに従ってなさい!」

月「わ~~激しい(みにくい)バトルが繰り広げられているよ?」

カ「みっともない冥王星(あね)ですいません……。あれ?」

月「ねえ、あの二人どこまで行くの?」

カ「あ、ゴール担当のフォボスとダイモスから連絡が入りました。ほぼ同時にゴールしたけどそのまま突っ走って行った?何やってんだよ姉さんたち……」

月「ねえねえ、なんかカンペが来たよ?えーと、『十分楽しんだから帰る。あとは適当によろ♪ byみんなの母なる太陽より』……だって」

カ「…………赤色巨星(老後)になってから誰にも面倒見られなくなっても僕知らないよ?」

月「だよねー。で、どうするのこの後?」

カ「さあ?これにて終了でいいんじゃないかな」

月「そだね。では、実況は……『太陽系のアイドル、(ルナ)ちゃんだよー!よっろしくー!』」

カ「あーあ、最後でやらかしたか……」


 一方銀河の果てでは。

冥「ま━け━て━━」

エ「たまるくぁあああっ!」

 不毛な戦いを続ける姿がハレー彗星により目撃されたらしい。

あ、ホントは冥王星に輪はありません。あるのは天王星と海王星です。

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