25、霊獣郷への帰還
御神木(楓) ⇒ 御神木(梅) に変更いたします
25、霊獣郷への帰還
☆★☆ 綾目 ☆★☆
花梨さんの 黄泉の泉 で霊獣郷に戻って来れました。今回は大変なめに合いました。霊獣郷があって本当に良かったです
っと言うのも、大地さんが胸に大怪我を負い。蒼穹さんを含めて、大地さんや蒼穹さん達も毒に侵されてしまいました。現在も侵されています。1番重症だった極光さんは、櫻さんが取り出した、解毒の水薬で症状が軽くなりましたが、完治には至りませんでした。大地さん情報で霊獣郷に解毒効果のある御神木水があるそうなので、早く皆さんに飲ませたいです
それと、皆さん(大地さん以外)の怪我は、櫻さんの治療魔法で治療済み・・・私達は怪我らしい怪我はありませんでした
移動するにあたり、意識を失っている大地さん(極光含む)を花梨さんが背負い。櫻さんが翠雨さん。桃子さんが漆黒さん。私が蒼穹さんと紅蓮さんを抱き上げました。其のまま移動しようとすると
『=待て!=皆=紋章石から=出るな=』…意思疎通(対象:全)
誰かの、呼び止める語り掛けを感じ取りました
「え?」…っえ?(驚)
「・・・?」…キョロキョロ(左右視渡す)
桃子さんが驚きの声をあげ、櫻さんが辺りを視渡して、花梨さんが空中を視詰めています
花梨さんの視線を辿りますと、螺旋角鷲の角さんが、此方に近附いてきています。先程の語り掛けは、角さんだったのでしょうか?
角さんが石煉瓦に降り立ち、それと共に
『=ここまで近附くと=吾でも分かる=お主らから=悪臭(微毒附き)が=漂って来るぞ=その状態で=移動されると=辺りに悪臭(微毒附き)が=撒き散らされ=汚染(軽微)されて=しまうではないか!=』…意思疎通(対象:全)
っえ? 悪臭? 私、その様な臭いを発しているのでしょうか…ガ~ン(ショック)
「ックンカックンカ(臭いを嗅ぐ) 何か臭う?」
「私から、その様な臭いが立ち込めているのですか?」
桃子さんと私が臭いに附いて心配していると
「・・・多分、僕達の鼻が駄目になってる」
「そうですね。臭いの原因は、半鷹半獅子・腐乱鬼でしょう。腐敗していたのに腐敗臭がしなかった時点で気附くべきでした。自分達の嗅覚は、戦闘直後に駄目になっていた可能性があります」
っあ、そういう事ですか。櫻さんと花梨さんの説明を聞いて納得できました。私の体臭が臭うのかと思いました。良かったです…っほ(安堵)
『=お主達が=戦闘した相手=腐乱鬼か=・・・=その影響か=悪臭に=微弱な毒が混ざって=いるぞ=』…意思疎通(対象:全)
「っえ? 私達、毒を放ってるの?」
「・・・多分、腐敗臭そのモノに、微毒効果があると思う。腐敗臭を嗅ぐと、気分が悪くなるし」
「まぁ~。櫻殿の認識が妥当でしょう」
う~ん。一度、統括情報を確認した方が良さそうですね ≪統括情報≫
≪統括情報≫ ●統括情報(本人)のみ表示
●表示情報選択 ( ◎ 通常 ⇔ 擬装 )
名 前 …庭 綾目
種 族 … 吸血姫族(真性) ⇔ 人族(擬似) ◎
性 別 …女
歳 …20才
守護契約獣 …八咫烏 (守護神鳥)
Lv …3 / 2up ! (24話)
LF …86/86(.12) anew !
SS …7/99(.42) 【擬装 : -5ss】 anew !
筋力 …25+5(10)
敏捷 …28+5(10)
技倆 …30+5(10)
体力 …27+5(10)
魂力 …38+5(10) (種族特性)
智能 …40+5(10) (種族特性)
運 …26+5(10)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
技 能
*∞ …存在移行 (真性⇔擬似) (Lv1)
……… 省 略 ………
こ、これは。私の状態を示す所から、健康が消えて、嗅覚機能障礙(一時的)が附いています。匂いを感じないのは、これの影響ですね。因みにLvが上がっていました
皆さんも空中を視てますので、統括情報を確認しているのでしょう。大地さんと蒼穹さん達の統括情報も覗かせて貰いましょう
「大地さんと蒼穹さん達の統括情報も確認して起きますね」
「・・・よろしく」
「は~い」
「お願いします」
皆さんに、断りを入れた所。快い返事を貰いましたので、鑑定します
「 <<彼のモノ 全てを暴け 鑑定>> 」×6
≪統括情報 ●擬装≫ ←〔鑑定中〕 _ 【】内は擬装前
●統括情報(本人)のみ表示
名 前 …嶋 大地
種 族 …人族 ← 【擬装中 / 仙人族 ⇔ 人族 ◎ 】
性 別 …男
歳 …39才
守護契約獣 …粘液源流体 (守護魔獣)
Lv …3 / 2up ! (24話)
LF …_4/_4(.04) ● (/20.22) anew !
SS …13/15(.60) anew !
筋力 …_6+2(5)
敏捷 …_7+2(5)
技倆 …10+2(5)
体力 …_7+2(5)
魂力 …_6+2(5)
智能 …10+2(5)
運 …_0
状 態 …意識障礙 (気絶) new !
…胸骨骨折 (肋骨) new !
…嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒 / 軽微) new !
…運 0 (永遠)
…生命力減少 (???効果。 3日/ 2㌫。後 404日)
技 能
*10 …指南指導の才
……… 省 略 ………
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕
名 前 …極光
種 族 …粘液源流体 (守護魔獣)
性 別 …??
歳 …0才 (幼獣)
守護契約者 …嶋 大地
Lv …3 / 2up ! (24話)
LF …27/27(.60) anew !
SS …2/16(.23) anew !
筋力 …_7(15)+5(10)
敏捷 …_7(15)+5(10)
技倆 …11(22)+5(10) (種族特性)
体力 …_6(12)+5(10)
魂力 …_6(12)+5(10)
智能 …_7(14)+5(10)
運 …11(23)+5(10) (種族特性)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒) new !
技 能
……… 省 略 ………
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕
名 前 …翠雨
種 族 …龍神 (守護神獣)
性 別 …??
歳 …0才 (幼獣)
守護契約者 …本 櫻
Lv …5 / 4up ! (24話)
LF …120/120(.27) anew !
SS …6/128(.17) 【飛空浮 : -5ss】 anew !
筋力 …22(45)+5(10)
敏捷 …22(45)+5(10)
技倆 …24(48)+5(10) (種族特性)
体力 …24(48)+5(10) (種族特性)
魂力 …22(45)+5(10)
智能 …25(50)+5(10) (種族特性)
運 …22(44)+5(10)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒) new !
技 能
……… 省 略 ………
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕
名 前 …蒼穹
種 族 …八咫烏 (守護神鳥)
性 別 …??
歳 …0才 (幼鳥)
守護契約者 …庭 綾目
Lv …3 / 2up ! (24話)
LF …74/74(.88) anew !
SS …5/96(.06) 【飛翔 : -5ss】 anew !
筋力 …22(44)+5(10)
敏捷 …24(49)+5(10) (種族特性)
技倆 …22(44)+5(10)
体力 …21(42)+5(10)
魂力 …25(50)+5(10) (種族特性)
智能 …23(47)+5(10) (種族特性)
運 …21(42)+5(10)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒) new !
技 能
……… 省 略 ………
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕
名 前 …紅蓮
種 族 …鬼熊 (守護魔獣)
性 別 …??
歳 …0才 (幼獣)
守護契約者 …部 花梨
Lv …4 / 3up ! (24話)
LF …46/46(.83) anew !
SS …4/39(.10) anew !
筋力 …16(32)+5(10) (種族特性)
敏捷 …17(34)+5(10) (種族特性)
技倆 …11(23)+5(10)
体力 …10(21)+5(10)
魂力 …11(23)+5(10)
智能 …11(23)+5(10)
運 …11(22)+5(10)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒) new !
技 能
……… 省 略 ………
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕
名 前 …漆黒
種 族 …妖狐 (守護幻獣)
性 別 …??
歳 …0才 (幼獣)
守護契約者 …海 桃子
Lv …3 / 2up ! (24話)
LF …43/43(.06) anew !
SS …3/37(.19) anew !
筋力 …10(20)+5(10)
敏捷 …16(33)+5(10) (種族特性)
技倆 …17(35)+5(10) (種族特性)
体力 …11(22)+5(10)
魂力 …11(23)+5(10)
智能 …12(24)+5(10)
運 …11(22)+5(10)
状 態 …嗅覚機能障礙 (一時的) new !
…肉体系機能障礙 (毒) new !
技 能
……… 省 略 ………
擬装に状態を含めていませんでしたので、大地さんの状態も確認する事が出来ました。大地さんも、私と同じで、健康が無くなり、嗅覚機能障礙(一時的)が表示されています。それ以外にも、意識障礙(気絶)と胸骨骨折(肋骨)と肉体系機能障礙(毒 / 軽微)が表示されています。大地さんの意識障礙(気絶)は、視たままですね。胸骨骨折(肋骨)は、櫻さんから知らされていましたので、慌てはしませんが、骨折も状態に表示されるのだと感心しました。でも、毒に侵されてるとは思いもしませんでした。蒼穹さん達の状態にも、嗅覚機能障礙(一時的)と肉体系機能障礙(毒)が、表示されています
「大地さんの状態に、嗅覚機能障礙(一時的)以外にも新たに三つ追加されています」
「何が増えたの?」
「・・・ん、気絶中と骨折表示かな? 後1つは・・・」
「意識不明と骨折の表示ですか? 後1つは予想が附かないですね」
櫻さんと花梨さんが一部、正解しています。意識障礙(気絶)と胸骨骨折(肋骨)は予想できましたか
「櫻さんと花梨さんの仰った通り、意識障礙(気絶)と胸骨骨折(肋骨)。それと、毒も受けていたようで肉体系機能障礙(毒 / 軽微)と書かれていました」
「骨折? っあ! 櫻ちゃんが言ってたの忘れてた。でも、毒なんて何時受けたんだろ?」
「・・・多分、結界を破られた時。半鷹半獅子・腐乱鬼の攻撃を、極光が逸らしたけど、完璧ではなかったって事だと思う」
「自分も櫻ちゃんの意見と同じですね」
「あれ? 何で花梨さんが、その予想できるの? 結界が破られた時、居なかったよね?」
「確かに姿を隠していましたが、皆の様子は伺っていましたよ」
花梨さんの言う通り。姿を隠しながら、此方の様子を視ていたのでしょう。判断良く攻撃(首落とし)は出来ないでしょうから。花梨さんと櫻さんは思慮深いですね
「大地さんも毒を受けてるなら、早く解毒の薬水がある所に向かおうよ。・・・って、何処に向かうかわかんないけど」
あれ? 説明してませんでした? 櫻さんと視詰め合ってしまいました
私も櫻さんも説明していないようです。
「・・・ごめん。説明してなかった。桃ちゃんの御神木(梅)から湧いてる水に、解毒の効果があるとの事」
「大地さんが、意識を失う前に教えてくれました」
『=御神木(梅)から=湧いてる水に=その様な効果があるとは=焦る気持ちは=分かるが=暫し待て=浄化できる人物が=此方に=向かって来ている=』…意思疎通(対象:全)
浄化? 私達に附いてる移り香(腐敗臭)を、消せると言う事でしょうか
「浄化って事は、私達に附いてる悪臭(腐敗臭)を消せるの?」
『=その為に=お呼びしている=』…意思疎通(対象:全)
移り香を消臭できるのは良い事ですが、何方を御呼びしたのでしょう? 角さん以外ですと。劍牙虎の牙さん、刄脚狼の刃さん、施設管理人の月夜見さん。お爺さんは、居られないでしょうから、月夜見さんを呼んだのでしょうか?
「御呼びしたのは、月夜見さんでしょうか?」
『=そうだ=牙と=刃に=連れて来て=貰うように言ってある=っが=あの2匹に=この臭いが=耐えれるかは=擬問だがな=ここに来て=嗅覚が=鋭すぎるのが=仇になった様だ=』…意思疎通(対象:全)
今の私達から漂う臭いは、凄いらしいですから。嗅覚が鋭いと辛そうです
「・・・もしかして、牙と刃が一番に異臭に気附いた?」
「なるほど。角殿は、傍に近附いて気附いた、っと言っていたな。他の誰かからの進言で動いた事が分かる言葉だ。進言者が牙殿と刃殿か」
「・・・2匹は嗅覚が鋭いから、此方に来たら損傷を喰らうっと?」
『=損傷を=喰らうかは判らんが=嗅覚異常を=起こすかもしれんの=』…意思疎通(対象:全)
それは、可哀想です。無理をせずに、臭いが収まってから、合流して貰えれば良いのですが。月夜見さんが来られるまで、大地さん(意識障礙(気絶))と蒼穹さん達には、我慢して貰うしかありませんね。幸い、緊急性はなさそうですから
時を置かずして、月夜見さんが屋敷(休憩施設含む)の方から此方に駆け寄って来られました
「なるほど、凄い臭いですね。おまけに、僅かに毒も含んでいますか」
「到着そうそう、臭いに附いての言及は分かるけど、毒を含んでる事も分かるの?」
合流した月夜見さんの第一声が、悪臭に附いての指摘でした。桃子さんではありませんが、悪臭に毒も含んでる事を、一瞬で視抜けるものなのでしょうか?
『=お越し頂き=ありがおうございます=』…意思疎通(対象:全)
角さんが、辺りを視渡した後に、月夜見さんに御礼を言っています。
「臭いと共に、体内に入り込みましたので、気が附きました。後、肌にも少し、纏わり附く感じを受けますね」
「え~と、大丈夫なんですか? それに、肌に纏わり附くって・・・」
月夜見さんは、平然としておられますが、悪臭(微毒附き)を吸い込んで問題ないのでしょうか? 角さんにも言える事ですが。それに、月夜見さんは、凄い敏感肌を持っておられるのでしょうか? 私にも、纏わり附く感じは分かりません
『=あの二匹は=断念したか=それはさて置き=早速ですが=悪臭(微毒附き)の浄化を=お願いしたいのですが=』…意思疎通(対象:全)
「ええ、二匹には辛そうでしたので、置いてきました…ぐる~っと(周囲視渡す) 早速、始めた方がいいですね。」
角さんが辺りを視渡したのは、牙さんと刃さんの確認だったのですね。月夜見さんは、周囲を確認した後に、直ぐに浄化をする事を承諾してくれました。何も聞かずに手を打ってくれるのは、信頼の証でしょうか? それとも、緊急性が高いのでしょうか?
「・・・お願いします」…ペコリ(敬礼)
「「宜しく、お願いします」」…ペコリ(敬礼)×2
「お願いしま~す」…ペコリ(敬礼)
櫻さんに続き、私や花梨さん、桃子さんも、月夜見さんにお願いをしました。月夜見さんは、私達のお願いに、頷きを持って答えてくれて。何事かを呟き(言葉が分かりません)、右手を動かしだしました
「☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆」
月夜見さんは、空中をなぞる様に、右手の揃えた指先(人差指と中指)を衝き出して動かし、三カ所で紋様(一瞬で浮かび上がる)を施していました。最後に指を組み合わせて(印を組む)、紡いでいた言葉を終了した所で。三カ所の紋様が、組み合わせた指(印)と重なり合い、淡い光が立ち上りました。その光は辺りを照らしだし、時の間で霞の様に薄れて消えて行きました
「え~っと、今の光で浄化されたの?」
「・・・眼に優しい光だった。今のが浄化?」
「夜に輝く。月明かりに、似ているように感じましたね。今ので浄化完了ですか?」
「今の優しい光で、悪臭(微毒附き)は消えたのでしょうか?」
桃子さん、櫻さん、花梨さんに私の感じた擬問に
『=うむ=悪臭(微毒附き)は=綺麗に浄化=されているぞ=』…意思疎通(対象:全)
「はい。周囲の浄化は完了しました。ただ・・・」
角さんと月夜見さんが、答えてくれました。ただ、月夜見さんが何かを言いかけて、私達を視詰めています。なんでしょう?
「え~っと、何かな? 気になるんだけど」
「・・・何か、問題があった?」
桃子さんと櫻さんが、月夜見さんに続きを促しています。私と花梨さんは、月夜見さんが喋るのを待っています
「問題と言うよりも。皆様が影響を受けている状態異常(怪我、障礙(嗅覚)、毒など)は、そのままの状態です。私が直してしまいますと、折角の経験が無駄になってしまいますから」
私達の事を、考えてくれていたのですね。ありがたい事です
「なるほど~。それだと、序に直してって訳にもいかないね~」
「・・・経験は大事。それと、ありがと。月さん」…
「ありがとうございます。月夜見さん」…
「月夜見殿。お手数をお掛けしました」…
「っと、そうでした。ありがとう、月夜見さん」
櫻さん、私、花梨さんが、月夜見さんに感謝を伝えるの視て、桃子さんが慌てて感謝を述べていました。完全に忘れていたようですね
「どういたしまして。ただ、危ないと感じたら、経験がどうのとか関係なく。処置をさせて貰うかもしれませんが、そこは良しなに」
「はい。その時は、御願いします」
「・・・今回の、大地さんの怪我は、その限りではない?」
月夜見さんが、私達を気に掛けて貰えてるのが、伝わってきます。本当にありがたい事です。月夜見さんが動いた時には、危険事態である事を考慮しないといけないですね。そうそう、櫻さんの問い掛けに私は っあ!(驚) っと、気附かされました。慌てて、月夜見さんを視ると
「そうですね。確かに怪我(骨折)は重症ですが。視た所、緊急性が高い訳ではありません」
確かに、命に関わってる訳ではないです
「・・・ん。納得」
「では、毒の処置に向かいましょう。悪臭(微毒附き)を浄化して貰えらのですから」
花梨さんからの提案に、皆さんが同意されましたので、解毒の効果を含む御神木水(梅)を頂く為に、皆さんで移動する事にしました。到着しましたら、蒼穹さん達に飲んで貰いましょう。私達も、念の為に頂いた方が宜しいでしょう。ただ、大地さんには、どの様に飲ませましょうか? う~ん、私が飲ませたいのですが、意識の無い人に・・・。花梨さんに、お願いしましょう
現在は、花梨さんの紋章石(転移門)に居ますので、環状水流の中心から視ると西南西(8時/1層目)ですね。桃子さんの御神木(梅)が西北西(10時/2層目)になりますから、2層目に上がる転送円が南西(7時半)と北西(10時半)に位置していますので、一度、下(南)に降りるべきですね
2本の御神木(桜:林檎)の前を通り過ぎる時に、花梨さんと私は、魔力(ss)を注いで行きました。本当に僅かですが。櫻さんも、2層目に上がった時に{「・・・直ぐに追い附く」}っと、一言断って別行動です。別行動の理由は、私と同じ理由でしょう。それに、桃子さんの御神木(梅)に辿り着く前に、合流出来ました
御神木(梅)に到着後。蒼穹さん達に、御神木水(梅)を飲んで頂きました。ただ、極光さんだけは身体? っを伸ばして、御神木水(梅)に浸かられています(大地さんは御神木水(梅)の傍に寝かされています)。視た眼には、蒼穹さん達の身体を侵していた毒が中和されたのか分かりませんが。極光さんの身体の色が、薄紫色から極光色に戻っていましたので、毒は中和されたのでしょう。私達も、蒼穹さん達の後に御神木水(梅)を頂きました。大地さんに至っては、花梨さんに無理を言って飲まさせて貰いました(口移しです)。何と言いましょうか、少し嫉妬してしまいました。チラッと櫻さんを視ると羨ましそうです。桃子さんに至っては、眼が輝いていますよ。月夜見さんは、冷静に観察していました
その後は、屋敷に戻り。大地さんを寝かせるのに辺り、服をどうするかと言う話になり(外套を羽織り、その上から極光さんが巻き附いている)
「・・・寝るのに、今の格好は駄目。脱がせるべき」
「そうだよね~。外着、しかも外套附きで寝かせるのはね~」
「流石に衛生上、そのまま寝かせるのは忍びない」
「確か。外套、下に身に附けている服も腐蝕して切疵腐蝕だったと思います」
櫻さん、桃子さん、花梨さんの話を聞き。私も、思い出した事を語りました
「なるほど。傷は、櫻さんの治療魔法で治したのですね(骨折以外)」
「・・・ん」…ん(頷き)
月夜見さんの問いに、櫻さんが頷きで答えています
「それでは。衣服は脱がして、着せるのは大変でしょうから、裸の上から極光様に巻き附いて貰いましょう。多分ですが、包帯石膏的な効果があるのでしょう」
「あれ? 極光の巻き附きの意味、分かるんですか?」
「・・・鋭い? 意味は合ってる」
「桃ちゃん。医療に一度でも携わった者なら、予想は附くよ。それに…チラッ(視線) 月夜見さんは、後方支援(医療)に携わっていたと思うよ」
「ええ。その通りです。私は戦闘には向きませんので、後方支援(医療含む)に携わっていました」…こくり(頷き)
大地さんに附いて、月夜見さんが指示を出してくれましが。極光さんの行動の意味を理解しているとは凄いです。桃子さんの擬問に、花梨さんが答えていますし。月夜見さんも花梨さんの推測に頷いています
「・・・ん、大地さんを部屋に運んでから。僕が大地さんを脱がす」
「そうですね、花梨さん。大地さんを運ぶの、御願いして宜しいですか? 櫻さんと私で、脱がせますので」
「ハァ~(溜息) 分かりました。大地殿を運ぶのは、承りました」
「え~っと、私は視てるだけ?」
「桃子様。水(お湯)と手拭の準備をお願いします」
桃子さんの途方に暮れた言葉に、月夜見さんが指示をだしています。花梨さんが大地さんを担いで、移動を始めました
大地さんの寝室に入室。花梨さんが、担いでいた大地さんを寝台に寝かせてくれましたので。極光さんに、一時的に離れて貰い、私と櫻さんで、大地さんの衣服を脱がさせて頂きました。脱がせる時に、かなり痛みを伴った様子でしたが、その都度、櫻さんが治療魔法を使用して痛みを和らげていました。私自身、介護は初めての経験でしたが、非常に技術のいる事だと実感しました。花梨さんが何度、手を出そうとした事か・・・
脱がせた後は、桃子さんが用意してくれた水(お湯)と手拭で、大地さんの身を清めました。衣服は着せずに(月夜見さんの指示)、極光さんに包帯石膏役を御願いして、一段落附きました
ホッとしたのか、少し睡魔が降りて来ました。でも、このまま就寝するのは不潔ですので、皆さんに断りを入れて、お風呂(露天風呂)に入る事を考えましたが。皆さんで入る事に相成りました。花梨さんが心配して、{「一緒に入る」}っと言い出したのを切っ掛けに、櫻さんの{「・・・皆で入る」}っとの言葉で決まりました。
でも、実際は皆さんで入って良かったです。身体を洗い終わり、湯船に浸かって温まっていると、何時の間にか意識が遠のいて行きました……スャスャスャ~~(ZzzZzzz~)
後で聞いた話だと。湯船に沈みそうになった私を、花梨さんが慌てることなく抱き上げてくれたそうです。おまけに、部屋に運んでくれて寝かし附けてくれたようです(衣服も着せてくれていました)。花梨さんの総合侍女技能に、衰えはありません
☆★☆ 月夜見 ☆★☆
大地様を寝かせた後、皆様でお風呂(露天風呂)に入る事になりました(私も一緒にです)。身を清めた後。湯船に浸かって今回の事を色々聞いている時に、綾目様が湯船に沈みそうになりましたが、花梨様が危なげなく抱き上げてしまいました(何か手慣れた感じを受けましたよ)。花梨様が{「すみません。綾目様が眠ってしまわれましたので、自分達はここらで失礼します…ペコリ(頭下げる)」}っと言って出て行きました。きっと寝かし附けに行ったのでしょう
他の方々(櫻様、桃子様)も眠そうでしたので、話を一旦切り上げて、休むように奨めてお風呂(露天風呂)を上がりました。皆様の様子では、明日の朝までぐっすりでしょうね
しかし、話を聞いて思いましたが。結構、危なかったようです(大地様の様子で分かっていましたが)。誰も犠牲者が出なかったのは、運が良かったからですね。転移初日で犠牲者が出るのは寝覚めが悪いですからね。でも、聞いてた話と大分違うのですが・・・どういう事でしょうか?
転移場所附近に腐乱鬼。しかも高位 階級の半鷹半獅子、それの腐乱鬼などが居るなどど・・・何処かから流れて来たのか、穢れが溜まり過ぎていたのか、何方かだと思いますが。あの地には、守護獣(何の獣かは不明)が居ると聞いていましたので、穢れが溜まったとは思えません。まさか! 守護獣が死して腐乱鬼化した! ・・・っなどど言う事は、ありえませんね。何処かから、流れて来た直後なのでしょう。流石に守護獣がいる場所に、長期的に居るとは考えられませんからね.。それを考えると運が悪いのかしら?
夕方前ですが、夕餉は如何しましょう? 皆様の様子を考えると・・・後で、部屋に様子を視に行きましょう。必要なら、その時に作れば良いですね。
自動人形の骨格製作に集中していて、夜も深まっていました。時間の経過を忘れていたようです。一度、皆様の部屋に様子を視て周り、問題がなければ休みましょう
皆様(女性陣)の部屋の様子を視て周り(扉越しに部屋を探る)、就寝しているのを確認できました。やはり疲れていたのでしょう、深い眠りに陥っていました(霊獣達も、主と一緒に深い眠りに落ちてるようです)。後は大地様の部屋のみですね。此方は、覗いて様子(容態)を確認したいと思いましたので、後回しにしました
…コンコンコンコン(叩扉)
…ガチャ(扉の開閉音)
「〔失礼します〕…小声」…ペコリ(敬礼)
大地様の意識が、戻っているとは思えませんので、静かに入室する事にしました。そして、眼を寝台へ向けると、驚くべき光景が・・・
つづく
Lvアップ時の能力上昇値(lf.ss)の値に、能力上昇値2倍が加算されていなかったのを修正




