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23、襲い来る存在

23、襲い来る存在




 上空高く、北側の山脈を越えて、黒い霞を纏った巨大な鳥? が姿を現し、上空(高高度)から廃村を観察している感じを受ける。廃村には、小山があり。その小山に靠れている巨大な存在が居る。どうも、巨大な存在が、黒い霞を纏った巨鳥の標的の模様


 姿を視せてから廃村(巨大な存在)しか視ていなかったと思われる視線が、僅かにずれた。ずれた先を視て何を思ったのか、徐々に高度を下げだした。新たに興味を引いた場所に向かって、降下を開始した模様






☆★☆ 大地 ☆★☆


 俺達(花梨&極光(オーロラ)以外)は、道(廃れた道)の左右(頂側と麓側)に分かれて、花梨達が降りて来るのを待っている。っと言うのも、桃ちゃんが降りて来た時に、上空に巨大鳥が居る事に気附き。櫻ちゃん、綾目さんと降り立った時に、旋回しながら高度を落として来たのだ


 綾目さんが降り立った時に、高度を落としたので。情報を得る為に鷹の目を起動し、巨大鳥の姿は、黒い霞の様なモノに隠されて視えなかった。鑑定を使用したが、鑑定不能(アンノウン)表示だった


 「皆、上空の巨大鳥に警戒を。鑑定が効かない上に、姿も黒い霞で覆われている」


 「っえ! 鑑定が効かないんですか?」


 桃ちゃんが鑑定の効果がない事に、かなり驚いている


 「ああ。鑑定不能(アンノウン)って表示される」


 「・・・鑑定Lvが低い?」


 「Lv云々(ウンヌン)より。黒い霞が、鑑定技能の妨害をしていると思う」


 「おおお(驚) 本当に鑑定不能(アンノウン)表示きた~~!」…♪♪♪(叫び)


 櫻ちゃんの擬門に答えながら、炭素繊維(カーボンファイバー)製の弓と矢(6本一組)と矢筒(手製)を取り出していると。桃ちゃんが楽しそうな叫び声を上げた・・・桃ちゃんも、鷲の目と鑑定の連撃技(コンボ)を使用したみたいだな。鑑定不能(アンノウン)表示がよほど気になったんやな


 「すまんが、皆。麓側の斜面で、花梨の様子を探ってくれないか?」


 「花梨の姿が視えましたら、お教えすれば宜しいですか?」


 「ああ。それでお願い」


 櫻ちゃん、桃ちゃん、綾目さんには、斜面(麓側)に待機してもらい。俺は反対側の斜面(頂側)に居る。斜面(麓側)に陣取って貰ったのは、花梨の現在位置の把握を早急にする必要を感じだからだ


 「それと。巨大鳥・・・改め、黒霞巨鳥(コクチョウ)が仕掛けてきたら、綾目さんと桃ちゃんで2重結界を敷いて防御に徹してほしい。それと、櫻ちゃんは、ここぞと思う判断(タイミング)で砲撃を仕掛けて貰える? 勿論(モチロン)、花梨もそちらに呼び込んで、状況を伝えて貰いたい。花梨なら最善(ベスト)な動きをするだろ」


 「・・・おじさんは?」


 「黒霞巨鳥(コクチョウ)の引附け役をする」


 「危険です」…!!(驚)


 「危険は百も承知。それと、危ないと感じたら霊獣郷に帰還する事。皆が転移たら、適当な所で逃げるから」


 「それでも」


 「花梨を捨て置く訳にいかんだろ? それに黒霞巨鳥(コクチョウ)が必ず仕掛けて来るとは限らんさ」


 櫻ちゃんの問い掛けに答えたら、綾目さんからの訴えは、聞く訳にはいかない。心配させる事は分かるが、押し切らねばならんだろう


 「でも、でも・・・」


 「大丈夫。死ぬような真似はしないから・・・それと、花梨と合流したら極光(オーロラ)をこっちに寄越して、極光(オーロラ)が居れば危険性が減るから、っな」…ッパチン(片眼瞬き)


 「・・・ ・・・ ・・・ 分かりました」


 「ありがとう」


 「・・・死んでは駄目。気を附ける」


 「ああ。了解だ」


 「気を附けて~」


 「そっちも気を附けてな」


 3人は、斜面(麓側)に移動していった。俺は矢(6本一組)に附与魔法(物理攻撃力増加)を掛けて、矢筒にしまい、腰の後ろに取り附ける。内、1本だけ抜いて弓に番えた所で


 「大地さん。花梨の姿が視えました」


 綾目さんからの報告が入り、頭上と(ザイル)の先を視たが、花梨の姿は確認できなかった。そのかわり、黒霞巨鳥(コクチョウ)の動きの変化を捉える事ができた


 「皆。黒霞巨鳥(コクチョウ)の動きが変化した。警戒を・・・最悪、花梨には現在の位置から飛び降りて貰う。翠雨(レイン)蒼穹(ソラ)、2人で受け止めてやってくれ」


 皆に警告を発して、俺も何時でも射掛けれる様にする


 『=極光(オーロラ)=緊急事態=敵が=頭上に居る=警戒しろ=』…意思疎通


 『=了=解=』…意思疎通


 極光(オーロラ)にも警告を発した、後は・・・






 黒霞巨鳥(コクチョウ)が頭から急降下しだした、狙いは何処だ? ・・・っ!


 「花梨! とべ~~!」…とべ~~(叫び)



 …どぉお~~~~ん!(轟音)



 狙いに気附いて、絶叫した。っ叫び終わった後に、黒霞巨鳥(コクチョウ)が轟音と共に斜面に激突した・・・激突する瞬間、黒い影が飛び出したのを確認する事ができた・・・っここだ!



 …しゅぱ~っん(射音) / 一の矢



 着地した黒霞巨鳥(コクチョウ)の頭と思われる部分が視えたので、そこに向けて一の矢を放つ・・・本来、矢を放った後の残身を取る所を、惜陰(トキヲオシム)ために省き、(ザイル) (先端が1m程、頭上にある)を挟んだ逆側に素早く移動し。同じ場所(頭と思われる場所)を狙って、二の矢を放つ



 …しゅぱ~っん(射音) / 二の矢



 黒い影・・・もとい、花梨が勢いよく落下していたのを、翠雨(レイン)蒼穹(ソラ)が協力し。花梨の両肘(別々の肘)の辺りを掴んで落下速度を殺しながら、黒霞巨鳥(コクチョウ)の傍から離れ、綾目さん達の居場所に向かって降下しいくのを、二の矢を放つまでの間、横目で捉える事が出来た捉える事が出来た



 …っぎゅるわ~~~~(咆哮)



 二の矢を放った後。一の矢の時と同じ様に、残身せずに其の場所を離れようとした時に、咆哮が響き、不穏な気がしたので後ろに跳び下がると同時に、俺が直前まで居た場所に黒霞巨鳥(コクチョウ)が轟音と共に現れた



 …どぉお~~~~ん!(轟音)



 着地した黒霞巨鳥(コクチョウ)と眼(黒い霞から嘴が飛び出し、窪んだ眼窩の奥が怪しく輝く)があった・・・背筋に寒気が走り、これは死んだ! っと、思いながら三の矢を取り出して眼前に突出す。何かの狙いがあるわけではない


 黒霞巨鳥(コクチョウ)は、俺と眼があった瞬間に前傾姿勢(頭を下げ、嘴を突出す)になり、矢を解き放つような感じで、突撃して来た・・・


 「ちぃ~」…っぐさ!(矢が刺さる)



 …ッグギャ~~!(絶叫)



「ッグハ!」…っどごぉ~~ん(吹き飛ばされる)


 っ運良く? 悪く? 俺が突出した三の矢が、黒い霞から覗いている片眼に突き刺さり。その影響か、嘴による串刺しではなく! 体当たりを喰らわされ、その衝撃で吹き飛ばされた


 「っげは」…っどぉん! ドォンゥゴロゴロゴロ~ン(転がり)


 俺は斜面(頂側)に背中から叩き附けられ、斜面を転がり落ちた


 「・・・ぐはっ、はぁはぁはぁ」


 何とか四つん這いになって、現状を確認してみると。斜面(地面?)に叩き附けられた背中に痛みはあるが、幸い骨折はしていない。だが、激突した胸から激痛がする・・・っ胸と言うより右の肋骨だが、数本は折れているな


 「っや、やつは…ぐる~っと(周囲視渡す) っつぅ・・・はぁはぁはぁ」


 周囲を視渡した時に、胸から激痛が走った。痛みと引き換えに、黒霞巨鳥(コクチョウ)? は後方(少し距離がある)に居る事が分かった。擬門系を持ったのは、黒霞巨鳥(コクチョウ)が苦悶し、黒い霞が薄れだしているのだ。何が起こった?


 今の内に、体制を整えたいが、動けん! 動いたら胸に激痛が走るのが予想できる。視渡しただけで、激痛が走ったからな! 櫻ちゃんに傷を癒して貰いたいが、状況がどう動くか予想できんから、傍に呼ぶ訳にもいかん


 『=マスター=怪我=怪我?=怪我=してる?=』…意思疎通


 『=失敗(ドジ)った=右肋骨=数本折れた=こっちに=これるか?=』…意思疎通


 『=近く=居る=連れて=来て=貰った=』…意思疎通


 『=来たら=すまんが=胸から=背中に掛けて=動かないように=固定=してくれ=』…意思疎通


 極光(オーロラ)とのやり取りで、誰かに連れられて来るって言ってたが、誰にだ? この際、誰でもいいが。呼吸(イキ)をするだけで痛みを伴うので、思考が上手く働かない


 「・・・おじさん」


 「大地さん!」


 「大丈夫~、大地さ~ん」


 「大地殿、大丈夫か?」


 む、声からして、皆が来たのゕぁぐぁ~~~


 「・・・ここ?」


 「いっ、つぅぁ~」…っずっきずきっずきずき(激痛)


 胸に激痛がぁ~、走り抜けた・・・っい、っ呼吸(イキ)が・・・っぐぅ…ぜぇはぁっぜぇはぁはぁはぁ(乱れ呼吸)


 「・・・ごっ、ごめんなさい。直ぐに治す <<清浄なる大気よ 傷附きしモノに 癒しを 小治癒>> 」



 …温もりが患部に降り注ぐ



 「っぐはぁ~はぁはぁはぁ(乱れ呼吸) っあ、ありがとう。櫻ちゃん、大分ましになったよ」…はぁはぁはぁ(乱れ呼吸)


 胸の激痛が少しましになり、呼吸(イキ)も痛みを伴わずにできる様になった。櫻ちゃんには感謝だ


 「極光(オーロラ)。背中から胸に掛けて固定してくれ」


 『=了=解=実行=する=』…意思疎通


 ぅぐぅ! ・・・よし、これで動けるだろう…くぅっはぁ~はぁはぁはぁ(乱れ呼吸)


 「感謝(サンクス)極光(オーロラ)。そのまま暫く頼む」


 「大地さん。動いて大丈夫なのですか?」


 「・・・僕の治療魔法だと、完治に至らない。無理すれば悪化する」


 「えぇぇえぇぇぇ~。全然、大丈夫じゃないよ~。それ」


 「大地さ「綾目さん。今は緊急事態」・・・はい」


 綾目さんの言葉を遮り、現状を思いださせ



 …チラッ(視線)



 黒霞巨鳥(コクチョウ)の様子を探れば、花梨の背中が視えた。警戒してくれていたようで、花梨には感謝だ


 「ぅうげ!」…ぅうげ!(呻き)


 黒霞巨鳥(コクチョウ)は、まだ悶えているが、身体を覆っていた黒い霞が、ほとんど消えかけている。そのおかげで全容を視る事が出来たが・・・腐り掛けな身体など、視なかった事にしたいぞ、これは…ッチラ(盗み視)


 俺の呻きに、櫻ちゃん、桃ちゃん、綾目さんの3人も黒霞巨鳥(コクチョウ)を視たようで、嫌悪感が表情にでている。まぁ~生理的に受附けんわな~。花梨は、後を向いているので表情を伺えないがな!


 「全員。並列思考を起動し、存在移行を解除しろ! その後、俺、綾目さん、桃ちゃんで3重守護結界(防御)を張る。1番内側は俺が張る、外側の2重は早い順番で宜しく。花梨は周囲の警戒と炎操戦鬼で一撃に掛けろ。櫻ちゃんは鑑定と龍撃砲で身体の中心軸を、撃ち抜いてほしい。他は各自の判断で頼む」


 「・・・唱える「「「 <<我を身を封ずる ・・・ 」」」」 …皆①


 ちぃ、黒い霞が全て消えやがった <<並列思考!>>


   「「「 ・・・ 疑似(イツワリ)(コロモ)を解き放ち 真性(マコト)を晒す ・・・ 」」」」 …皆②


 「翠雨(レイン)! 属性吐息(ブレス)


     「「「 ・・・ 存在移行(解)>> 」」」」 …皆③ / 終


 っあ。今、眼が合ったぞ…タラ~リ(汗)



 …すぅ~~~~~~~~(吸引) …翠雨(レイン)


 …ぶわぁ~ん(溢れる耀き)×4 …皆①



 「蒼穹(ソラ)紅蓮(グレン)漆黒(クロ)、奴の注意を引いてくれ」



 …ギュグヮォ~~~(咆哮) …黒霞巨鳥(コクチョウ)


 …ぅ~~~~~~(吸引) …翠雨(レイン)



 黒霞巨鳥(コクチョウ)が前傾姿勢(頭を下げ、嘴を突出す)になりやがった。これは来るぞ!


 「極光(オーロラ)。防御よろ」



 …ぅごぉぉぉぉぉ~~~~~~(火息) …翠雨(レイン)③/ 終



 っおおお。黒霞巨鳥(コクチョウ)が突撃体勢を整えた所に、翠雨(レイン)の火の属性吐息(ブレス)が襲い掛かった・・・ってか、まるで火炎放射だぞ!


 「 <<我を身を封ずる 疑似(イツワリ)(コロモ)を解き放ち  ・・・ 」 …大地①


 黒霞巨鳥(コクチョウ)は、斜面(麓側)に避け。火属性吐息(ブレス)を背面跳びで飛び越えて、反対側の斜面(頂側)に移動し。勢いを殺さずに突っ込んで来る



 …ふわぁ~(輝きが薄れて消える)×4 …皆② / 終



   「 ・・・ 真性(マコト)を晒す ・・・ 」 …大地②


 翠雨(レイン)火属性吐息(ブレス)を放つと共に、紅蓮(グレン)漆黒(クロ)が、火属性吐息(ブレス)の左右に併走して駆け出していた。黒霞巨鳥(コクチョウ)の位置から漆黒(クロ)と激突予定だ


 「おおお。火の属性吐息(ブレス)ぅ~。細いけど凄い迫力があるよ~」


 「・・・翠雨(レイン)賞讃(ナイス)!」


 「凄いですね」


 「確かに凄い迫力が。っと、そうでした、綾目様、桃ちゃん。自分を範囲外にして結界を」


 花梨が、後方に下がった。黒霞巨鳥(コクチョウ)の視線から外れる考えだな


     「 ・・・ 存在移行(解)>> 」 …大地③ / 終



 …ぶわぁ~ん(視界を隠す耀き) …大地①



 翠雨(レイン)火属性吐息(ブレス)を吐き終わり、漆黒(クロ)黒霞巨鳥(コクチョウ)と激突する手前で、視界が輝きに埋め尽くされた


 「はい <<我が守り 主を守り 友を守り ・・・ 」 …綾目①


 「は~い <<我が守り / 守護結界(防御)>> 」 …桃子



 …()半透明()穹窿()



 輝きに視界を奪われたので、声しか聞こえない


 「・・・ちょっと遠いかな? <<梟の目>> 並びに <<彼のモノ ・・・ 」 …櫻①


   「 ・・・ 皆を守る 全てを囲う壁となせ ・・・ 」 …綾目②


 「それと~ <<我が内に秘めたれし力よ / 葉団扇>> 」 …桃子


     「 ・・・ 守護結界(防御)>> 」 …綾目③ / 終


   「 ・・・ 全てを暴け 鑑定>> 」 …櫻② / 終



 …()半透明()穹窿() / 弐重掛け(外側に被せる)



 綾目さんも守護結界(防御)を唱え終わった様だ、桃ちゃんは詠唱省略の効果か2節で唱え終わってたな。後は、俺が守護結界(防御)を張れば・・・


 「漆黒(クロ)の出した火の玉って、蹌踉蹌踉(フラフラ)と揺れ動いてるよ~。生き物みたい」


 「あら? 蒼穹(ソラ)は何処に居るのかしら?」…キョロキョロ(左右視渡す)


 「しかし、紅蓮(グレン)てば、火を纏うなんて。花梨さん(主人)と似たような事ができるんだ」


 「っと、そうでした <<我が身に宿りし 眼に視えぬ ・・・ 」 …綾目①


 「・・・皆。毒に注意! 黒霞巨鳥(コクチョウ)・・。っ改めて、半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)は腐敗毒を持ってる」


 桃ちゃん、揺れる火の玉って、狐火じゃね? 漆黒(クロ)なんだし。紅蓮(グレン)は、火を纏うのか。確かに、熱気を纏っていた花梨と似ているな~。そういや、蒼穹(ソラ)の姿は何時の間にか消えてたな。櫻ちゃんから、毒に対する警告が入った。腐敗毒って、腐らすのか?



 …ふわぁ~(視界が晴れる) …大地② / 終



   「 ・・・ 粒子の集まりよ 大気の息吹で解放を ・・・ 」 …綾目②


 よし、視界が晴れた! このまま


 「 <<我が守り 主を守り 友を守り 皆を守る ・・・ 」 …大地①


 「・・・ <<外氣よ (アツ)まり(ツド)え ・・・ 」 …櫻①



 …胸の前で両手を上下に配置して中間点に力を溜めだす …櫻



      「 ・・・ 大地の鼓動で束縛を 枷は消え 現れる 我が意の赴くままに ・・・ 」 …綾目③


 俺が唱え出すのと、黒霞巨鳥(コクチョウ)・・・もとい、半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)が後方に跳び下がるのが同時だった。そして、櫻ちゃんが、少し遅れで唱え出した



 …ギュグヮォ~~~~~(咆哮) …半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)



   「 ・・・ 全てを囲う壁となせ 守護結界(防御)>> 」 …大地② / 終


   「 ・・・ 持てる力を凝縮し 立ち塞がるモノ・・・ 」 …櫻②


       「 ・・・ 待機状態(スタンバイ)>> 」…綾目④ / 待機



 …()半透明()穹窿() / 参重掛け(一番内側に展開)



 半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)が前傾姿勢(頭を下げ、嘴を突出す)を取って突撃して来た。途中で、紅蓮(グレン)漆黒(クロ)が、跳ね飛ばされていた。大丈夫かな? こっちは、参重守護結界(防御)の展開は間一髪(ギリギリ)、間に合った



 …っどぉお~~~ん(衝突)&っぱきん(破壊)&ッパキン(破壊)&ばりばりばりぃ~ピキピキピキィ(亀裂)



 っな、何とか間に合ったが、既に半壊状態(複数の罅割れ)かよ。何て突撃だ、3重に張ってなかったら突破されてたかも…タラ~リ(汗)


     「 ・・・ 撃ち貫け (一旦停止) >> 」…櫻③ / 停止



 …ッギャオォ~~~(叫び) …半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)


 …っどぉ~~~ん(衝撃)&ビキビキビキビキビキィ(亀裂が蜘蛛の巣状態)



 半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)が放った左手の一撃で、蜘蛛の巣状に(ヒビ)が入った。もっ、っもう持たない。っげ、右手を持ち上げやがった…タラ~リ(汗)


 「突破されるぞ、気を附けろ」


 俺の言葉と同時に右手を衝き降ろしてきた!



 …っずどぉ~~~~ん(衝撃)&っぱり~ん(粉微塵)



 半鷹半獅子(グリフォン)腐乱鬼(ゾンビ)の右手が、守護結界(防御)を破壊したのみならず。俺に向かって振り抜かれていた。極光(オーロラ)が <<受け流し>> を、発動してくれたおかげで事無きを得たが。正直、危ない所だったが・・・っが、衝撃は伝わってきた。抑えられていた痛みが、衝撃で息を吹き返しやがった…っぐぁぁぁ~(激痛)


 『=ヒリヒリ=いたい=・・・=ひりひり=イタイ=・・・=ヒリヒリ=いたい=』…意思疎通


 極光(オーロラ)が、受け流しの使用後から、痛みを訴えてくるが。俺も痛みで、蹲ってしまった


 「っいやぁ~」…っいやぁ~(悲鳴)


 「・・・おじさん!」…!!(驚)


 「大地さん! この~。風よ! 切り刻め!」



 …シュパンッシュパパパパッパン(切裂く)



 『=この戦闘=終わるまで=我慢して=霊獣郷=楓の=薬水=あるから=』…意思疎通


 『=ひりひり=我慢=いたい=我慢=早く=戻る=』…意思疎通


 何とか極光(オーロラ)には我慢して貰ったが。一撃を捌いただけで、毒を喰らうとはな


 「ぅわぁ~。表面しか切れてない~・・・役立たずだぁ」…ガックシ(凹)


 「その両腕が邪魔です。 <<霧よ>> 」 …綾目⑤ / 終



 …っざしゅん!(切断)&ッドサッドサ(地面に落ちた音)


 …かぁ~~(鳴声) …蒼穹(ソラ)



 「これで防御は・・・蒼穹(ソラ)?」


 解毒薬のありかを誰かに伝えねっ・・・…ぅぐっぐ(痛み)



 …シュン(光矢)&ッシュン(闇矢)


 …ッドッドォ~ン(命中)


 …バシィ~~ィン(叩き)


 「! <<加速>> 」


 「蒼穹(ソラ)~」


 「霊獣郷、楓の薬水、解毒効果・・・」


 「っはぁ!」…ッざん!(切断)


 「・・・! 分かった」…チラッ(視線)


 「分かりました。楓の御神木水ですね」


 霊獣郷に解毒薬がある事を、伝える事が出来た。っが、意識が保てな・・っさ・・・そう



 …っずるっずるずる((ズレ)る音)



 「・・・っ! 翠雨(レイン)! <<龍撃砲>> 」 …櫻④ / 終


 っい、っ意識が・・・ ・・・ ・・・…グテ~(ダウン)



 …ドッシュ~~~ン(貫通音)




             つづく


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