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13、桃子と家族

あけまして、おめでとうございます

皆様にとって良き年でありますように


三夜連続を予定しております

一夜目

13、桃子と家族




☆★☆ 桃子 ☆★☆


 私達は朝食の為に急ぎ足で山菜屋さんに向かった、何故なら9時のバスに乗る為に~。私達が山菜屋さんに入った時に、既にぐらいの席が埋まっていた・・・その時は、朝から利用者が多いな~っと、思ったけど。後で判明したけど山菜屋さんの利用者の多くが一緒のバスに乗り込んでました・・・療養所の職員みたいです


 山菜屋さんで全員が“おススメの軽食(腹持ちが良く、素早くお召し上がり出来ます)”を頼み、余裕を持ってバスに乗り込む事が出来た。1時間程、バスに揺られて療養所に到着した・・・私以外の4人が疲労困憊(グロッキー)状態です。待合所で4人が死んだように寝てます・・・これは、予想外です


 「・・・なんで、桃ちゃんは、っう・・・元気なの・・・」…グテ~(ダウン)


 「えっと・・・なれ?」


 「なれって・・・そう言えば・・・自分達以外の・・・利用者も・・・桃ちゃんと同じで・・・っぐ」…グテ~(ダウン)


 「あ。余り無理はダメですよ~」


 「あらあら、まぁまぁ~・・・大丈夫ですか?」


 後ろから声かけられて振り向けば、看護師の方が居ました


 「寝ていれば大丈夫だと思うんです」


 「う~~ん。ひょっとして初めてここに来られた方達ですか?」


 「私以外は初めてです」


 「なるほど。完全にバス酔いですね・・・初めての方は酔ってしまいますからね~」


 「あ! そうでした、忘れていました・・・覚えてたら酔い止め飲ましてたのに・・・」


 「・・・忘れないで、大事なこ、っう・・・」…グテ~(ダウン)


 看護師の方も苦笑しています、恥ずかしい~~…カァ~~(赤面)


 「待ってなさい、いい薬がありますよ・・・初めて来られる方には処方しているバス酔いを治す薬ですよ。ちょっと強力ですけどね」


 「お願いします~」…ペコリ(敬礼)


 看護師さんが薬を調達に行ってくれました。ありがたいよ~


 「看護師さんが薬持って来てくれるから、も~ちょい我慢だよ~」


 「・・・ん」…グテ~(ダウン)


 「ああ」…グテ~(ダウン)


 「アヤメ様・・・もう少しの辛抱です・・・ぐ」…グテ~(ダウン)


 「・・・」…グッタリ(ダウン)


 アヤメさんがやばいです、朦朧としてますよ・・・


 「おまたせ~・・・はい、これ。直ぐに飲ませてあげなさい」…サッ(差出す)


 「ありがとうございます」…ペコリ(敬礼)


 お礼を言って、薬と水(合成樹脂容器(ペットボトル)500㍉)を受け取りました。薬だけでなく水も一緒って凄く助かる・・・看護師さんは、受け渡したら直ぐに立ち去った。仕事の合間に薬を届けてくれたみたいです


 皆を見て、初めに1番ぐったりしてるアヤメさんに、次は、櫻ちゃん、花梨さん、大地さんの順番で飲ませて廻ったよ



   ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・


    ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



 暫くしたら、落ち着いたのか皆が動けるようになった 


 「すまん。助かったよ」


 「ご迷惑をお掛けしました。ありがとうどざいます」


 「ありがとう、助かりました。しかし、良く効く薬だね・・・〔少し仕入られないかな〕…小声」


 「・・・ありあり~」


 「後で、あの看護師さんにも、お礼言わんとね」


 「・・・「「「はい」」」」


 「さて、少し時間を使ってしまったが、桃ちゃんのお母さんのお見舞いに行きますか」


 大地さんの言葉に皆が頷いたので


 「こっちです」


 お母さんの病室まで案内です











 病室の前に着いたので・・・勿論、表札を確認して間違いでない事を確かめたよ


 「ここだよ~」


 「・・・ん」


 「じゃ、お邪魔しますか・・・桃ちゃん、先にどうぞ」


 あ、やっぱり私から入るんだ・・・当たり前か~



 …コンコンコンコン(叩扉(ノック))



 「は~い」


 「おっじゃましま~~~す。お母さんひっさしぶり~」


 「あら。久しぶりね~元気に・・・」…???


 お母さんが言葉を続けようとした所で私の後ろに居る人達に気付いたみたい


 「お邪魔します」


 「・・・「「失礼します」」」


 お母さんが、大地さんを見て不思議そうにしてます。年齢的に私との繋がりが読めないって所だね


 「突然、お邪魔して申し訳ありません。自分は嶋 大地と言います」…ペコリ(敬礼)


 「・・・初めまして、本 櫻です」…ペコリ(敬礼)


 「お初にお目に掛かります。庭 アヤメと申します」…ペコリ(敬礼)


 「突然の訪問、申し訳ありません。自分は部 花梨と言います」…ペコリ(敬礼)


 「あらあら、ご丁寧にありがとう。私は桃子の母の(ウミ) 桃恵(モモエ)です。宜しくね」…ペコリ(敬礼)


 「これ、詰まらない物ですが、お食べ下さい」…ッス(差出す)


 花梨さんが、お見舞い品をお母さんに渡しています・・・大地さんが部屋に入る前に花梨さんに預けていた物だけど、いつ仕入れたのかな~


 「まぁ。ありがとうございます・・・桃子、机の上に置いてちょうだい」


 「は~い」


 お母さんから受け取り、机の上に置き直した


 「所で、桃子とはどう言う知り合いなのかしら? 皆、年齢がバラバラのようだけど?」


 「お嬢さん(桃子)とはネット仲間ですよ。昨日、オフ会なるモノを開催した時に意気投合しまして。今日、親の見舞いに行くのに同行する運びになりました。彼女達も一緒の理由です」


 「あらあら、そうでしたの。桃子は人附き合いが苦手な所がありますが大丈夫でしたか?」


 「う~~ん・・・ああ、確かに初めは距離を置いていたな」…ッポン(掌叩く)


 「貴方が垣根を壊したのかしら?」


 「うんにゃ、俺はどっちかって~っと。警戒されていたよ・・・垣根を壊したのは櫻ちゃん。それと、アヤメさんと花梨さんが手助けしていたよ」


 「〔う~ん、お母さん。大地さんの事を警戒してるのかな?〕…小声」


 「あら、そうなんですか。貴方は何もしなかったの?」


  「〔・・・気附いてないの?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔何を?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「何もしてないかな? ・・・ああ、1度、驚かせたくらい?」


 「そうなの? う~ん、それにしては・・・」…う~ん(考え中)


  「〔・・・おじさんを桃ちゃんの彼氏候補に見ているよね。どうみても〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔っえ! どういう事?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔お母様からすれば、娘が連れて来た殿方なのですよ。彼氏候補として見るのではないでしょうか? 問題があるとすれば「〔・・・年齢〕…小声」 ですわね〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔そんな・・・っあ、異性でお母さんに紹介したの大地さんが初めてかも・・・〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔初めて紹介された男性が大地殿ですか・・・警戒するのが当たり前ですね。騙されてやしないかと、っね〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔あぅ~。私にそんなつもりはないよ~〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「まぁ、いいでしょ・・・それで、うちの娘の何処が気に入ったのかしら?」


 「はぃ?」…???(疑問符)


 「?? うちの娘と附き合う為に、ここに起こしになったのではないの?」


 「いやいやいや、違うから」


 「では、どうしてここに?」


 「う~~ん、深い理由はないんだが・・・今回のオフ会で、後ろの4人(お嬢さん(桃子)も含めて)に迷惑を掛けてしまったからな。俺に出来る範囲で願いを聞いてるだけだよ」


  「〔・・・短いやり取りで、警戒心が消えた!〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔しかも、娘の彼氏として受け入れかけてるぞ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「ちょ(むごむがむご)」…むぎゅう(口封じ)


 ちょっと~、何で口を塞ぐの~櫻ちゃん~~・・・拘束しないでよ~花梨さん~~


  「〔あらあら、困りましたね~〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔・・・今、大事な所。お静かに〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


   大事な所も何も、誤解を解かせて~~~…もぎゅもぎゅもぎゅ~(口封じ中)


 「では。ここえ来たのは、彼氏としてではなく桃子の願いにより?」


 「そうなるかな。願いの内容は言えないがな」


 「でしょうね。他のお嬢さん方も貴方と同じ理由かしら?」


 「ん。あの子らは友人として来てるぞ」


 「あら、嬉しい事ですね」


  「〔・・・おじさん、彼氏説は消えた・・・良かった〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔本当ですわね〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 …ッホ(安堵の溜息) 誤解は解けてる~


 「お嬢さん方。これからも桃子と仲良くしてくださいね。お願いします」…ペコリ(敬礼)


 「お、お母さん。いきんり何を言うの」


 「・・・ん」…ん(頷き)


 「此方こそ、仲良くしたいと思っています」


 「お母様。(ワタクシ)の方こそ、仲良くして欲しいと思っております」…ペコリ(敬礼)


 「桃子。良い子達を友達に持てて、お母さんは嬉しいですよ」…にっこり(笑顔)


 「あうあう~」


 何か恥ずかしいよ~~


 「さて。挨拶も出来た事だし、俺達は外に出ようか」…スィ~ット(見渡す)


 大地さんが、皆を見渡しながら退室する事を言って来た。私は・・・どうしよう


 「桃ちゃん、ゆっくりお袋さんと過ごしな・・・俺達は待合室でノンビリしてるさかいに」


 大地さんからの提案に皆が頷いてくれたので、お言葉に甘える事にした


 「それでは、俺達はこの辺で失礼します。お会いできて良かったですよ」…ペコリ(敬礼)


 「・・・お邪魔しました」…ペコリ(敬礼)


 「お騒がせしました。失礼します」…ペコリ(敬礼)


 「早く御加減が良くなる事を願います。それでは失礼致しました」…ペコリ(敬礼)


 「お越しいただき、ありがとうどございます。桃子の事、宜しくお願いします」…ペコリ(敬礼)


 大地さん達は退室していきました。私はお母さんと沢山の話をしました






☆★☆ 大地 ☆★☆


 俺達は桃ちゃんの母親の病室を離れ、待合室で休む事に。っと、言うのもバス酔いが完全に治ってないからなんだがな・・・皆、我慢強いよな~。桃ちゃん達の前では元気な姿を見せていたのだから


 「皆、お疲れさん。桃ちゃんが病室を離れるのに暫く掛かると思うから、ゆっくり休んでくれ」


 「・・・おじさん、ここに座る」…ピッ(指差し)


 櫻ちゃんが長椅子の真ん中を指差すので、そこに座ると・・・右に桃ちゃんが座り、左にアヤメさんが座って来たよ。花梨が何か言いたそうだが何も言わずに、対面に腰を下ろしたよ


 「・・・おじさん、さっき擦れ違った娘に睨まれてたけど?」


 「隣に居られた小父様も、気まずそうにしておられましたよね?」


 櫻ちゃんとアヤメさんから、何したのって問い詰められてる気がするんだが? 何故だ!


 「ああ。おの2人は多分、桃ちゃんの新しい家族になる予定の人達だと思うよ」


 「桃子さんがお母様の下を離れる事を承諾しているのは、あの方達が居られるからなのですね」


 「・・・確か。父親は頼りないけど、娘がしっかりしてるって言ってたかな」


 「ああ。擦れ違う時に会釈はしたんだけど、変な勘違いしてないといいけどな」


 「それは大丈夫でしょう。桃ちゃんが部屋に居ますし、直ぐに誤解は解けると思われます」


 花梨の言葉に確かにな・・・っと思った。元々、心配はしてなかったけどな


 「・・・お休み~」


 憂いが無くなったのか、櫻ちゃんが太腿(フトモモ)に頭を乗せて眠りだしたよ・・・


 「お休みなさい」


 アヤメさんまで、左肩に(モタ)れて眠りに付いたよ・・・


 苦笑を浮かべていると、前方からきつい視線が飛んできたよ・・・視線を向けると


 「っ、ふん!」…ゴロン(寝転ぶ)


 怒るっと言うか、いじけるように寝ころんで眠りに付いた花梨の様子に、自然と苦笑が出てしまったよ


 3人の様子見渡し、眠り難いな~っと思いながら、一時の休息に身を委ねた・・・安全の為に。守護結界(認識阻害)を張り、極光(オーロラ)を呼び出そうとしたら拒否られた…ガックシ(凹)


 意思疎通で確認した所・・・


 『Zzzz・・・zzz・・・』


 っとの、返事が返ってきた・・・あれ? 返事ちがうやん! 完全に爆睡しるやんけ~~!! …ハァ~(溜息)


 並列思考を使って、意識を半分に割って睡眠と警戒を交互に取る事に・・・気配探知を取るべきだったかね、睡眠中に効果が発揮されるか判らんが・・・


 ※後で判明したが。この時、霊獣5匹ともSS(スピリチュアル)を使い切り爆睡していたようだ!






☆★☆ 桃子 ☆★☆


 結構、長く話し込んでしまったよ・・・実は、大地さんが出て行った後に、(トヨ)親子が入って来たのよ


 「おはようございます」…ペコリ(敬礼)


 「失礼します。おはようございます」…ペコリ(敬礼)


 「おはようございます」…ペコリ(敬礼)


 「おはよ~。お久しぶりで~す」…ペコリ(敬礼)


 「久しぶり。桃ちゃんも来ていたんだね」


 「はい」


 私達の新しい家族候補。お互い好きあってるんだけど、病気の事があるのでお母さんの踏ん切りが附かないみたい・・・相手方の和泉(イズミ)ちゃん(娘)が和豊(カズト)さん(父親)の尻を叩いているんだけど、和豊さんの押しが弱いんだよ


  「〔ひさひさ~〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔ひさひさ~。元気してた?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔元気でしたよ。でも・・・〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 和泉ちゃんが傍に寄って来たので近況を聞いたんだけど、何か合ったのかな? 


 「今日は和泉ちゃんも一緒なんですね」


 「はい。和泉も桃恵さんに会いたがって居たので、連れて来ました」


 「あら、ま~。嬉しいですね。桃子なんて滅多に会いに来てくれないのに」


 「それは、仕方ないですよ・・・所で・・・え~~っと・・・あの・・・いえ、いいです」


 「どうしたの?」


 どうしたんだろ。和豊さん、何か挙動不審になってる。お母さんも話しの先を促してるよ


  「〔はぁ~(溜息) ほら、しっかりする。先程の人達の事が気になるんでしょ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 和泉ちゃんが和豊さんを促してるよ。っと、言うか。今、先程の人達って言ったよね? まさか大地さん達の事?


 「そ、その。先程、出て行かれた方達は・・・桃恵さんの良い人ですか?」…オドオド(恐々)


 「え? …ぇえ(吃驚) 違いますよ・・・どうして、そう思ったの?」


 「え・・・いや・・・えっと・・・良い返事を貰えなかったのは、あの男性が居たからだと思って。僕とは違って、逞しい感じがして・・・僕なんか・・・」


 「和豊さん。私は逞しい人が好きな訳じゃないですよ」


 「で、でも」


 「それに、あの方達は桃子の彼氏候・・・知り合いの方達ですよ」


 「そうでしたか・・・あれ? 今、桃子ちゃんの彼氏って」


 「違いますからね! 本人達に聞かれると血の雨、降りますよ・・・主に私の血が・・・」…・・・・・(遠い目)


 「わ、分かった」…コクコク(頷き)


 それはさて置き…スイ~、ストン(横移動) 私は、お母さんに前に進んで欲しいので・・・和豊さんは気弱な所があるけど、任せられると思うから


 「お母さん。そろそろ、いいんじゃないの?」


 「桃子・・・」


  「〔お父さん、後ろ向きにならない! 今日こそ決めるって言ってたでしょ・・・桃恵さんの全てを包む気概を見せるのよ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 ・・・等々、色々あり。お母さんが退院したら再婚する事になった・・・良かった~











 っで。皆が待ってる待合室に向かったんだけど・・・気附けば階段に差し掛かっていた。あれ? って、首を傾げつつ振り返れば、踊り場を挟んで反対側に待合室を発見・・・どう言う事だろ・・・首を傾げながら皆と合流


 「ごめんなさ~い。お待たせしました~」…ペコリ(謝罪)


 「おかえり~・・・すまんな、認識阻害をしてたから、場所が直ぐに判らんかっただろ」


 「なるほど~。待合室に気付かずに素通りしてたのは、それが原因だったんだ」


 認識阻害って凄い効果だよ~。うろ覚えの記憶とかだと、誤魔化されるって所かな~


 「・・・おかえり。今の話からすると、違和感がなかったって事?」


 「階段に差し掛かった時に、階段手前に待合室が合ったはずっと。思い出し振り返れば、発見できました」


 「ふむ。認識阻害の掛けた場所を目的地としない場合は有効って所か・・・目的地を誤魔化せないが、認識阻害は使い勝手が良さそうですね」


 大地さんの言う通り。色々と使えるよ・・・そう、色々とね…クッククククク(妖しい笑)



 …スパ~ン(ハリセン)



 「っあた」


 いきなり頭に衝撃が・・・痛くはないけど・・・何なの!


 「アホな笑いしてるな・・・母親の方は、もう良いのかい?」


 「ぶぅぶぅ~(抗議) ・・・っと、はい。いっぱい話す事が出来ました。ありがとうございました」…ペコリ(敬礼)


 「そっか・・・さて、昼をどうするか・・・麓まで戻って食べる」


 「・・・また、バスに乗るの? いっその事。今、呼んで貰うのは?」


 「呼んで貰う時間調整(タイミング)を選べるなら、昼食は済まして置くべきでは?」


 「花梨。あのバスに揺られた後で、ご飯が喉を通りますか?」


 「今朝、頂いた酔い止めを飲んだとしても、バスを下車した後に食欲は・・・湧きませんね」…タラ~リ(汗)


 「あの~。ここの食堂が一般にも開放されてたと思う~」


 「それが事実なら、助かります」


 「ほな。昼飯を食べ終わったら呼んで貰うか・・・取り敢えず、食堂に向かおう」


 大地さんの言葉と共に移動する事に・・・食堂の場所、何処だったかな・・・











 食堂は棟の一番隅で三面がガラス張りに成っていて外の景色を堪能しながら食事が食べれる様になっていた。明るく清潔感が漂っているよ~


 料金の方は格安で、量も4種類(半分(ハーフ)、普通、大盛、特盛)から選べるようになっている


 私とアヤメさんが普通で、櫻ちゃんが半分(ハーフ)、大地さんと花梨さんが大盛だった


 食事中に昨日の合併空間に移った時の事を話した。大地さんは簡単に水浴びをした後、各御神木(若木)を見て廻ったくらいで探検はしてないって言ってた。確かに、余り時間掛けずに戻って来てたし


 私達の方も、水浴びと各御神木(若木)巡り、後は色々と話込んでたくらいだったからね


 「・・・おじさん、僕達で合併空間の名前を決めたんだけど」


 「お。どう言う感じの名前附けたん?」


 ナイス櫻ちゃん。合併空間の名前決めたの忘れてたよ


 「え~とね」…チラッ(視線)


 私は皆を見渡して


 「霊獣郷ってどうかな? 他にも、幻想世界 理想郷(ユートピア) 永遠(エターナル)の園 守護世界 等が候補に上がってたんだよ」


 「ほほぉ~・・・初めの霊獣郷で良いと思うぞ」


 「では、大地殿も賛成されたので、合併空間の名前は霊獣郷に決定っと言う事で」


 「ああ」


 「・・・ん」


 「は~い」


 「分かりました」


 合併空間の名前が決まった・・・アヤメさんが考えた名前が採用されたよ~。私も色々考えたんだけど、皆に受けなかったよ~…シクシクシク(泣)


 「・・・それは、仕方ない。変なのばかり考えるから」



 …!!!!!(吃驚)



 「な・・・なんで、考えてる事が判ったの?」


 「桃子さん。お口にでてましたよ」


 アヤメさんが、困り顔で答えてくれたけど・・・口に出てたんだ…ババッ(口塞ぐ)


 「まぁ~、採用されるされないは、横に置いといて。意見を言うのは大事だぞ」


 「確かに。(ダンマ)りを決め込むより、よほど建設的だ」


 私は何だか恥ずかしいので、明後日の方向を向いたら、大地さんが話題を変えてくれた


 「そういや~。昨日はドタバタしていたから霊獣郷内は見て廻ってないや・・・櫻ちゃん達もでしょ?」


 「・・・ん」…ん(頷き)


 「霊獣郷内は向こうに行ってから見て廻ろうか、その方が時間取れるしな」


 「・・・ん」…ん(頷き)


 「確かに。其方の方がゆっくり見て廻れる」


 そんな事を話してると、辺りが白く塗り潰されて来た・・・最後の呼び出しが掛かったもよう




             つづく

(ペットボトル)⇒(合成樹脂容器(ペットボトル)500㍉)に変更

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