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11、三度、真白い部屋=(4)=

時間が間に合わなかっら…ガックシ(凹)

11、三度、真白い部屋=(4)=




「・・・ぅぐ・・・はぁ!」…ッガバ(身を起こす)


 …キョロキョロ(左右視渡す) 皆が寝かされていた


 「一体何が・・・っあ! そうだ、合併に成功して辺りを光で覆われたんだ」


 しかし、前回の時は意識を失う事もなかったはず。何故、今回は意識がなくなった?



   ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・


    ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



 「ッポン(掌叩く) そうだ、光に覆われた時に声がしたんだ。あの声は一体?」


 「意識の混濁はなくなったようじゃの」


 振り替えると、じいさんが朗らかに笑ってやがる・・・何故か無性に殴りたいのは俺だけか?


 「じいさん。一体何が合った?」


 「皆が起きたら説明しよう」


 …ジィ~~~(ジト眼) 暫くじいさんを見ていたが今は話す気がないらしいな。二度手間を避けるって感じか・・・仕方ない


 「皆が起きるまで、辺りを見回ってはどうじゃ。かなり変わったぞ」


 うむ、確かに皆が起きるまで辺りを観察するのも良いか。足元の紋章、前方の風景、後方の段差・・・そう、後方の段差! …ッバ(振り返る)


 「な、なんじゃこの段差!」


 「ふむ。環状水流(ウォーター・サークル)に高低差が付いたようじゃの」


 「な、なるほど・・・た、確かに足元に紋章があるから、その意見は正しいな」


 これは、ぐるっと一周しといた方がいいな…ポリポリポリ(頬掻き)


 「よし! ぐるっと一周しよう。いくぞ、極光(オーロラ)


 声を掛けると、抱き附いて来たので左肩に抱き上げて移動する・・・っと、右肩に子龍、頭に子鴉、足元に子狐と子熊が纏わり附いて来た


 「ん? 一周見て回るだけだそ? 附いて来るのはいいが、主人の元に居なくて大丈夫か?」


 子鴉は位置的にみえないが、頷いてる感覚がする、他の3匹も頷いているので、まっ いいか


「ほな、しゅっぱつ~」…スッタカタッタッタ~(移動)






☆★☆ 櫻 ☆★☆


 「ほな、しゅっぱつ~」


 「・・・っん」…ムクリ(身を起こす)


 …キョロキョロ(左右視渡す) あれ、おじさんが霊獣達を引き連れて遠ざかって行く


 「・・・あれ? 何処に行くの?」


 おじさんが行ってしまう! でも、寝かされている皆を放置は・・・どうしよう…あうあうあう(焦る)


 「ッパン!(手叩く) 大丈夫じゃ。おっさんはこいつの下調べに行っただけじゃ」…クイッ(親指で指す)


 お爺さんが後方を指差した。後ろには僕よりも高い壁があり、左右に水が降り注ぐ滝がある。僕達がいる場所は浅瀬の中洲(ナカス)のような場所で、丸く縁取られ紋章が刻まれている


 「今からでも、おっさんを追い掛けるか?」


 「・・・行かない。僕は皆が寝かされている、この場所でおじさんの帰りを待つ」


 「そかそか」…ニコニコニコ(笑顔)


 お爺さんが笑顔で頷いている・・・おじさんが持って帰って来る情報を楽しみにする。それに、霊獣達が附いて行ったので何かあっても対処は出来るはず・・・此方は多分…ッチラ(盗み視) 大丈夫だと思う。信用のし過ぎもダメだけどね


 あ! おじさんが立ち止まって浅瀬の中洲(ナカス)(別口)を確認してる時に、僕に気附き手を振って来たので振り替えした…ぶんふんぶん(手を振る)


 「微笑ましいの~」…ほっほっほっ(笑)


 っあう。見られた・・・わ、わだい、何か・・・っあ!


 「・・・お爺さん。今回は、光が辺りを包んだ瞬間に意識を薄れていったけど。前回の時は、光が辺りを包んだだけで意識を失う事はなかった。この違いは、依頼と関係あるの?」


 「ほぉ~、良い所に気が附いたな。関係はあるが、皆が起きたら説明する、暫し待たれよ・・・おっさんより鋭いな、状況判断が的確じゃ」


 説明は御預けだけど・・・話題は反らせた


 そう言えば、翠雨(レイン)極光(オーロラ)の能力値に変動があった。特に極光(オーロラ)の能力値が大幅に下がっていたよ



 ≪ステータス(鑑定中)≫


  名前・・・・・・翠雨(レイン)

  種族・・・・・・龍神(守護神獣)

  性別・・・・・・??

  歳・・・・・・・0才(幼獣)

  Lv・・・・・・・1

   LF・・・・・・58/58 NEW!

   SS・・・・・・57/57 NEW!

   腕力・・・・・22(45)+5(10) NEW!

   体力・・・・・24(48)+5(10) (種族特性) NEW!

   敏捷・・・・・22(45)+5(10) NEW!

   器用・・・・・24(48)+5(10) (種族特性) NEW!

   精神・・・・・22(45)+5(10) NEW!

   知力・・・・・25(50)+5(10) (種族特性) NEW!

   運・・・・・・22(44)+5(10) NEW!

  守護契約主(コントラクト)・・・・・(モト) (サクラ)


  技能・・・・・・変更無し



 ≪ステータス(鑑定中)≫


  名前・・・・・・極光(オーロラ)

  種族・・・・・・スライム(守護魔獣)

  性別・・・・・・??

  歳・・・・・・・0才(幼獣)

  Lv・・・・・・・1

   LF・・・・・・22/22 NEW!

   SS・・・・・・11/11 NEW!

   腕力・・・・・7(15)+5(10) NEW!

   体力・・・・・6(12)+5(10) NEW!

   敏捷・・・・・7(15)+5(10) NEW!

   器用・・・・・11(22)+5(10) (種族特性) NEW!

   精神・・・・・6(12)+5(10) NEW!

   知力・・・・・7(14)+5(10) NEW!

   運・・・・・・11(23)+5(10) (種族特性) NEW!

  守護契約主(コントラクト)・・・・・(シマ) 大地(ダイチ)


  技能・・・・・・変更無し



 極光(オーロラ)の能力値(幼獣状態)だと向こうの一般人(人)より弱いです



 ≪ステータス 一般人(人)≫


  名前・・・・・・成人 ⇔ 幼児

  種族・・・・・・人(氣)

  性別・・・・・・男

  歳・・・・・・・18才 ⇔ 8才(幼児)

  Lv・・・・・・1

   LF・・・・・20/20 ⇔ 10/10

   SS・・・・・14/14 ⇔ 7/7

   腕力・・・・・8   ⇔ 4(8)

   体力・・・・・10  ⇔ 5(10)

   敏捷・・・・・8   ⇔ 4(8)

   器用・・・・・9   ⇔ 4(9)

   精神・・・・・9   ⇔ 4(9)

   知力・・・・・8   ⇔ 4(8)

   運・・・・・・7   ⇔ 3(7)

  職業・・・・・・無職


  技能・・・・・・無し



 そんな事を思っていると


 「っん・・・はっ!」…ッシュタ(立ち上がる)


 花梨さんが意識を取り戻すと同時に立ち上がった


 「・・・おはよー」


 「おはよう」


 「お、おはよう・・・え~っと」…キョロキョロ(左右視渡す)


 花梨さんが、廻りを確認しています


 「アヤメ様は無事の様ですね。しかし・・・ああ、光が辺りを包んだ時に意識が遠退いたんだった」


 「・・・記憶ははっきりした?」


 「ええ・・・しかし、ここは?」


 「・・・新しくなった合併空間」


 「ここが」…ぐる~っと(周囲視渡す)


 「ん・・・えっと・・・」…キョロキョロ(左右視渡す)


 花梨さんが辺りを見渡してる時に、アヤメさんが意識を取り戻した


 「・・・おはよー」


 「おはよう」


 「アヤメ様、おはよございます」


 「おはようございます」


 「身体は大丈夫ですか?」


 「大丈夫です。そらより、光に包まれてから意識がなくなったようなのですが、ここは?」


 「・・・光に包まれた時に、皆が意識を無くしたよ」


 「ここは、合併空間内だそうです」


 アヤメさんの質問に僕と花梨さんが答えた


 「ここが、大地さん・・・皆さんとの合併空間ですか」


 「「「・・・・・・」」」


  「〔・・・言い直したね〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔確かに言い直したぞ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔2人とも、流して下さい〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「おほん(咳払い)」


 「「「・・・・・・」」」


 「桃子さんは大丈夫なのですか? それに、大地さんの姿が見えない様ですが?」


 「桃子ちゃんは大丈夫じゃぞ、直に目が覚めるじゃろ」


 「・・・おじさんはあれの周囲を確認しに行った」…ッピ(後方を指差す)


 「おや? そうでしたか、道理で姿が見えなかった筈です〔そのまま行方不明に・・・〕…小声」


 アヤメさんの質問にお爺さんと僕が答え、僕の答えに花梨さんが反応し、最後の小声が何とも・・・


 「あ! 戻って来られた様です」


 「〔戻って来なくてよいのに・・・〕…小声」…チィ(舌打ち)


 おじさんが一周してきた様です。まだ、距離はありますが。花梨さんが舌打ちしてます…ポリポリポリ(頬掻き)


 「花梨?」


 「何でもありません!」


 アヤメさん、何気に地獄耳!


 「あら、霊獣達も大地さんに附いて行っていたのですね」


 「ん、その様ですね。道理で見掛けなかったはず・・・起きる迄、側に居ても良さそうなのに・・・薄情もの~」…ムムムムム(いじける)


 「ふふふ(微笑み) そうですね。でも、大地さんと霊獣達だけで行動する所など、中々見れませんよ」


 花梨さんの気持ちは分からんでもないかな、アヤメさんの言葉も分かります・・・日頃、霊獣達は僕達と一緒だから


 そんな事を話してると、おじさんが合流した






☆★☆ 大地 ☆★☆


 「ただいま~」


 「・・・「「「おかえり」」」なさい」


 一周して戻って来たけど、桃ちゃん以外は起きてるな


 「皆、おはよ~さん」


 「・・・おっは~」


 「「おはよう」」


 「おはようございます」


 寝ている桃ちゃんには悪いが、先に報告するか


 「桃ちゃんは寝ているが、仕入れて来た情報を報告するよ~」


 「・・・は~い」


 櫻ちゃんは返事で、アヤメさんと花梨は頷きで答えた


 「今いる場所は、環状水流(ウォーター・サークル)の外縁部に当たる。後ろの段差が内縁部だろう・・・どうも環状水流(ウォーター・サークル)自体が階段状に成っているようで、中心部が一番高いと思われる」


 「・・・今まで僕達の御神木(若木)は外縁部に在ったけど。現在は紋章が外縁部に在るから、御神木(若木)は内縁部に移動したのかな?」


 「だと思う・・・桃ちゃんが起きたら内縁部(中心部も含む)に移動しようと思うけど。どう?」


 「・・・ん」…コックリ(頷き)


 「分かった、壁を攀じ登るのだな!」…ボォ~~!(炎・背後)


 「分かりました、内縁部への登り口はありますか?」


 花梨よ、その発想は無いだろう。何者だ貴様は!


 「花梨。あなただけですよ、攀じ登れるのは」…やれやれ(頸振り振り)


 「ぅぐ」…っぐさ(言葉の矢が刺さる)


 「・・・岩壁登攀(クライマー)?」


 「ぅぐぐ」…っぐさぐさ(二の矢が刺さる)


 「流石に攀じ登るって発想は駄目じゃろ。岩壁登攀(ロック・クライミング)なぞ普通の人はできんからの」…()()み(優しい眼差し)


 「ぅぐぐぐ」…っぐさぐさぐさ(三の矢が刺さる)


 「階段がちゃんとあるよ。浅瀬を渡る事になるけど、飛び石があるので問題はないだろう・・・壁を登りたい人だけ、攀じ登ってくれ」…はぁ~(溜息)


 「っぐは」…バタリ(屍)


 「それと、環状水流(ウォーター・サークル)の周りは浅瀬と同じ距離、空白地帯になってるな。そうそう、ここの反対側に日時計も確認したぞ」


 「・・・ん? 環状水流(ウォーター・サークル)と日時計が分離した? 環状水流(ウォーター・サークル)の中心部が別の物に置き換わったの?」


 「う~ん。日時計が単体であるから、環状水流(ウォーター・サークル)の中心は変更されてると思うぞ・・・意表を附いて別の日時計があるかも! だけどな」


 「あ~~、すまん。環状水流(ウォーター・サークル)の中心には、別の物が存在している」


 ん? じいさんが何か知っているようだな?


 「どういう事だ? じいさん」


 「お主達に依頼した件と先の光に包まれた件に関連しているのじゃ。先に自身の目で見て確認してくれ、説明はその後に・・・」


 「光に包まれた件まで一緒かよ・・・一体、何が出る事やら」


 しかし、桃ちゃんが起きないな?


 「・・・所で、桃ちゃんは何時起きるの?」


 「「「「・・・ ・・・ ・・・」」」」


  「〔おい、じいさん。大丈夫なんだろうな?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔うむ。今回の件は、精神や肉体に影響はないはずなんじゃ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔だったら、なぜ目が覚めない〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔へ、変じゃの~?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔変じゃの~? っじゃね~。どうすんだ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔タラ~リ(汗) 隠滅でもするかの〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔おい~〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「あの。本当に大丈夫なんですか?」


 …ッビック!(驚き)×2 き、聞こえてたのかな?


 「・・・まる聞こえ」


 「あ~・・・さいですか~」…タラ~リ(汗)


 「え~っと。桃ちゃんなんだが・・・気絶とかでなく、寝てるように見えるが?」


 「「「・・・「っえ?」」」」


 …じぃ~~~~(ガン視) こ・・・これは


 「・・・寝ているね」


 「寝ていますね」


 「寝てるの~」


 「はぁ~(溜息) 起こすか?」


 「・・・「「「起こ す」」」しましょう」


 「では、僭越ですが。自分が起こしましょう」


 「ああ、頼む」


 「いざ!」


 ・・・え?



 …ッズビシ!(チョップ)



 「のひょ~~~~~・・・な、なに、何が起こったの?」…ッガバ(身を起こす)


 「「「「・・・ ・・・ ・・・」」」」


 「って、頭痛い・・・」…ズキズキ(涙眼)


 「おはようございます」


 「ううう・・・お、おはよう。何で頭痛いの?」…ズキズキ(涙眼)


 「気のせいでしょう。それよりも、何をしていたのか覚えていますか?」


 「気のせいって・・・ううう・・・え~っと、確か~、あ、そうだ! 光に包まれた時に眠くなって寝てしまったんだ」


 「「「「・・・ ・・・ ・・・」」」」


 「寝る子は育つと言いますが、時と場所を考えて寝なさい・・・皆に心配掛ける事になります」


 「ううう・・・ごめんなさい」…ペコリ(謝罪)


 「ああ・・・次からは気を附けるようにな」


 「はい」…シュン(凹)


  「〔なあ、花梨の行動にツッコミを入れるべきなのか?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔ゃが、下手なツッコミは要れぬ方が良いと思うぞ?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔・・・ああいう起こされ方は、いや!〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔普段はあのような事はしないのですけど・・・どうしたのでしょ今回は?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔しかし、桃ちゃんも上手く丸め込まれたな〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔・・・上手く話を逸らした花梨さんを褒めるべき?〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


  「〔チョップに手慣れた感じがしたぞ〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)


 「おほん(咳払い) 何か?」


 「・・・「「「いえ、何でもありません」」」」…ビッシィ(直立不動)


 「そうですか? では。桃ちゃんも起きた事ですし、移動しません?」


 「っは! 了解であります・・・先導しますので附いて来て下さい」…ビッシィ(直立不動)


 「何故に敬語・・・大地殿、変です?」


 「花梨・・・威圧が凄いですよ」…やれやれ(首振り振り)


 「あ・・・すみません。アヤメ様」…ペコリ(謝罪)


 「いえ、(ワタクシ)にではなく・・・いえ、いいです。大地さん、行きましょう」


 「ああ、こっちだ附いて来てくれ」…テクテクテク(歩)











 移動中に桃ちゃんへ、簡易説明をする事に・・・途中で階段へと繋がる飛び石の所に附き、俺が初めに渡り、櫻ちゃん、桃ちゃん、アヤメさん、花梨、最後にじいさんが渡って階段を登る事に。階段は T字型 になっており、3分の2程が直進で、残りが左右に分かれて登る事に。


 内縁部は外縁部と逆で御神木(若木)のある所が丸く窪みの様に縁取られ浅瀬に成っている、丸い窪みと窪みを繋ぐ水路(浅瀬)が走っている、水路の中程に丸太(3本を結び付ける)が橋として架けらていた。全員の御神木(若木)を見て廻り、位置関係を把握するのと挨拶(参拝と氣(ss)流しをする)をした


 内縁部には中心部に登る為の階段だが、丸材(木)が壁に階段状に突き刺さっている。この事から壁沿(カベゾ)いに沿()って登る仕様(タイプ)だった


 中心部に上がると、真中に丸く縁取られた浅瀬があり、その中心には一本の苗木が植えられている。その苗木の廻りに3個の卵が設置されていた


 「なぁ、じいさん。あの苗木はなんだ? それと、あの3個の卵はもしかして・・・」


 「うむ、お主に創造して貰った卵じゃよ」


 「・・・ここに卵(3個)が在るって事は、苗木が契約しゃ・・・もとい、契約樹?」


 「「「???」」」


 3人が不思議そうな顔してるが、説明は後でしよう


 「契約者でも契約樹でも、どちらでもいいぞ」


 「って、事はだ。俺は樹木に依頼されたのか?」


 「そうだの~、説明をするとだ・・・まず、世界神樹が合併空間に興味を持ち、その空間を創る切っ掛けになったお主と霊獣達に興味を持った。それでお主達を自身の収める世界へ招いたのじゃ」


 「ああ、それで転移世界が変更になったのか・・・でも、そこまで興味を引き、世界へ招くほどなのか?」


 「其の事に附いては、今は答えられん・・・すまんの~」


 答えられんものを無理に聞いても碌な事にならんしな・・・仕方ないか…ボリボリボリ(頭掻き)


 「・・・僕も気になるけど、答えられないのは仕方ない」


 櫻ちゃんも気になるか・・・他の3人は微妙な顔だな、説明してないから何の話かが分からんって所だな


 「でじゃ、お主達2人だけでなく、創造された霊獣達全員(5匹)の合併空間が仕上がったら、苗木を株分けしたいと言い出しての」


 「ああ、それで全員の合併空間を作る様に依頼が来たのか・・・」


 「そういう事じゃ。で、そういう依頼をだすからには株分け用の苗木の準備も整っておる。そこで問題が発生しての。本来、株分けされる苗木は世界神樹の子に当たり、世界の基礎に組み込まれる時に世界の力と合わさり、守護獣が創造されるのじゃ。今回は分身体(初)が株分けされる事になり、世界の基礎に組み込まれても守護獣が創造されない事が発覚し、お主にお鉢が回ってきたのじゃよ」


 「なるほどな、霊獣の創造依頼はそういう事か」


 「・・・分身体だと守護獣が創造されないのは、本体に守護獣が居るから?」


 「うむ・・・今回の事で初めて知りえた事だったそうじゃ。分身体の株分けは今回が初めてだったそうじゃ」


 初の試みか・・・嬉しい事を言ってくれるな


 「あの~、今の話を聞いてると(ワタクシ)達の内、1人でも合併空間を拒否していたら、潰れていたのではないですか?」


 アヤメさんの質問に他の2人(花梨と桃ちゃん)が頷いている


 「まさにその通り、株分けの話はポシャっていたな」


 おおおおお・・・危ない所だったんだな


 「・・・現状は成功したので、株分けされた苗木(分身体)があるんだ」


 「うむ。5人の亜空間が合併した事により。世界神樹から株分けされた苗木(分身体)が、合併空間に宿り1つの世界として再構築された。それの影響で光が覆った時に意識喪失に追われた理由じゃよ・・・おっさんが聞いた声は世界神樹からの祝福じゃな、他の皆も聞いてると思うが表層意識に残らなかったようじゃの」


 「・・・おじさん?」


 「「大地さん?」」


 「大地殿?」


 皆から怪訝な顔されたよ・・・俺以外は覚えてないのか…ポリポリポリ(頬掻き)


 「光に覆われた時に、祝福の言葉と呪文の詠唱を聞いたんだよ。その後に意識を失ったんだけどな」


 一部、聞こえなかった・・・いや、伏せられた言葉があるが・・・聞いても答えてくれんだろうな


 「・・・覚えてない」


 櫻ちゃんの言葉に他の3人が うんうん 頷いているよ…ポリポリポリ(頬掻き)


 「さて。紹介(説明)も出来た事だし、一度戻るかね? 卵の孵化には暫く掛かりそうだからの」


 ナイス! じいさん! ・・・話が逸らせれる


 「そうなのか? じゃ~ 一旦、戻りますか・・・皆も、構わないか?」


 「・・・「「「はい」」」」


 「では! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 桃源郷!>> 」



 …極彩色(カラフル)な球体(扉)



 目の前に変わる事無く極彩色(カラフル)な球体が現れる・・・何度見ても鮮やかだ


 「よし、移動するぞ~」


 皆が思い思いに扉(球体)に触れていく。俺は霊獣達(居残り)に声を掛け、世界樹の苗木に一礼してから扉(球体)に触れた




             つづく

次回は間に合うように書き上げねば…ポリポリポリ(頬掻き)

明日・・・もとい今日か、3時に起きねば・・・もう寝てる時間がほとんどね~や…シクシクシク(泣)

守護獣達に⇒霊獣達に 変更

守護獣のSS計算間違い修正

守護獣の種族特性を挿入

合併空間の内容を少し変更しました

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