10、三度、真白い部屋=(3)=
10、三度、真白い部屋=(3)=
皆と話している時に気附いたけど、両腕に腕輪がされている
「なんだこれ?」…???
弄りながら呟くと
「あ。そらは双生の腕輪をと言います、大地さんの命を繋ぎ留めているものです」
「今は、絶対に外したら駄目ですよ~」
「死にたいなら外せ」
「・・・ ステータス 確認する」
アヤメさんの発言から始まり、最後に櫻ちゃんからステータスの確認を求められた・・・こらは確認しないと駄目な流れだな
「 <<ステータス!>> 」
≪ステータス≫
名前・・・・・・嶋 大地
種族・・・・・・仙人(真性)⇔人(疑似)◎
性別・・・・・・男
歳・・・・・・・39才
Lv・・・・・・・1
LF・・・・・・-18/18(180)
SS・・・・・・-35/128
睡眠1時間(10㌫)+休息(お話)約3時間(10分=1㌫)
計算式(128×0.1=12.8 128×0.01=1.28 1.28×18=23.04 12.8+23.04=35.84)
腕力・・・・・21+5(10)
体力・・・・・25+5(10)
敏捷・・・・・24+5(10)
器用・・・・・35+5(10) (種族特性)
精神・・・・・21+5(10)
知力・・・・・35+5(10) (種族特性)
運・・・・・・0
守護契約獣・・・・・スライム(守護魔獣)
状態・・・・・・健康 運0(永遠) 生命力減少(靈獸創造による対価の為(絶対値(60))。3日に2㌫回復(当日は圏外)、全回復まで後406日) NEW!
計算式(60×0.02=1.2 180ー18=162 162÷1.2=135 135×3=405)
・・・・・ 省 略 ・・・・
装備
武器(主)・・・ー
(予備)・・サバイバルナイフ(神具)紐で戒め状態
防具(頭)・・・ー
(胸)・・・ー
(腕)・・・×霊獣の籠手(Lv1)
(足)・・・ー
(外套)・・
装飾品/10・・右腕 双生(生命)の腕輪(生命力(lf)絶対値50㌫増加+倍加) NEW!
・・左腕 双生(精神)の腕輪(精神力(ss)絶対値50㌫増加+倍加) NEW!
こ、これは・・・生命力(lf)と精神力(ss)の絶対値が凄い事に! 精神力は横に置いといて…スイ~、ストン(横移動)
生命力の絶対値が18ポイントって、しかも横にカッコで囲われた数値が、これは一体? 技能の影響か? 技能の対価は生命力(lf)の絶対値から80㌫使用だったよな?・・・いや、基の考えが間違ってるな、技能を使用した時の絶対値は60ポイントだった、其処からの2割にしろ1割にしろ現在の残りポイントがあわんな?
疑問点を上げて謎解きは後だな・・・っお、状態って項目が増えてるな。何々、健康 運0(永遠) 生命力減少 むむ。健康と運は技能欄にあるから分かる、生命力減少が靈獸創造の対価か・・・内容から考えて、対価が生命力(絶対値)の3倍に近いってどうなんだ? って、良く生きてたな俺!…タラ~リ(汗)
この謎も後回しだな・・・装備欄にある双生の腕輪が生命力と精神力の絶対値が増えた原因だな
「生命力と精神力の絶対値が増えた理由は分かったが・・・後付けで増加したはずだ、なんで俺は生きてるんだ? 分からん」
「そらは、この空間が特殊じゃからじゃよ」
「ん? そうなのか?」
「0ポイントで死亡の所、マイナスに突入したから死亡が無くなっただけじゃ。その状態で、この空間から出たら死ぬがな」…クッククク(笑)
「はぁ~。なるほ・・・っは!…カバ(顔上げ) 何時から居た、じじ~」
「お主がステータスを見だしたぐらいからじゃの・・・周りの娘には黙ってて貰ったのじゃ」
皆を見渡すと、申し訳なさそうに頭下げてるよ
「はぁ~(溜息) 良いよ気にすな! じいさん、このまま謎解きだ」
「ふむ。対価で支払った割合かの?」
「ああ。ざっと計算したら270㌫だよな? 通常(80㌫)の3倍以上だ!」
「確かに。90㌫なら丁度3倍じゃの・・・今回は不規則事態が多すぎたのじゃが・・・ふむ」
「喋れる範囲でいいぞ。俺が1番知りたいのは今後も起こる可能性があるかって事だ」
「まず。結論から言うと、無い! 今回、起こった事の原因の大元はこの場所じゃ! 後は触媒が神級なのと、力を貸した存在が数多いた事じゃな 今回と同じ条件が揃う事はないじゃろ」
じいさんの断言に皆が安堵していた。やはり、同じ事が起こるかもと思っていたようだ
「確かに、今上げた条件を揃えるのは無理だろうな」
「お主の努力しだいでは場所以外は揃うかもな・・・場所はここに来るしかないからの」
「どんな努力だよ・・・力を貸してくれた存在については流さして貰う!(心の平安の為) 神級とは違うが、神級の触媒・・・成長した御神木(若木)や神獣から取れるとか言わないよな?」
「何を言っとる、取れるに決まっておろうが」
「うんうん。そうだよな~、やはり取れるよな~・・・取れるんかい!」…バッシン!(裏拳)
「グハぁ」…バタリ(屍)
「つんつんつん(棒突く)・・・動かない、屍のようだ」…棒読み(無表情)
「さて、心配事は無くなった・・・亜空間合併に依存はない。っで、良かったっけ?」
「それより、良いのかあれ」…ピッ(指差し)
花梨がじいさんを指差して聞いてきたけど
「いいよ。その内、復活するから・・・で、どうなの?」
花梨が溜め息を吐きながら皆を見渡して
「問題ない。桃ちゃんは早く合併したがってるしな」
「分かった。順番に転移していき最後に合併空間に移動して合併しよか」
「「「はい」」」
綺麗にアヤメさん、花梨、桃ちゃんの3人の返事がそろったよ
「誰からいくのじゃ?」
復活したじいさんが質問してるよ。3人は戸惑いながら桃ちゃんか手を上げた
「はいは~い。私から行きま~す」
「うむ、元気が合ってよろしい・・・では、扉を出してくれるかの」
「は~い。いきます! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 極楽浄土!>> 」
…黒色の球体(扉)
桃ちゃんの詠唱完了と共に桃ちゃんの眼前に黒く輝く玉が出現した
☆★☆ 桃子 ☆★☆
大地さんのお爺さんへの対応が凄かった。普通は軽く叩くのに、軽くなかった・・・お爺さんも何事もなく復活してるし・・・ここは、櫻ちゃんみたいに流れに乗るべき!
「はいは~い。私から行きま~す」
「うむ、元気が合ってよろしい・・・では、扉を出してくれるかの」
…スゥ~ハァ~スゥ~ハァ~(深呼吸) …ックワ!(開眼)
「いきます! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 極楽浄土!>> 」
…黒色の球体(扉)
目の前に黒く輝く玉が現れた。成功だよ
「おお。桃ちゃんは黒い玉か~・・・皆、玉に触れて飛ぶか」
大地さんの呼び掛けに。お爺さん、櫻ちゃん、アヤメさん、花梨さん、大地さん、最後に私が黒玉に触れた・・・勿論、子狐は抱いてだよ! アヤメさんと花梨さんも子鴉と子熊を其々抱いていたよ
・・・・・目の前には花畑が広がっていた・・・・・
「うわ~。きれ~・・・って、そうじゃなく、何故に花畑?」
ピコピコピコ~ン!
音が鳴り響いた
≪桃源郷 極楽浄土 亞空閒合併条件が満たしました≫
≪亞空閒合併を起動してください≫
あ!、これで条件が揃ったんだ。後は大地さん達の合併空間に行けばいいんだ
皆は何処かな~…ルンルンルン(♪) 辺りを見渡すと、後ろに若木があり皆が集まっていた・・・若木の周りだけ広場になっていた、他は花畑に埋もれているみたい。例外は所々に樹木があり根本附近が地面が見えているぐらいだ
「色彩豊かな草花達が咲き誇っていますね」
「アヤメ様。確かに綺麗に咲いていますが、季節観がありません。春に咲く草花以外にも夏や秋、延いては冬に咲く草花まで咲き誇っています」
「それは、風流がありませんね」
近付いた時にアヤメさんと花梨さんの話声が聞こえた
「・・・極楽浄土=(イコール)楽園って事だからじゃない?」
「なるほど、楽園から想像しやすい綺麗な草花の絨毯か」
「・・・そうだと思う」
「お待たせ~」
会話に割り込んだ形だけど、いいよね?
「・・・「「「「お帰り」」」」なさい」
「想像が空間に作用すると言う訳ですか?」
「・・・僕を含めて3人の亜空間を見ての感想だよ。おじさんのは、中央に御神木(若木)と広場が拡がり、周囲を樹木(桃の木)が蔽っていたよ。僕のは1面の草原、中央に御神木(若木)と日時計、あと樹木(龍血樹)が幾本か」
「現在の居る場所と聞いた話を基に考えたら、亜空間に生えてる樹木は御神木(若木)と何か関係がありそうだな」
「正解じゃよ、御神木の系譜に繋がる樹木が生えているぞ」
「あれ? だったら私の御神木(若木)は楓ですか?」
「そうなるの~」
「整理致しますと。大地さんが桃の御神木(若木)、櫻さんが龍血樹の御神木(若木)、桃子さんが楓の御神木(若木)ですね」
「そうなりますね。自分とアヤメ様の御神木は何の樹木になるのか、技能名からでは判りませんね」
「楽しみです」
「はい」
「意見も出尽くしたかな? 全員、空を仰いでみようか。星魔法の名残なのか空間に作用した形が残ってる」
「「「「っえ!」」」」…・・・・・(呆然)
大地さんの意見に私も含めて全員が空を見上げたら、そこには星々の煌きがあり。私も含めた4人(櫻ちゃん、アヤメさん、花梨さん)が驚きの声を上げた
「き、気附かなかった」
花梨さんの声に私を含めた3人が頷いています・・・お爺さんは気附いていたようです
「まぁ~。仕方なかろう、明るい場所では星々は観にくいからの」
お爺さんが慰めてくれるけど。私自身、自分の亜空間なのに気附きもしなかったのが精神的打撃です
…ポンポン(頭叩き) っえ? 頭に軽い衝撃と何かを乗せられた感覚が・・・見上げると
「気にすな! うりゃ」…ワシャワシャワシャ(頭撫で)
「わ~~」
か、髪がぐちゃぐちゃだ~
「さて、次はどっちにする?」
「い、異議あり!」
「・・・却下」
「えぇええぇぇぇ~」
思わぬ所からの異議申し立てを取り下げられた~
「ッフッ(苦笑) アヤメ様、どうされますか?」
「そうですね。花梨には悪いですが先に使用させて貰いすね」
「御意」
「こっちはこっちで話進んでる~」…ガ~~~ン(Σ)
「ほっほっほっ(笑) では、扉を開いてくれるかの」
「はい・・・ <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 雲上丘陵>> 」
…蒼色の球体(扉)
アヤメさんの詠唱終了と共に蒼く輝く玉が出現した
☆★☆ アヤメ ☆★☆
桃子さんが大地さんに抗議してますが、明らかに照れ隠しでしょう
「ッフッ(苦笑) アヤメ様、どうされますか?」
桃子さん達の様子を伺いながら花梨が質問してきましたが、口元が緩んでいますよ?
「そうですね。花梨には悪いですが先に使用させて貰いすね」
「御意」
本当は最後でも良かったのですが、早く試したかったので先に使用する事にしました
「こっちはこっちで話進んでる~」…ガ~~~ン(Σ)
桃子さんがこちらの話に気附いて落ち込んでしいました・・・どうしましょう…う~ん(考え中)
「ほっほっほっ(笑) では、扉を開いてくれるかの」
お爺さんからの要請に答える事に、桃子さんを放置してしまいますが・・・
「はい」
…スゥ~ハァ~スゥ~ハァ~(深呼吸)
「 <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 雲上丘陵>> 」
…蒼色の球体(扉)
目の前に蒼く輝く玉が出現しました。上手くできたようです
「アヤメさんは蒼玉か~綺麗な色合いだな」
大地さんがホメてくれました…ルン♪
「それじゃ、飛ぶか」
大地さんが宣言と共に、蒼玉に触れ消えたのを合図に。櫻さん、桃子さん(子狐附き)、お爺さん、花梨(小熊附き)が続き、最後に子鴉を肩に止まらせた私が触れました
・・・・・?? 白い靄の様なものが辺りに敷き詰められて、所々に地肌が姿を晒している。少し呼吸がしにくいですね・・・・・
ピコピコピコ~ン!
音が鳴り響きました
≪桃源郷 雲上丘陵 亞空閒合併条件が満たしました≫
≪亞空閒合併を起動してください≫
あ! これで大地さん達と空間を一緒にできます♪ でも、辺りの景色は一体なんでしょう?
「う~ん。ダメ! い、息が~」
「だから落ち着いて深呼吸しろって」
「すぅ~すぅ~ はぁ~~ すぅ~すぅ~ はぁ~~」
「ほら。櫻ちゃんと合わせて、ガンバレ」
「むむむ。すぅ~すぅ~ はぁ~~」
「「すぅ~すぅ~ はぁ~~ すぅ~すぅ~ はぁ~~」」
えっと。後ろから声が聞こえたので振り替えって見ると、櫻さん、桃子さんが座り込んで大地さんの指導? を、受けている様ですが・・・これは一体、何が起こったのでしょう。花梨が近附いて来たので
「お待たせしました」
「ご苦労様です、アヤメ様。それとですね、呼吸は大丈夫ですか?」
「少し呼吸がしにくいです」
「こちらで、皆と一緒に深呼吸してもらえますか?」
「はい」
皆さんの側に寄ると花梨から
「深呼吸の仕方は 吸って吸って、吐いて っと、言う感じでお願いします」
「は、はい・・・皆さん、お待たせしました」
「「お帰り」」
大地さんとお爺さんが返事をしてくれて、櫻さんと桃子さんは手を上げてこたえてくれました…シュタ!(手上げ)
櫻さんの隣に腰を下ろして、2人のタイミングを計ります・・・いま!
「「「すぅ~すぅ~ はぁ~~ すぅ~すぅ~ はぁ~~」」」
「アヤメさんも合流したけど、暫く深呼吸を続けて下さい。身体が高地に馴染むまで・・・本当は座るより30分ほど歩くのが一番なんだがな」…ポリポリポリ(頬掻き)
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「・・・山岳地帯に出るとはな、技能名から怪しくは合っ・・・」
「・・・お主達は何ともない・・・」
「ん、ああ。何回か・・・てるから、空気の薄いのには耐性があ・・・・」
「自分も、山岳訓練を・・・事がありますので」
「なるほどの・・・」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「・・・そろそろ、いいのではないかの」
「ああ…ッパン!(手叩く) 皆、ご苦労さん。深呼吸終了して様子を見るよ」
大きな音が鳴り響いた後に、大地さんから深呼吸の終了を告げてくれました・・・深呼吸してる間の意識が半ばありません・・・困りました
「・・・ん」
「疲れた~~」
「アヤメ様、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。それより花梨は何ともないの?」
「はい。メイド修行の時に山岳訓練もしてましたので、その影響かと」
「大地さんも平気そうでしたけど、何かの訓練をされていたのでしょうか?」
大地さんを見ながら花梨に質問してしまいました
「本人は山登りを何度か経験しているっと、言っておられました」
「なるほど。それで、あの深呼吸ですか」
「皆様の症状は、空気の薄さによる呼吸のしづらさだけでしたので。高山病を誘発しなくて良かったです」
「え? 危ない可能性があったの?」
あら。桃子さんの鋭い問い掛けに危険性が合った事に気附かされました。私は仲間を危険に晒したと…ああぁあぁぁぁ(真っ青)
…ぽん(肩叩き) 両肩に軽い衝撃と掴まれてる感触が
「〔大丈夫。危険性は全く無かったよ〕…小声」
大地さんが耳元で囁いてくれた事で、身体の震えが止まりました
「場所が場所だけに、高山病の心配をするのは分かるが、心配のしすぎだな」
「うむ。空気の薄さと気圧の低さはあるが、ここは疑似空間だから身体に障害がでる所まで再現はされとらんよ。深呼吸をしっかりすれば身体が馴染むようになっとるの・・・高地の環境訓練にもってこいの場所だの」
「え! 空気の薄さの耐性とか気圧変化の耐性を着けやすいと言う事ですか?」
「そうなるな」
桃子さんが耐性の事を聞いているようですが、意味が掴めません・・・耐性とは何の事でしょう
「花梨。耐性とは何の事ですか?」
「そうですね・・・簡単に申しますと。例えば、腕を叩かれると痛いですが、何度も同じ様に叩かれると痛さが和らぎます。厳密には違いますが、この和らぐと言う現象を耐性と思っていただけらば、宜しいかと」
「なるほど。花梨の例えと桃子さんの話から、耐性の種類は沢山ありそうですね」
「何らかの効果を発揮するものには、耐性を附けれるからな。際限が無いと思うぞ・・・技能の製作者が対応して作ってればだけど」
大地さんが話に入って来られました、桃子さんの話は終わったのかしら?
「初期の技能には製作者はいるが、基本的には各人の概念や行動、発想で新規の技能が誕生したりするぞ・・・お主達が新しい技能を生み出す事も可能じゃ」
「凄い! 新技能! 創りたい!」
「・・・ガンバレ。何時かはできる」
「ガンバル!」…ボォ~~!(炎・背後)
大地さんから始まり、お爺さん、桃子さん、櫻さん・・・皆さんが集まり、桃子さんが凄く燃えています
「・・・所で、この空間・・・雲上丘陵は僕達の空間と違い、拡がりが判らない」
「???」…???(疑問符)
…ぐる~っと(周囲視渡す) 櫻さんの言う拡がりとは? 私に判るのは、全体的に雲に覆われていて、見える大地が私達が居る山頂(中央)? っと、取り巻く様に3つの頂きが見えるぐらいでしょうか。土地が少なく、廻りの頂にどうやって行くのでしょうか。不明です
「あ!…ッポン(掌叩く) 私のと違い、区切りが見えない。ひょっとして凄く拡いの?」
桃子さんの言葉に、要約、私にも理解できまた。確かに、大地さんと櫻さんの合併空間(拡い)、桃子さんの亜空間(狭い)には壁がありました(区切りがくっきり見える)。どう言う事でしょう
「見えにくいが、壁はあるぞ・・・俺達の空間は四角く刳り抜いた様なモノだが、アヤメさんの空間は丸く刳り抜いた様なモノだ」
「うむ。球面をしておるのは、進化の時に取り込んだ空閒魔法が要因じゃな」
拡がりが判らない原因を、大地さんとお爺さんが説明してくれました。大地さんは視認ではんく、接触して確認したのでしょうか? だとすると、空間の拡さは、この山頂のみですね。少し手狭ですが、仕方ありません・・・流石に雲海を渡る方法は・・・
「アヤメ様。雲海ですが、渡る事は可能です。大地殿や霊獣達と確認した所、雲の上に乗る事ができ、他の頂に行く事が出来ました」
あら? 雲って乗れましたの?…???(疑問符)
「アヤメさん。亜空間に常識は通用しないよ。ここは試しで、他の頂に行こ~」
大地さんが誘ってくれました…ルンルンルン(♪)
「・・・行こう」
櫻ちゃんに手を引かれてたので、一緒に行く事に…テクテクテク(歩)
隣の頂に来ましたが、樹木が3本あり、林檎が実を成していました。最初の山頂にも、裾に数本(疎らですが)ありましたから、御神木(若木)は林檎でしょうか
大地さんの言葉によると、食べられるとの事ですので、皆で頂ましたが。シャキシャキしていて凄く美味しかったです。大地さんは何個か収穫していました
雲海の渡ごごちは、ふわふわしていて足場は定まりませんでしたが、新鮮な感覚を味わう事が出来ました。色々楽しんでしましました
「さて。次に行くか、花梨よろしく~」
「分かりました」
大地さんからの要請で、花梨が少し離れて準備に入りました。私は子鴉を抱き抱えて、準備が整うを待ちます
「では! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 黄泉の泉!>> 」
…紅色の球体(扉)
花梨の前に紅く輝く玉が出現しました
☆★☆ 花梨 ☆★☆
桃ちゃんが新規の技能を創る~っと、燃えています。話を聞く限りでは豊富な知識か、突飛な発想か、後は運! 先は長そうですね。根気が持てば良いけど
その後、アヤメ様が空間の拡さに、勘違いをした様子だったので、大地殿や霊獣達と確認した事を伝えた。伝え方が悪かったのか、雲は踏みしめられるモノと勘違いを起こさせたのは、自分の失敗だが大地殿の発現で事なきを得た・・・大地殿の評価を若干、上昇させる
皆で頂に赴く事になり、その過程で雲海の踏み心地を確認(遊び)をした。大地殿から林檎が食べれる事を伝えられて、皆で食べる事になったけど。歯ごたえがシャキッとしていて味わい深い感じでした。また、食べたいな
「さて。次に行くか、花梨よろしく~」
大地殿が此方を見て、打診して来たので、了承する事に
「分かりました」
自分は頷き、皆さんから少し離れて精神を落ち着けます…スゥ~ハァ~スゥ~ハァ~(深呼吸)
「では! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 黄泉の泉!>> 」
…紅色の球体(扉)
眼前に紅く輝く玉が出現した。よし! 上手くいったか
「ほほ~、花梨は紅玉か~・・・全員、霊獣と同じ色の輝玉(扉)だな・・・ほな、飛びますか」
大地殿の宣言と共に爺さまが紅玉に触れ消えた。大地殿、櫻ちゃん、桃ちゃんと子狐、アヤメ様と小鴉、そして自分と小熊が触れた
・・・・・周囲は薄暗いが、目の前に拡がる水面が仄かに輝いて明りを灯している。幻想的な輝きだ・・・・・
ピコピコピコ~ン!
いきなり音が鳴り響いた
≪桃源郷 黄泉の泉 亞空閒合併条件が満たしました≫
≪亞空閒合併を起動してください≫
ん。これで条件は達成したか・・・良く周りを見渡すと天井に地肌らしきものが僅かに見えるな・・・ここは洞窟? 地下? 地底? 地底湖? むむむむ …っは!(眼を視張る) 慌てて後ろを振り向けば、若木を取り囲むように皆が待っていた
「お待たせしました」
「・・・「「「「お帰り」」」」なさい」
「そう言えば。ここって地下ですよね? だったら目の前の水溜りって、地底湖になるんですか?」
「そうなる」
「う~ん だったら・・・」
桃ちゃんが発した言葉に大地殿が同意したけど、まだ疑問があるようだ。なんだろう?
「少し宜しいですか?」
「ほい?」
「・・・ん?」
「どうしたのじゃ?」
「不思議なのですが、どうして周りが見えるのでしょう」
自分は定位置と言えるアヤメ様の斜め後ろに扣えると、アヤメ様が皆に質問を投げかけた・・・桃ちゃんだけは何か考え込んでる
「・・・地面の所々が明るいのと地底湖も穂のかに輝いている」
「それで視界が閉ざされないのですね」
櫻ちゃんが代表して答えを示した。その答えに改めて周りを観察して見ると、確かに所々から明かりが漏れていた・・・注意力が散漫になってるな、確りせねば
「・・・それにしても幻想的な所だね」
「あれ? 神秘的ではないの?」
「・・・地底湖からの輝き。地底各所からの光。湖畔の照らされる桜。それらが絡み幻想をかもし出してる。神秘的と表現するのとは違うと思う」
「あ、言われてみたらそうかも~」
櫻ちゃんの言う通り、幻想的ではある。桃ちゃんの言った神秘的とするには神聖さが、足りないな。しかし、樹木が桜って事は、御神木(若木)は桜なのか・・・アヤメ様と花見を楽しみたいな
「花梨。良い所ですね♪」…うっとり(恍惚)
「はい。ありがとうございます」
アヤメ様から、お褒めいただきました…ルンルンルン(♪)
「皆の亜空間を見たけど、技能名から某かの影響をウケテいるな」
「・・・おじさんの桃源郷は桃園だったし、僕の時の回廊は日時計が中心だった」
「私の極楽浄土は花園だった」
「私の雲上丘陵は雲を越えた高地でした」
「自分の黄泉の泉が地底湖ですか・・・大地殿の言う通り、技能名に因んだ亜空間が出来上がってる」
「全員の亜空間が合併すると、どの様な合併空間が出来上がるか楽しみじゃの」
「早く合併しましょう」…わくわくわく(♪)
桃ちゃんが待ちきれない感じだな。自分も楽しみではあるな、アヤメ様と合併・・・…ッグハ ダラダラダラ(鼻血)
「か、花梨」
「だ、大丈夫です」
アヤメ様が手を伸ばして下さいましたが、押し止めました。アヤメ様の手を煩わせる訳には・・・
「〔・・・興奮しすぎ〕…小声」
…っうぐ(汗) さ、櫻ちゃん鋭すぎる
「本当に大丈夫なの?」
「はい。心配をお掛けしました」
鼻血の処理も終わりました・・・大地殿が鼻紙を差し出して来た時は驚いたけど、ありがたく使わして貰った
「それじゃ、移動しよか」
「お~!」
気合いの入った桃ちゃん。アヤメ様は頷きで返したけど、自分と同じ様に楽しみにしているのを感じる。理由は違うけど
「いくぞ! <<我が夢 我が想い 我が理想 遠き彼の地 桃源郷!>> 」
…極彩色な球体(扉)
大地殿の前に極彩色な球体が現れた・・・何度見ても鮮やかな色合いだ
「ほれ、移動だぞ~」
大地殿の掛け声? に、押されて皆が球体に触れて移動していく。自分も子熊を抱き上げて球体に触れる
☆★☆ 大地 ☆★☆
新たなる成長の為に、合併空間に戻って来たな・・・極光が出迎えてくれた。今回は誰にも捕まっていなかったみたいだな・・・極光を引き連れて、皆が集まる広場に移動する
「おまた~」
「・・・「「「「お帰り」」」」なさい」
霊獣達は大人しく、足元や肩の上に鎮座している・・・霊獣達を含んだ全員が期待して待ってるよ。直ぐに合併した方が良いな
「各人。亜空間の見納めはいいか?」
「「「はい」」」
「〔・・・僕の時には言ってくれなかった〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)
「あ~っと、〔ごめん、埋め合わせは必ずする!〕…小声 それじゃ合併するぞ」
「〔・・・うん。期待してる〕…小声」…ヒソヒソ(コッソリ)
皆の亜空間を1つに纏める為に、渡り歩いてきたが遂に・・・
「 <<我が大地 彼の大地 集う大地 永久の理想 亞空閒合併!>> 」
≪桃源郷(in 時の回廊) 極楽浄土 黄泉の泉 雲上丘陵 を合併しますか?≫
≪Yes/No=Yes/No=Yes/No=Yes/No≫
4人が同じ選択しないと合併は無理って所だな? まさか3人1括に発動するとは
ピコ~ン!×3
≪Yes/No=Yes=Yes=Yes≫
3人が Yes を選択したみたいだ・・・速いな俺も選択せねば
ピコピコピコ~ン!
≪Yes=Yes=Yes=Yes≫
≪合併に成功しました≫
前と同じ様に、光に包まれた
『おめでとう♪ 新たなる◆◆◆◆に祝福を』
何処からか声が聞こえるが
『 <<原初を紡ぐ 其の半身を依代に 我こい奉る 悠久の時の中 漂いし無垢なる欠片達よ 幾千幾万幾億の耀き達よ 意志ある結晶よ 母なる大地よ 癒しの伊吹よ 集まり集いて 依代たる半身に宿れ 世界樹降誕!>> 』
意識が・・遠のいてき・・・た・・・・・・
つづく
合併空間の内容を少し変更しました
靈獸創造 使用の際、減少する効果変更
最大値 ⇒ 絶対値 に変更




