9、三度、真白い部屋=(2)=
9、三度、真白い部屋=(2)=
櫻ちゃんが統括情報、鑑定、擬装、技能恩恵の説明(使用方法と効果も含む)をしてくれたので助かった・・・因みに3人共に技能恩恵を受け入れたので櫻ちゃんに申請してもらった
少しでも氣(ss)の消費を抑えたかったので、合流前に擬装を解き、3人の統括情報も鑑定使用を控えたので不明だけど致し方なし・・・因みに氣(ss)は全快した
此方が一段落したので、3人も含めた全員に 靈獸創造 詳細 の小窓を視せた
☆★☆ 櫻 ☆★☆
大体の話が終了し、大地さんが 靈獸創造 詳細 の説明文を皆に視せてくれた
紋章以外は概ね理解した。対価が生命力(lf)の絶対値の低下で時間経過(例。魔獣=1日に2㌫回復)で基に戻るのが救いだよ・・・低下中は無理は禁物! っと
紋章って、合併空間の環状水流に書かれてた紋様かな?
「・・・大地さん、紋章って合併空間の紋様の事?」
「それで合ってると思う、けどな・・・紋様って覚えて無いんだよな~」…ポリポリポリ(頬掻き)
「ふむ。お主と櫻ちゃんの魂には、既に刻まれておらのじゃが。刻まれた紋章を視附け自在に引き出すのに時間が掛かるからの、今回は助勢で描いてしんぜよう・・・紋章を自在に引き出せる様に精進せよ、色々と便利じゃからの・・・描いた紋様に氣(ss)を乗せた血を流し込のじゃ。今のお主なら出来るじゃろ」
「ポリポリポリ(頬掻き) やってみるは」
大地さんが呻きながら了承してる
「どれ、描くぞ!」
お爺さんが何処からか杖を取りだし、何かを呟きながら地面(床)を叩いたら、杖を起点に光が走り出した・・・凄い速さで合併空間で視た大地さんの紋章が書き上げられた
「すげぇな」
「・・・きれい」
「綺麗ですね」
「・・・ ・・・ ・・・」
「うわ~、凄い。光る魔方陣だよ♪」
上から。大地さん、僕、綾目さん、花梨さん(沈黙)、桃ちゃんだ
「ふぉふぉふぉ(笑) 見惚れるのはよいが、おっさん。血を流し込め」
「ああ、そうだった」
大地さんが生存鬪争小刄を取り出し、封印を解いて人指し指の先端に刃を当てて傷を附けた・・・指先から流れる血を光る紋章陣(白光)をなぞるように染み込ませて行ってる・・・染み込ませた場所から白光が、淡い色を帯びた赤い色・・・淡紅光に替り紋章全体に行き終わった時には、大地さんの息がかなり上がっている
「ふむ。これで陣(紋章)が完成したの」
「ハァ~ハァ~(荒息) ああ ハァ~ハァ~(荒息) ちょ、ちょっと待ってくれ。スゥ~スゥ~ハ~~スゥ~スゥ~ハ~~(深呼吸) よし!」
大地さんが変な呼吸法してる・・・息を吸いながらお腹を膨らませ、更に息を吸いながらお腹を経こませ、最後に息を普通に吐き出してる。腹式でも胸式でもないよね?
「さて。先ほど渡されたこの触媒用試験管(液体入)を陣(紋章)の上に乗せたらいいのか?」
「ふむ。そうじゃ」
「なら、これで準備完了っと・・・後は」…ス~ス~ハ~~ス~ス~ハ~~(精神統一)
大地さんが呼吸を整えだした・・・始めるみたい
☆★☆ 大地 ☆★☆
さて、陣(紋章)はじいさんの手助けを借りて完成した。触媒用試験管(液体入)も設置済み。両膝を附き、両手を陣(紋章)に重ねて後は呪文を詠唱するのみ!
…ス~ス~ハ~~ス~ス~ハ~~(精神統一) 精神統一しながら氣(ss)を陣(紋章)に徐々に流して行きながら …っくわ!(視開く!)
「 <<万物に宿りし八百万の方々よ 幾千幾万幾億の星々よ 我が声を聴け 我が呼び声に応えよ 我、ここに願う 我、ここに誓う 我が右手に破壊を 我が左手に守護を 我が中央に生命の伊吹を 厳かなる爪牙 堅牢なる肉体 深淵なる英知 集まり集え 魂の導きにて 新たなる命の生誕を今ここに 靈獸創造!>> 」
身体から凄い速度で生命力(lf)が吸い出されて行くのと引き換えに、陣(紋章)の中央に設置されてた触媒用試験管(液体入)が輝き出した。っと、思ったら試験管が砕けて液体が光の粒子に変換され、高速で円循環しだした。円循環しながら中央に集まりだし、1つの塊になる。っかと思いきや、3つに分かれて卵の形に生成された・・・そこまでが限界だった。もう、意識が保てそうもないや・・・成功か失敗か・・・・・・判断できんかっ…バタリ・・・・・・(意識不明)
☆★☆ 櫻 ☆★☆
光の渦が集束しだしたと思ったら3つに分かれて卵の形を取り出した・・・あれ? 3個の卵? 創る予定は1個だよね? 不思議に思っていると…バタリ(仆れる)
「・・・っえ?」
大地さんを視ると仆れてる・・・
「・・・お、大地さん!」
大地さんに触れようとしたら、お爺さんに手を掴まれた
「まて! 触っちゃいかん・・・ちょっと視せて貰うぞ」
お爺さんを視ると真剣な眼で見詰められ、取り乱していた心を落ち着かせて貰えた・・・綾目さん達も心配そうに此方を伺っている・・・お爺さんの作業を見守る事に
「これは・・・ちと不味い状態じゃの」
お爺さんは不吉な事を呟き、大地さんに掌を翳しながら、虚空に向かって
『双生の腕輪を持って来てくれ!』
??? 誰に言ってるのかな?
『少々御待ちを』
え? 答えが帰ってきた! 廻りを見渡しても誰もいない。綾目さん達も辺りを見渡ていて、花梨さんが警戒してる
「心配せずともよい。配下の者に必要な道具を持って来て貰うだけじゃ」
お爺さんの言葉に花梨さんが警戒を弛めつつ、皆で大地さんの様子を伺う事に・・・
花梨さんが突然、後ろを振り返ったと同時に
「失礼致します」…ペコリ(敬礼)
声が聞こえたので後ろを視ると、頭の上に銀色の円環を浮かべた女性が頭を下げていた
「こっちじゃ」
お爺さんの呼び声に女性は滑るように近附き、手に持っていた装飾された箱を差し出した
「御持ち致しました。どうぞ」
「うむ。ご苦労」
お爺さんは偉そうに受け取っています・・・お爺さん、偉い人?
銀の円環女性は装飾された箱の受け渡し終了後、後ろに下がり
「失礼致しました」…ペコリ(敬礼)
お辞儀をしたまま消えた! え?
「・・・「っええええ!」」
「消えましたね」
「見事に消えたな」
僕と桃ちゃんは驚いてるのに、綾目さんと花梨さんは達観してるのか普通に流してるよ・・・なぜ? 疑問の眼で2人を視てると
「今さら驚いても仕方ないよ。登場した時も突然 現れた、だから退出する時も突然 消える可能性もあったからな」
言われてみると、確かにって思った・・・経験の差かなぁ・・・それより、箱を指さし
「・・・それは?」
「これには、2つの腕輪が収められている。生命の腕輪と精神の腕輪なる物で、生命力(lf)と精神力(ss)の絶対値を50㌫増加させる効果がある・・・2つ揃えば双生の腕輪と呼ばれ、各腕輪の効果に加算して生命力(lf)と精神力(ss)の絶対値を倍加させる効果がある」
な・・・なんと無茶苦茶な能力ですか、各腕輪の効果に上乗せする形で絶対値の倍化って反則 過ぎる・・・あれ? 今、それを出して来ると言う事は・・・大地さんに装備させるのかな?
「反則 過ぎる能力だ。持って来させたって事は、大地さんに装備させるんですか?」
「一様、神具じゃよ。おっさんに貸し与えるから、能力的には生存鬪争小刄と同じ神具に階級低下させるけどな」
「あれ? 神具なのに意義が違う?」
「言葉では同じでも、文字で書けば違いが分かるぞ。神とは神様を指す、神とは神に近附きし者の事。違いは分かるかの?」
「ふむふむ、なるほど~・・・神と神、似て非なる存在ね」
お爺さんが地面に…ッサササ(書) と、書いて説明してくれた
「さて。今から腕輪を嵌めるが、その前に、おっさんの統括情報を視てみよ・・・それと、統括情報には異常が発生した場合に表示されたりするから、視る癖を附けるようにな」
言われて視ていなかったのを思い出した。しかも、異常が表示されるって、とても便利だよ
「「「「 <<彼のモノ 全てを暴け 鑑定>> 」」」」
っと、4人同時だよ
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕 ●統括情報(本人)のみ表示
名 前 …嶋 大地
種 族 … 仙人族(真性) ⇔ 人族(擬似) ◎
性 別 …男
歳 …39才
守護契約獣 …粘液源流体 (守護魔獣)
Lv …1
LF …__/__ ● (/60) anew ! !
SS …_0/50
筋力 …21+5(10)
敏捷 …24+5(10)
技倆 …35+5(10) (種族特性)
体力 …25+5(10)
魂力 …21+5(10)
智能 …35+5(10) (種族特性)
運 …_0
状 態 …運 0 (永遠) new !
…生命力消失 : ???空間の為、死亡せずにLFの絶対値が-(マイナス)値 new !
技 能
*∞ …×存在移行 (真性⇔擬似) (Lv1)
…指南指導の才
……… 省 略 ………
大地さんのLF値そのモノが非表示になって、括弧内に数値が記載されてる。これは一体?
お爺さんがこちらを確認して、双生の腕輪の片っ方を右腕に装着した
あ! 統括情報に変化がでた
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕 ●統括情報(本人)のみ表示
名 前 …嶋 大地
種 族 … 仙人族(真性) ⇔ 人族(擬似) ◎
性 別 …男
歳 …39才
守護契約獣 …粘液源流体 (守護魔獣)
Lv …1
LF …__/__ ● (/90) anew ! !
● 絶対値=a 生命の腕輪(50㌫)=b
● 式 = ((a)*(b))+(a)=絶対値(増) … (60*0.5)+60=90
SS …_0/50
筋力 …21+5(10)
敏捷 …24+5(10)
技倆 …35+5(10) (種族特性)
体力 …25+5(10)
魂力 …21+5(10)
智能 …35+5(10) (種族特性)
運 …_0
状 態 …運 0 (永遠)
…生命力消失 : ???空間の為、死亡せずにLFの絶対値が-(マイナス)値
技 能
*∞ …×存在移行 (真性⇔擬似) (Lv1)
…指南指導の才
……… 省 略 ………
●装 備
●武器(主) …――
● (予備)…生存鬪争小刄 (神具) 紐で戒め状態
●防具(頭) …――
● (胸) …――
● (右肩)…――
● (左肩)…――
● (右腕)…×霊獣の籠手 (Lv1)
● (左腕)…
● (腰) …――
● (右足)…――
● (左足)…――
● (背中)…――
●装飾(右腕)…生命の腕輪(生命力(lf)絶対値 50㌫増加) new !
●*10(――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
……… 省 略 ………
生命力の括弧内の数値が増えてる・・・っでも、LF値は非表示のままだよ
「・・・生命力(lf)の括弧内の数値は増えたけど、LF値は非表示。括弧内の数値は一体 何?」
「うむ。生命力(lf)の括弧内の数値が、本来(靈獸創造の技能を使う前)の絶対値なんじゃ。未だに負で、LF値は非表示扱いじゃよ、相方の腕輪も附けてみよう」
お爺さんは言葉と共に、残った方を左腕に装着した
≪統括情報≫ ←〔鑑定中〕 ●統括情報(本人)のみ表示
名 前 …嶋 大地
種 族 … 仙人族(真性) ⇔ 人族(擬似) ◎
性 別 …男
歳 …39才
守護契約獣 …粘液源流体 (守護魔獣)
Lv …1
LF …_18/_18 ● (/180) anew ! !
● 絶対値(元)=a 絶対値=a-1 双生の腕輪( 2倍)=c
● 式(絶対値(増) a-2) = (a-1)*(c)=(a-2) … 90*2=180
● 式(対価 d) = (a)*(奉る(90㌫)*未制限( 3倍))=(d) … 60*(0.9*3)=162
● 式(絶対値(減) a-3) = (a-2)-(d)=(a-3) … 180-162=18
SS …__0/150 new !
● 絶対値=a 精神の腕輪(50㌫)=b 双生の腕輪( 2倍)=c
● 式 = ((a)*(b))+(a)=解(中)*(c)=絶対値(増) … (50*0.5)+50=75*2=150
筋力 …21+5(10)
敏捷 …24+5(10)
技倆 …35+5(10) (種族特性)
体力 …25+5(10)
魂力 …21+5(10)
智能 …35+5(10) (種族特性)
運 …_0
状 態 …健康 new !
…運 0 (永遠)
…生命力減少(靈獸創造による対価。 3日/ 2㌫(当日は圏外)。後 406日) anew ! !
● 絶対値(元)=a
● 式(対価 b) = (a)*(奉る(90㌫)*未制限( 3倍))=(b) … 60*(0.9*3)=162
● 式(回復量 c) = 絶対値(元)* 0.2割( 2㌫)=(c) … 60*0.02=1.2
● 式(日数 d) = ((b)/(c))*神獣( 3倍)=(d) … (162/1.2)*3=405
技 能
*∞ …×存在移行 (真性⇔擬似) (Lv1)
…指南指導の才
……… 省 略 ………
●装 備
●武器(主) …――
● (予備)…生存鬪争小刄 (神具) 紐で戒め状態
●防具(頭) …――
● (胸) …――
● (右肩)…――
● (左肩)…――
● (右腕)…×霊獣の籠手 (Lv1)
● (左腕)…
● (腰) …――
● (右足)…――
● (左足)…――
● (背中)…――
●装飾(右腕)…双生(生命)の腕輪(生命力(lf)絶対値 50㌫(増) + 倍) anew !
●*10(左腕)…双生(精神)の腕輪(精神力(ss)絶対値 50㌫(増) + 倍) new !
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
● (――)…――
……… 省 略 ………
あ! LF値に数値が点った・・・表示されてる絶対値は18點だけど。その為か、状態の生命力消失が生命力減少に変更された
「うむ。上手くいったようじゃの・・・これで時機に目を覚ますじゃろ」
「・・・「「「ありがとうございます」」」」…ペコリ(最敬礼)
「最悪の事態に陥らなくて本当に良かったです」
「確かに、創造して死亡では大地殿も無念でしょうから」
「でも、どうして今回はこんな事に? 前って言えるのか判らないけど、私達の卵を創造した時は5個だったんでしょ?」
「・・・多分、5個を創造した時と今回の創造では、過程が違うからだと思う・・・それに、今回のは詳細説明と結果が違い過ぎる・・・何かあると思う」
桃ちゃんの疑問に僕が答えたけど、大筋は間違ってないと思う・・・お爺さんを伺うと
「ふむ。櫻ちゃんの答えで正解じゃが、詳しい事は、おっさんが起きてから説明しよう。精神力(ss)が一定量回復したら起きるじゃろ・・・で、この卵達だが儂が預からして貰ってよかいの?」
僕は3人を視て、頷くのを確認してから
「・・・それでいい」
返事をした、大地さんも氣(ss)が一定量回復したら眼を覚ますと言う事だし・・・暫く掛かる
「あ、あの。大地さんが目を覚ますまで、時間が空くので質問いいですか?」
「何かな?」
「そ、その~大地さんと櫻ちゃんに刻まれてるって言ってた紋章は、私達には無いのかなって?」
ん・・・ああ~・・・そういえば、お爺さんが紋章(大地さん用)を描いた時に 魔法陣だ~ って、喜んでいたよね・・・気になってたんだ
「ふむ。現在は無いぞ」
「ガ~~~ン(Σ)」…ガックシ(凹)
無いって断言されて、両手両膝を地面に附いて項垂れる桃ちゃんが居る・・・どうしよ~
「しか~し! じきに紋章は刻まれる事になると思うぞ・・・桃ちゃんの選択によっては永久に閉ざされるがな」…クッククククク(妖しい笑)
「っえ! まじですか! 手に入るの! ・・・方法を教えて下さい」…ペコリ(最敬礼)
殴っていいかな? このお爺さん・・・桃ちゃんで遊んでるよ・・・こんな時、大地さんが居れば指摘と称して殴ってるよね
「その方法とは!」
「その方法とは!」…ごくり(唾液嚥下)
お爺さんが僕を視た・・・桃ちゃんも視線を辿って僕を視る・・・綾目さんと花梨さんまで雰囲気に釣られたのか僕を伺いだすし…ハァ~(溜息)
「・・・前に、大地さんに連れて行かれた空間を覚えている?」
「うん。大地さんと櫻ちゃんの若木の御神木が在った場所だよね?」
「・・・そう。っで、現在、桃ちゃ・・・ん~、あの空間は。3人が収得している亜空間製作って技能を、代価を支払って成長させる。この時に御神木(若木)が誕生する。次に、成長させた技能を、大地さん経由で合併させる・・・結果。僕と大地さんの合併空間が出来上がり、紋章が刻まれた」
「では。私達も技能成長後。大地さんにお願いして、合併して貰う事で紋章を授けて貰らえる。但し、何らかの代価を支払うのですね」
「・・・多分。僕の経験はでは、そうなる」…チラッ(視線)
綾目さんの纏めに。予想しか持ってない僕には、正否は判らなかったので、お爺さんを視ると
「うむ。その判断で間違っておらぬよ」
「ではでは。早速、成長させて合併・・・」…っあ!(驚)
あ、気附いたみたい
「がっくり(凹) 結局、大地さんが眼を覚ますまでお預け・・・」…シクシクシク(泣)
桃ちゃん、感情の浮き沈み激しいよ・・・視てて面白いけど・・・大地さんが一時期、面白娘って評してたの分かるな・・・
「・・・合併は、大地さんが居ないと駄目だけど、成長は先に済ましても問題ないと思うよ」
「ふむ。成長させる代価は、どの様なモノ?」
「っあ! 忘れてた…ッポン(掌叩く) 何を支払うの?」
桃ちゃん・・・肝心な事、忘れてたの? …ハァ~(溜息) 花梨さんも え? って、驚いて視てる
「花梨」
「失礼」
綾目さんが桃ちゃんの頭を撫でながら、花梨さんに注意を促し、花梨さんが直ぐに視線を外してたよ。桃ちゃんは、少し恥ずかしそうだ
「・・・代価は皆が持つ技能の2つを支払う・・・支払う技能は人によって違うみたい。僕と大地さんの支払った技能は、別の物だった・・・でも、系統は同じだったかな」
「支払う技能は別だが、系統は同じ? ・・・大地殿と櫻ちゃんの支払った系統は何かな? そこから支払う技能は推測可能と判断する」
花梨さん凄いな~。確かに支払った系統から各自の支払う技能の推測は可能だよ
「・・・共通と種族固有の魔法系統だよ」
「なるほど・・・自分の場合は×印の原子魔法と鬼術だな。早速、確かめさせて貰う」
え。もう? 行動が早いな~・・・綾目さんが絡んでるからかな?
☆★☆ 花梨 ☆★☆
櫻ちゃんからの情報提供で亜空間製作を成長させるに必要な技能の予想が附いた・・・元々、少ない技能の中から選択だったから絞り込は楽だ
「なるほど・・・自分の場合は×印の原子魔法と鬼術だな。早速、確かめさせて貰う」
綾目様は必ず成長させようとする・・・自分が先に行って安全性を確かめる!
「 <<我が友 我が盟友 我が同胞 安らぎの寝床 亜空間製作!>> 」
っと、頭に浮かび上がった文字を唱えると技能が発動した
≪亜空間製作≫
ピコピコピコ~ン!
っと、音が鳴ったな
≪鬼術 が 鬼隱術 に、進化しました≫
≪亜空間製作 原子魔法 鬼隱術 の三つが合わさり 黄泉の泉(Lv1) に進化できます、進化しますか?≫
≪Yes/No≫
≪Yes≫
≪黄泉の泉≫
…紅色の球体
眼前に紅色に輝く球体が浮いていた・・・血のように紅い輝きだ
「む。成功なのか? しかし、深い赤色・・・血を連想してしまいそうだが・・・この子と同じ色の紅色の球体が扉になるのか?」
そう言えば、大地殿も霊獣と同じ色だった。っと、言う事は櫻ちゃんも?
「・・・正解。僕のは翠色だったよ・・・取り止めと念ずれば消えるよ」
櫻ちゃんも霊獣と同色との発言・・・何か関係が? っと、それより助言に基づき <<取り止め>> っと、念じたら、眼前から輝きが失われた・・・う~む、3人共に球体(扉)の色が霊獣と同じ、綾目様達も同じだろうか? 考えながら廻りを見渡すと、桃ちゃんが物凄く眼を輝かせている…キラキラキラ(耀く眼)
「技能の喪失は、思った通りだったな・・・綾目様、危険は無いようです。どうされますか? 因みに綾目様だと、支払う技能は、空閒魔法と血術だと思われます」
「そうですね。私も成長させようと思います」
綾目様の後方に下がって行動を見守る事にします
「ご随意にどうぞ」
☆★☆ 綾目 ☆★☆
花梨が一番手で成長させたのは、私の行動を読んで先に手を打ったようですね
「そうですね。私も成長させようと思います」
「ご随意にどうぞ」
花梨が後方に下がって見守る体制に入ってしまいました・・・もう家の柵がなく主従関係も終わっていると思うのですが…はぁ~(嘆息)
「 <<我が友 我が盟友 我が同胞 安らぎの寝床 亜空間製作>> 」
頭に浮かんできた文字を唱えますと技能が発動しました
≪亜空間製作≫
ピコピコピコ~ン!
っん、音が鳴りました
≪血術 が 血魂術 に、進化しました≫
≪亜空間製作 空閒魔法 血魂術 の三つが合わさり 雲上丘陵(Lv1) に進化できます、進化しますか?≫
≪Yes/No≫
≪Yes≫
≪雲上丘陵≫
…蒼色の球体
目の前に蒼色に輝く球体が浮いています・・・雲一つない清んだ空を思わせる輝きです
「お見事です、綾目様」
「ありがとう、花梨」
櫻さんが花梨への助言を思い出して <<取り止めます>> っと、思う浮かべます・・・眼の前から蒼い輝きが消えました。少し残念です・・・…チラッ(視線) 眼を輝かせている桃子さんに
「ごめんなさいね、本来なら真っ先に実施したかったでしょうに。私達が先にしてしまって」
「ブンブンブン(頸振り) んーんー。構わないよ。っと言うより、先にやってくれて助かりました」…ペコリ(敬礼)
逆に、桃子さんにお礼を言われてしまいました
「お蔭で腹が決まりました・・・技能を支払うと聞いて勿体なく思っていましたから、花梨さんと綾目さんを視て私も成長させたいと思いました・・・いっちょやったります!」
桃子さんの後押しをした形になりましたが、喜んでいる様ですので良かったと思います
「頑張って」
☆★☆ 桃子 ☆★☆
櫻ちゃんから技能が消えると聞いて、成長させるのが怖くなってしまった。手に入れた技能を使わずに消さねばならないって、勿体ないのと申し訳ないという思いが込み上げてきます・・・でも、花梨さんと綾目さんを視てると羨ましくなってしまったのも事実。私もって思ってしまった
「お蔭で腹が決まりました・・・技能が消えると聞いて勿体なく思っていましたから、花梨さんと綾目さんを視て私も成長させたいと思いました・・・いっちょやったります!」
「頑張って」
「頑張れ」
「・・・ファイト」
3人から声援を貰い。嬉しくて頬が緩みそう・・・でも、気を引き締めて
「いざ! <<我が友 我が盟友 我が同胞 安らぎの寝床 亜空間製作!>> 」
気合を入れて頭に浮かんだ文字を唱えると技能が発動した
≪亜空間製作≫
ピコピコピコ~ン!
っお、音が鳴ったよ
≪九字護身術 が 眞言秘術 に、進化しました≫
≪亜空間製作 星魔法 眞言秘術 の三つが合わさり 梅埜園(Lv1) に進化できます、進化しますか?≫
≪Yes/No≫
≪Yes≫
≪梅埜園≫
…黒色の球体
目の前に黒色に輝く球体が浮いてる・・・全てを飲み込むような黒い輝きだよ・・・輝きって言うのも変だけど
「で、できた~・・・こ、これで大地さんが目を覚まししたら合併・・・紋章まで、後一息!」
「おめでとうございます」
「・・・「おめでとう」」
「ありがと~~♪ って、消さないと」
え~~と、取り消しって念ずれば良かったんだよね・・・ <<取り消し>> っと、念じたら黒い輝きが消えた~
「ふむ。全員が成長させたようじゃの~」
☆★☆ 櫻 ☆★☆
桃ちゃんが扉(黒い玉)を消すのを見届けた後に
「ふむ。全員が成長させたようじゃの~」
「・・・うん。一次段階は終了、後は大地さんが起きてから・・・大地さんが、各自の亜空間にお邪魔する事で、合併の下準備が完了する」
3人に教えるように答える。大地さんの手間は大分省けたはず
「ふむ。そろそろ眼が覚めるはずなんだがな・・・」
「・・・ん、そんなに時間経過した?」
「まだ一時間程じゃが、あやつなら十分じゃろ・・・それに言っていたじゃろ、氣(ss)は枯渇しても意識はあると(身体が休息を欲するだけ)。今回は特別じゃから意識が無くなったがの・・・」
「・・・あ、言ってた。だた「ん・・・ここは」」
起きた! 頭を振ってる所を視ると意識の混濁が起こってる?
「ぐ・・・あ、そうだ。術式の途中で意識が遠のいたんだった…キョロキョロ(左右視渡す) じいさん、結果はどうなった?」
良かった、大地さんの様子を視ると問題なさそう。術式の結果をお爺さんに確認している
☆★☆ 大地 ☆★☆
「ん・・・ここは」
頭が蕩揺するぞ・・・それに何だったかな・・・
「ぐ・・・あ、そうだ。術式の途中で意識が遠のいたんだった…キョロキョロ(左右視渡す) じいさん、結果はどうなった?」
光が3つに分かれた後、どうなった? じいさんに聴いてみると
「結果だけを視ると成功だと言えるぞ、3個の卵が誕生したのは予想外だったがの」
「光が3つに分散した結果、卵が3個になったって事か・・・しかし、なぜそんな事に({…クイクイクイ(服引っ張られる)}) ん?」
隣を視ると、心配そうな顔の櫻ちゃんが。周りには皆の心配顔があるのに気附いた
「あ~、すまん・・・もう大丈夫だ。心配させて申し訳ない」…ペコリ(お辞宜)
「・・・凄く心配した」
櫻ちゃんの言葉に皆がうんうん頷いている・・・参ったな~、心配させるつもりはなかったが・・・結果、心配させたからな~…ポリポリポリ(頬掻き)
櫻ちゃんを招き寄せると、胴に腕を回して抱き附きだしたので頭を撫でてあげる。逆の手で綾目さん手招きし、抱き寄せると頭を肩に乗せながら身体を預けて来たので、頭を撫で撫でする
桃ちゃんは初め驚いていたが、途中から興味深く観察されだしたよ・・・花梨は澄ました顔してるけど、殺気? が僅かに漏れてきてるんだが・・・態と? 態とないのか? めっちゃ怖いっす、夜道の1人歩きできね~~…ダラダラダラ(汗)
うん、今が丁度いいかもしれんな・・・技能使用の最の出来事は、後で話あうか
「じいさん。すまんが皆で話合う時間を作りたい・・・一時ほど時間を貰えないか?」
「ふむ。そうじゃの~・・・話し合いが済んだら呼んでくれ、儂は他の仕事をしているからの・・・じゃ」…シュタ!(片手上げ)
「すまん。恩に着る」…ペコリ(敬礼)
じいさんが姿を消した・・・無理を言って時間を作って貰ったので、早急に話会うか~
皆で車座になって座り、色々な事を話した・・・お互いの事 これからの事 綾目さんと関係を結んだ事 櫻ちゃんに想いを伝えられ、受け入れた事。ロリ疑惑が発生! 成人するまで手を出さない。っと、誓いを立てる事で事なきを得る 櫻ちゃんと綾目さんには別に時間を作って話あう事 等々、多大な時間を使わして貰い・・・じいさんには悪い事した
つづく
呪文を囲いました
靈獸創造 使用の際、減少する効果変更
最大値 ⇒ 絶対値 に変更
桃子の扉。極楽浄土⇒梅埜園




