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エクスプロージョン

サブタイトル手抜き過ぎますね。

それからの私と彼は本当に幸せだった。

遊園地へ行ったり海へ行ったり。

ありきたりベタな付き合いだったけど私達にとっては夢の様にふわふわした最高の時間だった。














いつも通り学校を一緒に帰っていた。

周りにも何人かの生徒が居た。

彼と日曜日のデートの事を話していた時それが起こった。


激しい光と振動が走った。

後を追うように音と物体が飛んできて。

彼が何か言った気がした。

私には全てがスローモーションに…。

危ない。

何か板が飛んでくる。

私目掛けて。

あれ、私に当たるなぁ。


考えもしなかった事に対して私ってこんなに弱いんだ。

完全に他人事の様に薄い布の後ろから世界を見ている様。


あ、当たる。

死んじゃうかもなぁ…。


そう思った瞬間横から拳が飛んできてその板を砕いた。

彼はそのまま私を抱いて盾に成ってくれた。

こんな時に思うのも不謹慎な気がしたけど思わずかっこいいと思った。


「大丈夫か?!」


「だ、大…丈夫。」


それ聞いて彼は安心したのか直ぐに立ち上がって救急車と消防車を呼び、他の怪我人の手当てを始めた。


私は気が緩んでしまい意識を手離した。














次に目を覚ました時にはお母さんとお父さんが居た。

どうやらここは病院のベッドの上の様だ。

彼は家に帰ってるらしい。

TVをつけるとあの爆発の事ばかりをやっていた。

そりゃそうか。

なにが起こったか全然わからなかった。

どうやらあれは花火に引火し爆発した様だ。

前にネットで知ったアメリカの花火工場の事故の事を思い出した。

あんな大惨事じゃ無くて良かったと思う。


他に巻き込まれた人は大丈夫だったのだろうか。

彼も怪我はしてないだろうか。


色々と気になる事はあったが帰る両親を見送り、TVを消した。

1日入院らしいので明日には家に帰れる。

そう言えばこの日は爆発事故なんて無かったはずなのにどう言う事なんだろう?

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