宗教、呪い設定
基本設定
生物の持つ記憶は、感情を生み落とし、それらは力を持ち始める。
後悔の怨念は死者の魂を彷徨わせ、他者への恨みは呪いとして害をなす。
畏怖と尊敬の祈りが束なると、その存在を神へと昇華させることもある。
龍の神の亡き後、地上は不安定であった。
何者かに縋る信仰が集まったため、現在の宗教組織、その神々の原型が生まれた。
龍の神を信仰していた『龍神教』
太陽神に祈りを捧げ共存する『照翼会』
天使と共に女神を信仰する『聖教団』
この三つが三大宗教とされ、高い社会的信用を得ている。
加護
神から与えられる不思議な能力は加護と呼ばれる。
例えば、竜の力を得て竜人として変質したり、あらゆる不都合を退ける光を与えられたり、治癒と防御の能力が付与されたりすることがあり、聖職者は一定の戦闘力を持つ。
与えられる力の大きさはそれぞれの神の裁量に任されるが、基本的に淘汰されていない時点でまともな神である可能性が高いので、精神的に安定している人や既に功績を立てた英雄に加護を与えることが多く、やはり社会的信用を得て、さらに信者が集まっている。
特別な能力を与えられずとも、肉体の強度上昇などの基礎戦力の上昇は望めるので、更なる強さが欲しいのであれば神に祈るというのは現実的な手段である。
祝福
恒常的な力を与えられる加護とは違い、一時的なもの。
供物と共に祈りを捧げることで正しい道筋を教えて貰ったり、怪異から匿ってもらうこともある。
聖職者に対して依頼し、解呪や治癒を受けることも祝福である。
神への対話による交渉が祝福。神から与えられた信用が加護である。
呪い
嫉妬や怨念が呪いに転じた現象。
多数の手で抑え込まれるような金縛りが、最も多い呪いの効果とされている。
呪いが原動力となり、怪異や呪物、アンデットが発生することもある。
聖職者に祓ってもらうか、呪いで対抗するか、封印魔法などの一部の有効性のある技術が対抗手段とされていて、物理攻撃の効能は薄い。
それらの等級は照翼会によって定められ、注意が呼びかけられている。
照翼会の脅威度指針『遮光度判』
人の営みをどれほど暗くするかによって、呪い、怪異、未知現象を推し量る制度。
『陰』
一部がかげる。
・個人規模
・一時的、局所的異常
・弱い加護や祝福で対応可能
・精神、身体的に弱っていなければ気づきすらしないことも
『蝕』
光を遮る。
・個人~小集団
・継続的侵食
・正式祈祷が必要
『穢』
光が濁る。
・血縁、土地、集団へ波及
・放置で拡大
・優秀な聖職者、照翼会であれば、”守光”と呼ばれる聖職位が対応
『禍』
光が歪む。
・村、都市単位
・周囲の常識が変質
・熟練の聖職者、照翼会であれば、”導光”と呼ばれる聖職位が対応
『晦』
光が届かない。
・広域、恒常的異常
・加護が弱体化、または消失
・完全な封印、隔離は難しい
・”導光”が数人であれば対応が可能な場合もある
『没』
太陽が沈む。
・国家級、神話級
・因果、概念の改変
・”翼光”と”導光”全員による、神威降臨儀式での対応を試みる
単純戦闘力を超える未知の力を持つ場合『遮光度判』を元に区分される。
『陰』『蝕』『穢』『禍』『晦』『没』に加え他の特徴で表される。
例を出すのであれば、触れた人間を狂わせる魔剣などは、穢級武具である。




