「スカトロ」の解釈 ―自分を最低だと思いたくないが為の言い訳―
みなさん、「スカトロ」という言葉を聞いてどんなことをイメージしますか?
私のように美少女のお漏らしで興奮してしまう変態諸氏はきっと脳内がピンク色で埋め尽くされるでしょう。
しかし事実として、世間の大多数の人間がイメージするのはピンクではなくブラウンです。
ブラウン、茶色、要するにうんちですね。
「スカトロってあのキモいやつでしょ?」
「うんち食ったりしちゃうんでしょ?」
こんな風に思われる。これはもう、ネットを見ていても間違いなさそうです。
おしがまも、便失禁も、食糞も塗糞も、全ては「スカトロ」という一つの言葉に括られて忌避されている。
私たちがどれだけ好きでも、これは揺るぎない事実なんです(美少女のお腹はゆるゆるであってほしいが)。
私はこの風潮に一石を投じたい。
スカトロにも色々あるんだぞ、という主張の石で、屈強なるゴリアテを倒したいんです。
ということで、「スカトロ」という言葉について今一度考えてみましょう。
スカトロジー(英語: Scatology)とは、糞・尿に対する研究・考察を言い、日本語では糞便学とも言う。また、糞尿への興味や、それを愛玩して性的興奮を感じること、糞尿に関するユーモア、糞尿や糞尿愛好等を主題とした文芸作品等も指す。糞尿趣味を指す場合はスカトロと略されることもある。これらに関係する人間を指してスカトロジストと呼ぶ。
(Wikipediaより抜粋)
ウィキペディアで「スカトロジー」のページを見てみると、こんなことが書いてありました。
糞尿趣味とかストレートに言われると、う〜ん、あんまり良い気がしない。
ていうか糞便学っていうのがあるんですね。確かに、糞便は生物には付き物。研究の歴史は私の思っているよりも深そうです。
あっ! じゃあスカトロは学問的な意味合いがあるんだから、嫌われる必要なんてないんだ!
……とはいかない。
学問だろうが何だろうがキモいものはキモいです。
ゴキブリを生物学的に解説されても「キモっ」ってなるでしょ?
そもそも難しい話はしないってキーワード付けたので、学問がどうのこうのは無視です。無視。
しかし糞尿趣味がウィキペディアに書いてあるということは、やっぱりある程度はその支持者が存在するということ。
日々肩身の狭い思いをしているので、これは嬉しいですね。
とはいえ、「糞尿趣味」という表現もまたちょっと解釈の幅があります。
察しの良い方々(おそらくは普段から件の趣味を楽しんでいる方々)なら気付いているはずです。
そう。「糞尿趣味」という言葉は、
「糞尿そのものに性的興奮を覚えること」と「何者かが糞尿をすることに性的興奮を覚えること」の二つの解釈ができます。
私の持つ「糞尿趣味」はもちろん後者であり、同志のほとんどもそうであろうと思います。
これを前者と捉えられるのは、ぶっちゃけ甚だ心外です。
私なんかはあくまで2次元美少女がおしっこやうんちをしちゃってる姿に興奮しているので。
妄想を楽しむにしてもエロ漫画・小説を読むにしても、その画面の中に「おしっこやうんち等の排泄物」と「排泄物を出す人(私の場合は美少女が好ましい)」の両方がいなければ成り立たない。
これがどちらか片方になってしまうと、それは「ただの排泄物」と「ただの人」です。この二つが結び付いて初めて性的興奮が生まれるんです。
もちろん、糞尿そのものが好きという人のことを否定するつもりはありません。それも多様性です。
しかし私は美少女の方にウェイトがかかってるんです。
これが意味を混同されて、性癖を誤認されては困る。なんなら、経験した人もいるんじゃないですか。
スカトロ、糞尿趣味という言葉にはこういった落とし穴が仕掛けられている、ということをまず理解しなければいけない。
次に考えるべきは、「スカトロ」の中身についてでしょう。
ぱっと思いつくだけでも色々あります。
おしがま(尿意を我慢すること)、おしっこお漏らし、便意我慢、うんちお漏らし、野外排泄、浣腸、おなら、嘔吐、食糞、塗糞…………
これスカトロ性癖無い人が見たらどう思うんだろう。
少ないですか? 多いですか?
ちなみに好みごとにもっと細かく分類すると、多分ここに収まり切らなくなります。
おっと、さっきの「糞尿そのものへの興奮」も入れないとですね。
これだけの数があるんだから、「スカトロ」と一括りにするのがそもそも無理な話なんですよね。
この中の特定のものしか受け付けないという人もいます。
例えば、「私が好きなのはおしっこ系で、うんちは興奮できないんだ」とか、「いや俺はうんちじゃなきゃダメだね。おしっこは論外だ」とか。
挙句の果てには「僕はおならが好きなんだ。うんちが出たら萎える」なんて人もいます、実際に。
どんな性癖も認めると言いつつ、やっぱり私も心のどこかに「流石に食ったり塗ったりはキモいな……」という感覚があります。
まあ、認めるのとそれを自分の趣味にするかどうかは関係無いので、そこは許してください。
とにかくスカトロ好きの中にも好き嫌いや派閥があるわけですから、「スカトロ」という一つの性癖にされるのは困ります。
個人の趣味を尊重して、言葉を分けなければいけない。
私が執拗に「スカトロ」の分類を訴えるのは何故か。
「いやお前、結局スカトロはスカトロじゃねえか!」
そういう声も出てくるでしょう。
でもよく考えてみてください。その「スカトロ」の中にも広く受け入れられている概念があります。
『聖水』
はっ! ってなりました?
私は知っています、
お〇まいのお漏らし回で歓喜の声が上がったことを。
無〇転生のアニメの迷宮編でロ〇シーが失禁し、視聴者を大いに喜ばせたことを。
記憶に新しいですよね。
糞尿に関わる性癖が全て「スカトロ」であるならば、これらの例も「スカトロ」ということになります。
糞尿を食べることに興奮するとされるあの「スカトロ」と同じということになります。
そんなこと言えますか? お兄ちゃんも師匠も泣いちゃいませんか?
だから私は何度でも訴える。
「スカトロ」という言葉で括るな、と。
思うままに書き連ねてみましたが、やっぱり「スカトロ」って言葉良くないですよ。
分かっていただけたでしょうか。
既に分かっている方々は、この問題点を再確認できたでしょうか。
タイトルにもある通り、全ては自分を最低だと思いたくないが為――自分の受け付けない趣味を押し付けられない為の問題提起です。
読んでくださりありがとうございました。
引用:Wikipedia「スカトロジー」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
(2025/11/22)




