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2年1組、クラスのメンバーを見渡すと、あの時のクラスメンバーそのままだ、何度か同じクラスになったメンバー、初めて同じクラスになったメンバーもいる。1番後ろの机で頬杖をつきながらメンバーを眺めていると1人の女性が声を掛けてきた。

「の、のもとくん!初めて同じクラスになったね!わたし、古屋裕子、これからよろしくね」

緊張した面持ちで声を張りながら裕子は自己紹介をした。

真実は頬杖をつきながら裕子の顔を見上げて見つめた。裕子は見つめられているのに耐えられなくなってしまい「それじゃあ・・また・・」と言って踵を返して足早に教室を出て廊下を走り去ってしまった。

真実は姿勢を変えず、なんとも懐かしくて微笑ましい顔をしながら開いた窓から見える裕子が走り去っていく背中を目で追いかけていた。

(裕子か、懐かしいな・・・・可愛いい奴だ・・早く夏にならないかなー・・・・いかんいかん、それよりも先に石本をなんとかしないといけない)

真実はふと我に返って考えに耽る。


石本真子は見た目清楚な感じでいつも恥ずかしそうな顔をしていて可愛らしい子なのだが、それは表の姿であって、裏の顔はちょっと変わった感じの負けん気が強くて変にプライドが高い。オレもタイムリープ前は高校生の時に話を聞いたのだがオレに告白したのは佳代と仲良くしていたから奪い取ってやろうと思っていたらしい。その後、佳代は憲一と付き合ったことで標的が憲一になったらしく憲一は真子からかなり付き纏われたようである。憲一と佳代は高校1年の夏前まで付き合っていたのだが、佳代が他の男と付き合うという事で別れてしまった。その後、憲一は真子に告白するが見事に撃沈、フラれるのである。真子が憲一を振った理由は佳代と別れて興味がなくなったそうである。

なぜそこまで佳代に敵対意識を持ってしまったのかは謎である。

そんな真子とオレは付き合う気はないのだが・・だが少し真子と付き合うことでどうなるかというのも気になる。オレの予想では真子から告白を受けて付き合った後に佳代と憲一が付き合ったことがみんなに知れ渡る。そのタイミングで真子はオレではなく憲一に興味を示して別れるとか言いそうな気がしてならない。ん?付き合ってもフラれるんじゃないかオレ・・・・。さてさて真子の告白やり直す?


〜 YES or NO 〜


(うーん・・・・、今回は逆を行ってみようか・・YESだ! )真実がそう決断した瞬間

『ピコーーン』

再び真実の頭の中で電子音がしたように感じた。

(この電子音はなんなんだ?麻耶の時も同じ音がしたよな・・・・なにかのフラグが立ったのか? わからん、気にしないでおこう)

真実は今後の流れを再確認と進む道を決めたのであった。

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