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恋愛をやり直しますか? 〜 YES or NO 〜  作者: 相賜 奏合


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122/127

[113]

ヒアリングが終わり、

新谷が紙を集め始める。


皆、

何事もなかったように、顔を上げる。


新谷がヒアリングシートを片手に教室から出て行くと、重いものから解放されたような空気が、教室に戻ってくる。


1人を除いては・・・・


真実だけは、何も戻っていない。


俺は、カバンを手に取り、

重さに耐えるよう、

じんわりと立ち上がった。


誰にも声をかけず、

誰とも目を合わせず、

教室を出る。


廊下に出た瞬間、

ようやく、少しだけ軽くなり、息ができた。


(・・・・もう、ここには通いたくない)


言葉にしなくても、

それは、はっきりと決まっていた。


(このクラスには、俺の居場所はない)


(いや・・・・)

(最初から、なかったのかもしれない)


俺は、そのまま校舎を後にした。


背後で、

チャイムの音が鳴る。


世界は、

今日も何事もなかったかのように、

動き続けていた。

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