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タイムリープ前の回想シーン

其の③

チャット誤爆騒動から数日、真実は迷走状態に入っていた。麻耶にフラれた時はコミュニケーション不足だと思って、今回の佳代はコミュニケーションをしっかり取っていたら別の男に先を越される。どうしたらいいんだ? と悩み、負のスパイラルにハマっていきそうであった。(彼女が欲しいなー・・・・付き合ってくれる人いないかなー・・・・)なんて考えている時にふと真子の顔が浮かんだのであった。佳代に対する気持ちがなくなった事で気持ちに大きな空きができたところにすっぽりと真子と一緒に帰った時のビジョンが入り込んでいた。気持ちに空きは出来たものの、心の余裕はまったくなかった真実の姿がそこにあった。思い立ったら吉日だと言わんばかりに真子に告白をする決断をするのだった。さてさて、この焦る気持ちでの告白は吉と出るか凶と出るか。


放課後、真実は下校で帰ろうとしている真子を呼び止めた。周りに人がいなかったので、今がチャンスと言わんばかりに話があると言って真子の足を止めたのだった。真子は怪訝な面持ちで言葉も発さず真実の顔を見ているのだった。側から見るとかなり気不味い状況であったが、真実は気にせず話を進めた。

「石本さん、この前断ったんだけど、やっぱりオレと付き合わないか?」

真子は顔色を変えずに返答する。

「島原さんのこと好きだって言ってたのに急にどうしたの?」

(どうしたの? と言われても、好きだった佳代は憲一と付き合ってダメになったから真子と付き合おうなんてそんなムシのいい話は出来ない・・・・なんて返答しよう・・・・ )そんな事を考えていると少しの間が出来てしまっていた。その間を嫌った真子が話し始めた。

「島原さんと3組の豊川くんと付き合ったんだよね。だから私でいいやって感じで言ったんだよね」真実は図星を突かれてたじろいながら「いや、そんな感じじゃなくて・・・・ 」と誤魔化したが真子には通じなかった。「そんな代わりみたいな感じで言われると気分が悪いんだけど・・・・まぁあの時に断られたことで私もう冷めちゃったから野元くんと付き合う気はもうないから。じゃあね」真子は真実に辛辣な言葉をぶつけてそのまま立ち去ってしまった。真実はまさかそんな事を言われるなんて予想もしていなかったのでショックが大きくその場でガックリと項垂れてしまうのであった。

(あー 、やってしまったー 、昨日に戻って石本さんの告白を取り消したい・・・・ )

予想通りの? 思い立ったら凶日となってしまったのである・・・・。


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