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日常で世界を変える(定本編)  作者: mei


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8月2日 満塁(淮南高校戦)

 朝から廃品回収が行われている。まだ、真夏の暑さが残る中、みんなよく働いていた。今日から、夏期講習が始まっていたり第1クールは、2日から9日まで。第2クールが17日から24日まで。俺がこれから勉強したらどれくらいら上がってくるのだろうか?


 ー7月29日ー


 7回ノーアウト満塁。打席には、1番侑大が打席に入った。この場所から、侑大を見つめるのは、なんだか懐かしい気持ちになっていた。昔は、俺が1番で侑大が2番なんていうこともあった。その時は、ノーアウト2塁なんかで、ここからよく見ていた気がする。さぁ、ここで打って俺をホームに返してくれよ。俺は、リードをしながら侑大の方を見つめる。セットポジションに入った湯浅は疲れているはずなのに。全然ストレートは走っていた。ここまで、カーブとチェンジアップで追い込まれた。大丈夫だ、まだ打てる。

 セットポジションに入った湯浅は、第三球目を投げ込んだ。ボールは、外角に真っ直ぐに投げ込まれた。侑大は、バットを振らずにキャッチャーミットへ吸い込まれていた。審判は、腕を高く上げる。ピッチャーの湯浅は、表情一つ変えずにキャッチャーへとボールを要求していたのだった。三振となった侑大は、悔しそうに1塁へと戻っていく。そりゃあ、そうだよな。ここで、打席には2番の八幡が入る。そして、ネクストバッターサークルには橋本が。湯浅は、サインに頷き再びセットポジションに入る。初球は、山なりのカーブが。八幡は、バットを振らずに見送った。やっぱり、ここでカーブを投げれる勇気が凄いよな。俺は、思わず尊敬してしまった。監督は、打てのサインのみかぁ。たしかに、ここでスクイズはかなりの勇気がいるだろうな。セットポジションに入った湯浅は、再びサインに頷く。

 第二球目は、インコースにずばっとくる。審判は手をあげる。あのコースに決められたら手が出せないな。これでツーストライクノーボール。ヤバい、なんとかバットに当ててくれ。幸いにも、ランナーの三人は全員脚は速い方。あとは、ゴロを転がせればスピード勝負でなんとかなるかもしれない。セットポジションに入った湯浅は、何を投げるのだろうか。脚を上げ腕を上から振り下ろす。ほんの一瞬だったが、ボールを鷲掴みになっているのがわかる。投げたボールは、ゆっくりと低く落ちていく。バッターの八幡は、ボールの上を通っていく。これで、ツーアウトかぁ。いよいよ追い込まれた。

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