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日常で世界を変える(定本編)  作者: mei


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5月31日 最終日

 俺は、チャリを漕ぎながら、学校を目指した。そう言えば、今日で5月も最後かぁ。激闘の日々が頭の中を曲がった。5月もいろんなことがあったなぁ。GWで始まった5月は、怒涛の日々だった。自分の怪我もあったし、瀬戸の病院にも行った。遠山の引っ越し、練習試合、永谷や侑大の問題にも巻き込まれた。今、いろんなことが蘇っていた。

 やっと、学校前まで、やってきた。前には、多くの聖徳高校の生徒が自転車に乗っていた。信号待ちということもあり、後ろからも自転車に乗った生徒が来ていた。聖徳高校が山奥にあるということもあってか、生徒は、自転車通学がほとんど。そういや、瀬戸や下田は大丈夫なのだろうか?あれから、病院には行ってない。そろそろ行った方がいい気もしていた。

 そんなことを考えていると、自転車置き場についた。まだ、7時55分ということもあり、自転車がたくさん並んでいることはなかった。1番近くの方に止めて、鍵をかけた。俺は、前カゴからカバンを取り出し、歩き始めた。

 グランドからは、大きな声が響き渡っている。やってる、やってる。今日は、2年と1年が朝練をする予定になっていた。監督が打ったボールは、ショートの優聖のところに飛んでいた。優聖は、ボールを軽快に捕球し、一塁に投げ込んだ。どうやら、ノックをしている見たいだ。

 優聖に続いて、ボールが飛んできたのは、セカンドの戸田のところにきた。しかし、ボールは、キレイにグローブの下を通っていく。すると、横から大きなヤジがとんでいく。楽しそうだなぁ。アイツら。

 すると、右肩に手が触れたような気がした。後ろを振り向くと、そこには、橋本と橘がいた。


 橋本「うぃー」


 横にいた橘は、とても嬉しそうにしていた。


 俺 「おいー」


 俺が話そうとしたら、間髪入れずに、橋本が話してきた。


 橋本「元気か?」


 どうやら、橋本や橘も俺と同じように、練習を見守っている様だった。


 俺 「当たり前ー。てか、昨日、何しててん」


 知ってはいたが、橋本に聞いてみた。


 橋本「だから、一昨日、休むって言ってたやろ?」


 橋本は、確認するように話してきた。

 

 俺 「いや、ホンマに休むとはおもわんやろ」

 橋本「休むに決まってる」


 俺たちは、笑い合っていた。横にいた橘は、手を叩きながら、最高の笑顔を見せてくれた。俺たちがこうしていれるのもあと2ヶ月だった。


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