1日1PVの底辺作家が100万PV突破してコンテストで準グランプリを取った話。
経験談が誰かの参考になれば幸いです☆彡
以前、
1日PV1の底辺作家が累計50万PVになるまでを語る。
というエッセイを書いた事がありますが、これはそれの続編、になるのでしょうか?
続編というより上位互換だと思って頂きたい。
という訳で初めましてmonakaと申します。知ってくれている方はありがとう本当にありがとうありがとうありがとうありが(以下略)
前回の内容と被りまくりかもしれませんが今までの事を振り返っていくやつです。
筆を折ろうかと迷っているような方々の背中を押せる内容になったらいいなと妄想しております。
簡単にここまでの流れを書いていくと、自分は小説家になろうへ小説投稿を始めてから2年とちょっと。
初投稿作品は、完結まですべてかき上げてから全6章を1章ごとに投稿しました。
つまり、20万字あったとして、それを6分割で投稿……アホですよね。
勿論章により文字数のばらつきはかなりありますが、多い所で7万文字ちかくあったりして、誰が読むんだよこんなの的な状態でした。
勿論結果としては、誰も読まなかったわけです。初日に全6話全て投稿し、まさかのPV1。これある意味凄くないですか?
投稿したら普通もっと、もうちょっとは覗きに来る人いますよね?
今思えばなぜこんな事になったのかよく分かりません。少なくとも読んでもらえるような努力を一切しなかった結果です。
それからいくつも長編を書き、投稿していきましたがそれでもまだ何も分っていなかったので1話につき7000文字とか余裕でした。
それは完結した時多少ブーストがかかり4500PVくらいでフィニッシュ。
今なら原因はいろいろと分っていますが、
まずタイトルで目を引けない。あらすじが面白そうじゃない。1話目の引き付けが弱い。本題になかなか入らない。鬱展開がすぎる。時間ぴったりに予約投稿。執筆の基本ルールが分かっていない。
などなど、ダメな所をあげればキリがありません。
例えば、長いタイトルを嫌う人は勿論居るのですが多数ある作品の中から少しでも効果を出すには一つの手段として有りですしむしろ効果的です。
あらすじも説明しすぎと言う人はいますがその辺をぼかしてポエミーな事を書いていても本文にたどり着いてもらえません。
読んでるうちに面白くなるとしても1話目読んでやめてしまう人がめっちゃ多いです。
本題になかなか入らず読者がイライラして離れます。
鬱展開が酷すぎて読者が離れます。
時間ぴったりの予約投稿だと同じ事してる人が山ほど居る為、新着に乗っても一瞬でどこか彼方へ飛んでいきます。
基本的な執筆ルールが分かっていないと、一部の読者はそれだけで読むのを辞めてしまいます。
ふと思いつくだけでもこれだけいろいろある訳です。
勿論才能に溢れてる人、運がいい人などはこんな事一切気にせずともばっこーんと1~2話しかない状態でもランキングを駆け上がっていきますが、どうあがいても自分にはそういう才能はありそうにないのです。
先程いろいろ書いた問題点というのは全てをクリアしなければいけないわけじゃなく、自分の作風に無理がない程度に取り込める部分を取り込んでいけばいいと思っています。
どうしてもシンプルタイトルがいいなら他で引き付ける努力をすればいいし、鬱展開が好きなら序盤から救いがあるかも的フラグをちらつかせてメリハリをつければいいし、やり方はいろいろだと思います。
そして、分かりやすく結果を出しやすい方法としては更新頻度を上げる。
これは更新のたびにある程度の人が見てくれるわけですからそれを繰り返していけばファンになってくれる人も増えるかもしれません。
自分もちょうど1年前くらいに書き始めた
ぼっち姫は目立ちたくない!
という作品で、物は試しと毎日投稿を始めました。これを書いている今もそれは継続中です。
気に入って下さる人も増えて、レビューをもらったり感想をもらったり、タイミングがいろいろ良かったのか、書き始めて2か月くらいでしょうか、ハイファンタジーランキングで55位に入って、それからずっと毎日2000~4000くらいのPVが続いています。
ランキングから消えても読んで下さる人がいて、丸1年毎日投稿を続けたほんのちょっと前、ついに100万PVを突破致しました。
自分にとっては本当に驚愕の数字で、それまでは完結でも4500程度だったのが100万ですよ100万。
本当に読んで下さる読者には感謝してもしきれません。
本編は完結までの道筋がだんだん出来てきた頃合いなので、うまい事まとめて恩返しをしたいところではあります。
……が。
ここからが問題でして。
現在、100万PV突破したぼっち姫以外に、毎日投稿を2作、プラス今は新作を投稿し始めたところで、書き溜めがあるうちはそれも含め合計4作毎日投稿している訳ですが……。
ぼっち姫以外は特にこれと言って凄い数字が出ている訳ではありません。
つまり、あれこれ書いてきたところでぼっち姫以外は鳴かず飛ばずなわけですよ。
これは作者としても由々しき事態といいますか、10万をこえている物もあるにはありますがぼっち姫クラスを今から育てておかないと、ぼっち姫が完結した時困ってしまう訳です。
かと言ってウケを狙って書きたい内容を変える気にもなれなくて、その辺ずっと頭硬く頑固になっております。(多分それがダメ)
そんな折、息抜きとして、勢い任せに5000文字くらいの短編を書きなぐりました。
そしたらそれがなんとネット小説大賞短編にて準グランプリを受賞してしまいまして……。
いろいろ目まぐるしく状況が変化して忙しさが増す中、その他の作品人気は結局あまり変わらずという現状です。
ここまで読んで下さった方は、結局たまたまぼっち姫って作品が100万PVこえて、運よく短編が受賞しただけだろ。
と思うかもしれません。
ただ、それでいいんだと思ってます。
よく考えても見て下さいよ。
才能がありゃもっとわかりやすく伸びるでしょう。もっといろんな人の目について上昇するチャンスも多いかもしれません。
でも、自分のようにそれが無い人種にとって出来る事をやって勝負していくしか無い訳ですよ。
それが自分にとっては【継続】でした。
1年以上毎日投稿を続けてやっと100万です。
ランキング上位にぽんっと最初から駆け上がった人が100万PVいくのにどれだけかかります? 下手したら1週間くらいですよ?
普通に考えたら同じ事をやるのは無理です。
だから自分に出来る事で勝負していきましょう。というお話。
自分はコツコツ継続型だと思っているので今後も出来る限り毎日投稿を続けていくでしょうし、新作も書いていきます。
いつか何かが当たればいいのです。やりたいようにやって読者が付いて来てくれるならそれが最高じゃないですか。
そんな事ばかり言ってるからヒットが出ないのかもしれませんが(笑)
少なくとも、勝負の方法は人それぞれあって、何が正解、というんじゃないんだという事と、続けていればいつ何がおきるか分からない、という事です。
自分は受賞の件でそれを学びました。
本当に嬉しかったですし、自分のスタンスというかやり方について間違っていなかったんだなと思わせてもらえました。
書き続けていれば文法的な問題は解決していくと思いますし、書かないより書いた方が見てくれる人が増えるのは当然なのですからやらないよりやった方がいい。
そうしてればいつか何かがおきるかもしれませんよ?
自分はそれを夢見て今日もひたすら書き続ける日々を送っております。
もし伸び悩んでいる人や筆を折ろうと思っている人がこれを読んで何を思うか分かりませんが、続ける事は意味がある事なんだというのが伝わればいいなと。
宝くじだって買わなきゃ当たらないんです。
書かなきゃゼロでも書いたら0.000001くらいにはなるかもしれないじゃないですか。
小説が好きなら、書くのが好きなら書かなきゃソンソンですよ♪
ぐだぐだと駄文を失礼いたしました。
もしよろしければ、下にリンクを張っておきますので他の作品を覗いてみてもらえたらいいなと思っております。
というわけでちょっと宣伝させて。
【ぼっち姫は目立ちたくない!】
ドタバタTSファンタジーです。1話2000文字くらいで400話以上90万文字あるのでがっつり読みたい人向け。わちゃわちゃ有りシリアス有りです♪
【親友が異世界召喚からのTS勇者で魔王倒して帰って来たけど体が女のままだから恋愛対象どっちにするか迷ってるらしいが知った事じゃねぇ!】
ネット小説大賞短編にて準グランプリを受賞した作品になります。こいつどんなん書いてるんだろう? って気になった方はこいつを覗いてもらえるとだいたいわかります(笑)
そして、今一番皆さまに押したいのがこちら。
【おさころ〜気になる幼馴染が特殊性癖のヤバい奴な上に私より可愛くて腹立つのでこいつ殺して私も死ぬ〜】
数日前から投稿を始めた最新作です! ちょっとニッチなので刺さる人と無理! って人が分かりやすくでちゃうかもしれません。
3話まで読んでみて無理だと感じたらブラバ推奨、という事にしております。
他にも作品沢山ありますが、まずはこのどれかをお読み頂けると!
特に新作を読んでもらえると嬉しいなって。
それではどこか別の作品にてお会いできることを願って☆彡