表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/14

プロローグ

4作目

 私は幼いころから誰よりも頭がよかった。

 10歳でハーバード大学を卒業、なんてアニメみたいなことは無かったが、周囲の大人からは天才だの神童だのいわれていた。裏では気味悪がっているのに。

 学校では当然のごとくいじめにあったが、誰にも気づかれずにやり返すことくらい造作もなかった。

 中学を卒業すると特殊な教育機関に入った。私みたいなやつがたくさんいるらしい。

 そこなら私と肩を並べることの出来るやつがいるかもしれないと少し期待していた。

 期待、していたのに。

 そこにいたのは確かに頭のいい、天才と呼ばれる人間ばかりだった。しかし私から見れば他よりはマシといった程度だった。

 退屈な人生に嫌気が差した。

 私には生態系を乱し、環境を破壊する人間が無駄な存在に思えた。

 だから軍事関連の研究機関を騙してあれを作り――――



 世界を、人間を(ほろ)ぼすことにした。

次話から本編です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ