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第1話 わくわくすること。どきどきすること。

 ぽぽとぺこの物語。わくわく島のこと。


 わくわくすること。どきどきすること。


 わくわく島にようこそ。


 あるとっても波が穏やで風が暖かい南の海の上にわくわく島という小さな島がありました。

 小さいけど、とっても実ある不思議な空や海や陸の動物たちのたくさんいる自然の豊かな島です。(珍しい果物とか植物や花もたくさんありました)そんなわくわく島にぽぽとぺこというとってもなかよしの女の子たちがいました。

 ぽぽとぺこはいつも一緒にわくわく島の中を(とことこと駆け回って)冒険して遊んでいました。

 そんなある日、ぽぽとぺこはわくわく島の自然にできた大きな洞窟(悪魔が大きな口を開けているみたいに見えるので、悪魔の洞窟という名前がついていました)の中で冒険をしていて、とても不思議で珍しい動物の子供と出会いました。

 それは天馬の子馬でした。

 背中に白い翼のある美しい真っ白な子馬です。

 でも、その天馬の子馬はとても大きな嵐にでもあったのか、(少し前にわくわく島にもとっても怖い嵐がやってきました)強い獣に襲われたのか、あるいは仲間にいじめられていたのか、わかりませんがからだのあちこちが傷だらけでした。

 お父さんもお母さんもいなくてひとりぼっちです。

 怪我だらけで、お腹もすいているみたいで、とても弱っていた天馬の子馬は震えていて、その大きな宝石みたいな青色の瞳からはたくさんの涙を流していました。

「とっても可愛いそう」

「どうしたの? もう大丈夫だよ」

 ぽぽとぺこは天馬の子馬にそんな風にして、優しく声をかけました。

 でもひどく怯えていた天馬の子馬は怖がってしまって、震えながらどこかに必死になって隠れようとしました。

 そんな天馬の子馬を見て、ぽるとぺこの心はとっても痛くなりました。

 傷だらけの天馬の子馬は足を痛めているのか、(後ろ足を引きずっていました)遠くに逃げることもどこかに隠れることもできませんでした。

 ぽぽとぺこはそんな天馬の子馬をしっかりと抱きしめました。

 するとぽぽとぺこに捕まってしまった、ずっと怖がっていた天馬の子馬はやがて二人の女の子が敵ではないとわかってくれたのか、震えなくなって、じっと二人の顔をちゃんと見てくれるようになりました。(とっても嬉しかったです)

「さあ。おいで。お腹すいてるでしょ?」

「それに怪我の手当てもしないとね」

 ぽぽとぺこは優しい声で天馬の子馬に言いました。

 すると天馬の子馬はまた泣き始めて、その宝石みたいな青色の瞳から、ぽろぽろと大きな大きな涙の粒を溢しました。

 それはとても美しい涙でした。

 それがぽぽとぺこと天馬の子馬の女の子のななの初めての出会いでした。

 そして二人はななとお友達になりました。

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